この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "ニワウメ"
ニワウメ
Prunus japonica
分類
界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:バラ類 rosids
目:バラ目 Rosales
科:バラ科 Rosaceae
属:スモモ属 Prunus
亜属:ニワウメ亜属 Lithocerasus
種:ニワウメ P. japonica
学名
Prunus japonica Thunb. (1784)[1]
シノニム
Microcerasus japonica (Thunb.) M.Roem. (1847)[2][3]
Microcerasus glandulosa (Thunb.) M.Roem. var. japonica (Thunb.) Eremin et Yushev (1979)[4]
Cerasus japonica (Thunb.) Loisel. (1812)[5]
和名
ニワウメ
英名
Japanese bush cherry
変種
本文参照
ニワウメの図
ニワウメ(庭梅[6]、学名: Prunus japonica、またはCerasus japonica)はバラ科スモモ属の落葉低木。庭などに植えられる。和名の由来は、庭園に植えられウメのような花が咲くことから名付けられている[6]。英語ではJapanese bush cherry[7]、またはOriental bush cherryなどと呼ばれる。中国語では郁李[1]。
中国華北、華中、華南などの山地に自生し、日本へは江戸時代に渡来した[8]。観賞用のために広く栽培されている。
Japanese bush cherryはミヤマザクラをさすこともある。 落葉広葉樹の低木で、根元からひこばえを出して株立状になり[6]、大きさは1.5×1.5メートル (m) ほどの大きさになる。若木の樹皮は暗紫褐色で、次第に灰色を帯びて縦に裂ける[6]。一年枝は赤褐色で無毛である[6]。 花期は4月で、淡紅色の花を咲かせる[6]。花は雌雄同体で虫媒花である。 実は甘い香りがし、径1センチメートル (cm) ほどの大きさになり、赤く熟して食べられる[6]。パイやジャムなどに利用されることもあるが味はスミミザクラと似て酸味が強い。 各果実には種が一つ入っている。種から増やすことが一般的であるが、取り木でも増やせる。 冬芽は鱗芽で互生し、卵形や球形で5 - 7枚の芽鱗に包まれており、一カ所に数個つく[6]。花芽は球形で、葉芽は小さな卵形をしている[6]。
概要