ニンゲン合格
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ニンゲン合格
License to Live
監督
黒沢清
脚本黒沢清
出演者西島秀俊
役所広司
菅田俊
りりィ
麻生久美子
哀川翔
大杉漣
音楽ゲイリー芦屋
撮影林淳一郎
編集大永昌弘
製作会社大映
配給松竹
公開 日本 1999年1月23日
上映時間109分
製作国 日本
言語日本語
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『ニンゲン合格』(ニンゲンごうかく)は、黒沢清監督、西島秀俊主演による1999年日本映画
ストーリー

14歳のときに交通事故に遭った吉井豊(西島秀俊)が10年間の昏睡状態から目覚めると、両親は離婚し、妹は親元を離れて恋人と暮らしていた。父の友人であり産業廃棄物の不法投棄を請け負っている藤森(役所広司)が、豊の面倒を見ることになる。家族を取り戻したい豊は、一家が経営していたポニー牧場を立て直そうとするが、10年前に豊を轢いた室田(大杉漣)が牧場を破壊する。そこへ、しばらく姿を消していた藤森が戻ってくる。豊は、藤森とともに引っ越しの準備を始めるが、崩れてきた冷蔵庫の山の下敷きになって命を落とす。
キャスト

吉井豊:
西島秀俊

藤森岩雄:役所広司

吉井真一郎:菅田俊

岩谷幸子:りりィ

吉井千鶴:麻生久美子

加崎:哀川翔

ミキ:洞口依子

室田:大杉漣

久留米:鈴木ヒロミツ

医師:豊原功補

上田明:戸田昌宏

上田の母:山村美智子

トラックに轢かれそうになるオヤジ:諏訪太朗

大鷹明良井上肇、バター犬たろう、アル北郷ガンビーノ小林 ほか

スタッフ

監督・脚本:
黒沢清

音楽:ゲイリー芦屋

劇中歌:洞口依子「月影のレヴュウ」(作曲:ゲイリー芦屋 作詞:東西蘭月)

撮影:林淳一郎

美術:丸尾知行

照明:豊見山明長

録音:井家眞紀夫

編集:大永昌弘

音響効果:丹雄二

整音:中田裕章

助監督:吉村達矢、毛利安孝、野本史生、安達耕平

制作担当:金宗晩

スクリプター:小山三樹子

MA:アオイスタジオ

現像:東京現像所

製作協力:ツインズ

製作者:加藤博之

企画:土川勉、神野智

プロデューサー:下田淳行、藤田滋生

製作:大映

評価

『Midnight Eye』のTom Mesは、「黒沢清のキャリアは概ねホラー映画とVシネマのヤクザ映画によって特徴づけられるが、『ニンゲン合格』は彼がドラマ演出に同じくらい熟達していることを証明する」と述べた[1]

第9回日本映画プロフェッショナル大賞において、本作がベスト10の第4位に選ばれ、西島秀俊が主演男優賞を受賞した[2]
脚注^ Tom Mes (2001年8月15日). “ ⇒Midnight Eye review: License to Live”. Midnight Eye. 2014年4月8日閲覧。
^ “ ⇒第9回日本映画プロフェッショナル大賞”. 日本映画プロフェッショナル大賞 (1999年). 2014年4月8日閲覧。

外部リンク

CINEMA.POV 記者会見


ニンゲン合格 - 日本映画データベース

Ningen gokaku - IMDb(英語)










黒沢清監督作品
1980年代

神田川淫乱戦争(1983年)

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年)

スウィートホーム(1989年)

1990年代

地獄の警備員(1992年)

CURE(1997年)

ニンゲン合格(1999年)

大いなる幻影(1999年)

カリスマ(1999年)

降霊(1999年)

2000年代

回路(2001年)

アカルイミライ(2003年)

ドッペルゲンガー(2003年)

LOFT ロフト(2005年)

(2006年)

トウキョウソナタ(2008年)

2010年代

リアル?完全なる首長竜の日?(2013年)

Seventh Code(2014年)

岸辺の旅(2015年)

クリーピー 偽りの隣人(2016年)

ダゲレオタイプの女(2016年)

散歩する侵略者(2017年)

旅のおわり世界のはじまり(2019年)

2020年代

スパイの妻〈劇場版〉(2020年)

蛇の道 (2024年)

Cloud クラウド (2024年)


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