ネオクラシカルメタル
Neoclassical metal
様式的起源ヘヴィメタル
クラシック音楽
スピードメタル
プログレッシブ・ロック
速弾き
文化的起源1970年代後半?1980年代初頭
ヨーロッパ、北アメリカ
使用楽器エレクトリック・ギター
エレクトリックベース
ドラム
キーボード
関連項目
プログレッシブ・メタル
シンフォニックメタル
パワーメタル
メロディックスピードメタル
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ネオクラシカルメタル (Neo-Classical Metal) は、ヘヴィメタルのジャンルの一つ。通称ネオクラ。 1983年にスティーラー イングヴェイ・マルムスティーンに目をつけたシュラプネル・レコーズの社長、マイク・ヴァーニーがこのシーンの開拓を画策。以後、ジェイソン・ベッカーやトニー・マカパイン、マーティ・フリードマンやヴィニー・ムーア、それにポール・ギルバートなどが現れた1980年代中期、ネオクラシカルシーンは過熱を迎えた。イングヴェイ・マルムスティーン 1980年代後半、次から次へと高度な技術を備えたプレイヤーが出現、やがて、シーンは飽和状態へ向かう。その後、1990年代に入ると、ニルヴァーナやコーンに代表される、グランジ・オルタナティブ・ミュージックの流行もあり、ヘヴィメタルシーン全体が衰退へ向かっていった。 1980年代中期に活躍したギタリスト達の中には『ネオクラシカル』から脱却し、フュージョンまたはファンクスタイルへ移行していった者も少なくなかったが、評価は芳しい物ではなかった。 その一方、イングヴェイが日本武道館での公演で成功を収めた事や、かつてイングヴェイのコピーと言われたクリス・インペリテリ率いるインペリテリが主戦場を日本に移して、オーソドックスなネオクラシカル・メタルを展開するなど、日本での人気は1990年代以降も、ある程度維持されていた。 「ロックとクラシックの融合」というのは普遍的なテーマであり、かつてはディープ・パープルがオーケストラと競演したこともあった。近年ではメタリカやスコーピオンズといった地位を確立したバンドたちがオーケストラとの競演を果たしている。しかし、これは必ずしも音楽の内容ではなく、演奏形態における融合に留まっており、ネオクラシカルメタルとは一線を画すものであると言える。 1980年代から現在に至るまで、音楽性としてのネオクラシカルメタルは、必ずしもヘヴィメタルシーンの中心を担うものではなかったが、その影響は無視できるものではない。ストラトヴァリウスやソナタ・アークティカなどに代表される、パワーメタルバンドの殆どは、ネオクラシカルの要素を採り入れ、セリオンやナイトウィッシュなどのシンフォニックメタル勢、あるいはブラックメタルのバンドたちにもその影響は及んでいる。
特徴
シーン
開拓期?成長期
成熟期?衰退期
現況
主なアーティスト・バンドの一覧
バンド
アイアン・マスク
アーテンション
アダージョ
アット・ヴァンス
アルカトラス(初期)
アングラ
インペリテリ
ヴィシャス・ルーモアズ
Warmen
NZM
カコフォニー(Cacophony)
クライロード