ヌメア
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座標: .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}南緯22度16分33秒 東経166度27分29秒 / 南緯22.27583度 東経166.45806度 / -22.27583; 166.45806

Noumea



行政
フランス
地域圏 (Region)フランス海外領ヌーヴェル=カレドニー
(departement)シュド
INSEEコード98800
郵便番号98818
市長任期)ソニア・ラガルド(英語版)
(2015年-)
人口動態
人口97,579人
2009年[1]
人口密度2 135人/km2
地理
標高平均:m
最低:0 m
最高:168 m
面積45.7km2 (4 570ha)
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ヌメア
Noumea

上空から見たヌメア市街
位置
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座標 : 南緯22度16分33秒 東経166度27分29秒 / 南緯22.27583度 東経166.45806度 / -22.27583; 166.45806
行政
フランス
 市ヌメア

ヌメア(Noumea, ヌーメア)は、フランスニューカレドニア首都であり、最大都市である。
概要

ニューカレドニア本島(グランドテール島、Grande Terre)南部の半島に位置する。南太平洋で最も都市化・産業化された街のひとつであり、メラネシアポリネシアの多くの島からの出稼ぎ移民も多い。
地理
気候

熱帯気候で、1月から6月までは雨が多いが、島の東側よりは少ない。日照時間は長く、晴れが多い。

ヌメアの気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
平均最高気温 °C (°F)28.9
(84)29.0
(84.2)28.5
(83.3)26.9
(80.4)25.2
(77.4)23.8
(74.8)22.6
(72.7)22.8
(73)23.8
(74.8)25.5
(77.9)27.0
(80.6)28.2
(82.8)26.02
(78.82)
日平均気温 °C (°F)26.0
(78.8)26.1
(79)25.6
(78.1)24.1
(75.4)22.5
(72.5)21.1
(70)20.0
(68)20.5
(68.9)21.1
(70)22.4
(72.3)23.9
(75)25.0
(77)23.19
(73.75)
平均最低気温 °C (°F)23.0
(73.4)23.2
(73.8)22.8
(73)21.4
(70.5)19.8
(67.6)18.5
(65.3)17.3
(63.1)17.5
(63.5)17.9
(64.2)19.2
(66.6)20.7
(69.3)21.9
(71.4)20.27
(68.48)
降水量 mm (inch)112.9
(4.445)123.1
(4.846)134.6
(5.299)110.5
(4.35)90.6
(3.567)128.7
(5.067)73.0
(2.874)70.1
(2.76)39.2
(1.543)53.2
(2.094)62.9
(2.476)72.7
(2.862)1,071.5
(42.183)
平均降水日数14.214.217.115.016.817.315.913.19.69.310.311.3164.1
平均月間日照時間232.5209.0201.5198.0176.7156.0182.9201.5222.0251.1249.0260.42,540.6
出典:Hong Kong Observatory,[2]

人口
人口構成

住民構成は以下のとおりである。

ヨーロッパ系

ポリネシア系:(ウォリス・フツナタヒチからの移民)

インドネシア系

ヴェトナム系

メラネシア系カナック(ニューカレドニアの先住民)、ニ・バヌアツ人

人口動態

195619631969197619831989199620042009
市域人口22,23534,99041,85356,07860,11265,11076,29391,38697,579
都市圏人口25,20439,99650,48874,33585,09897,581118,823146,245163,723
Official figures from population censuses.
[3][1]

歴史1857年頃のポール=ド=フランス

ヨーロッパ人の入植前、この地は先住民カナックにとってさして重要な場所ではなかった。この近くに最初の入植地を建てたのはイギリス人の貿易商ジェームズ・パドン(James Paddon)で、1851年のことであった。ニューカレドニアの領有を熱心に主張していたフランス人はその3年後、1854年に島の北部のバラードからこの地に移り、入植地を建設した。1854年6月25日、小さな駐屯地ポール=ド=フランス(Port-de-France)を建設した。1866年6月、マルティニークフォール=ド=フランスとの混合を避けるため、駐屯地の名はヌメアと改名された。当初は政治犯などの流刑植民地だったが、後に近くから見つかったニッケルの採掘の中心地として発達し、日系移民など多くの移民を受け容れた。

大日本帝国時代の1940年には在ヌメア日本帝国領事館が設置されたが、ヌメアの帝国領事館は大東亜戦争太平洋戦争)勃発のため僅か2年足らずで閉鎖された[4]

第二次世界大戦中、アメリカ軍の多くの部隊の司令部がヌメアに置かれていた。戦後、アメリカ軍の司令部施設(ペンタゴナル・コンプレックス)は、南太平洋地域の発展のために作られた国際機関南太平洋委員会の本部として流用された。この組織は後に太平洋共同体となり、その会議においては独立・非独立の別にかかわらず太平洋の島国に平等の地位と投票権を保証することから「南太平洋のミニ国連」(バヌアツの元大統領、アティ・ジョージ・ソコマヌによる表現)となっている。

第二次大戦時に多くの米兵がヌメアに駐留したことは今でもこの地に大きな影響を残している。米兵たちはそれまでの白人たちと比較して親しく地元民に接したことから、ニューカレドニアの人々の対米感情は非常によい。またヌメアのいくつかの街区には戦時の米軍の用語や人名などにちなんで、「レシービング(Receiving)」「ロビンソン(Robinson)」「モータープール(Motor Pool)」など、英語圏の耳からすれば奇妙に聞こえる地名がつけられている。

21世紀においてもフランスはヌメアにニューカレドニア駐屯フランス軍を派遣しており、フランス海軍フリゲート艦ヴァンデミエールはヌメア港を母港としている[5]

2023年1月、第二次世界大戦終結後では初となる日本の領事機関として在ヌメア領事事務所が新設された[4]
対外関係
姉妹都市・提携都市

ニースフランス共和国 プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方)- 1985年


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