この項目では、アメリカ合衆国の市について説明しています。
州については「ニューヨーク州」をご覧ください。
その他の用法については「ニューヨーク (曖昧さ回避)」をご覧ください。
「ニューヨークシティ」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「ニューヨークシティ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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City of New York
上から時計回りに:ミッドタウン、国際連合本部ビル、自由の女神像、ブルックリン橋、セントラル・パーク、タイムズスクエア、ユニスフィア
市旗市章
愛称 : ビッグ・アップル
ゴッサム
眠らない町
世界の首都
エンパイア・シティ[1]
位置
ニューヨーク市の位置(ニューヨーク州)
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度42分46秒 西経74度00分22秒 / 北緯40.71278度 西経74.00611度 / 40.71278; -74.00611
歴史
定住開始1624年5月
行政
国 アメリカ合衆国
州 ニューヨーク州
郡(区)ブロンクス郡(ブロンクス区)
ニューヨーク郡(マンハッタン区)
キングス郡(ブルックリン区)
クイーンズ郡(クイーンズ区)
リッチモンド郡(スタテンアイランド区)
市ニューヨーク市
市長エリック・アダムス(英語版)
(民主党)
地理
面積
市域1,223.59 km2
陸上 778.18 km2
水面 445.41 km2
水面面積比率 36.4%
市街地8,683.2 km2
都市圏17,405 km2
標高平均10 m
人口
人口(2020年現在)
市域8,804,190人
人口密度 1万1313人/km2(2万9302人/mi2)
その他
等時帯東部標準時 (UTC-5)
夏時間東部夏時間 (UTC-4)
公式ウェブサイト : www.nyc.gov
ニューヨーク市(ニューヨークし、英: New York City)は、アメリカ合衆国のニューヨーク州にある都市。1790年以来、同国最大の都市である[2]。市域人口は800万人を超え、都市圏人口では定義にもよるが2,000万人以上である[3][4]。2015年の市内総生産は6,625億ドルであり、全米最大である[5]。ロンドンと共に最高水準の世界都市[6]・金融センターである[7]。国際連合の本部所在地でもあり、世界の政治・経済・文化・ファッション・エンターテインメントなどに多大な影響を及ぼすことから、複数分野における世界の中心としても知られる。漢字の当て字は紐育市・紐約市などがある[注釈 1]。
ニューヨーク州と区別する際には、日本ではニューヨーク市と呼ぶことが多い一方で、アメリカ国内などではNYCと省略表記されることが多い。
概要ニューヨーク中心部
ニューヨーク市は、アメリカ合衆国北東部の大西洋に面し、巨大なニューヨーク港を持つ。市はブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ、スタテンアイランドという5つの行政区(バロウ、ボロウ)に分けられる。2010年の国勢調査における市域人口は817万5,133人を数え[3]、陸地面積は790km2[8][9]、人口密度はアメリカ国内の主要都市の中で2位である[10]。ニューヨーク都市圏の人口もまた国内最大であり、ハドソン川対岸のニュージャージー州ニューアークやジャージーシティ、本土側のヨンカーズやニューロシェル、およびロングアイランドなどを含む都市圏は1,889万7,109人、コネチカット州のスタンフォード、ブリッジポート、ニューヘイブンやニュージャージー州の州都トレントン、内陸のポキプシーなどを含む広域都市圏は2,208万5,649人(いずれも2010年国勢調査)の人口を抱えている[3]。
アメリカ合衆国の都市の中では公共交通機関が際立って多く利用されており、多くの交通機関が24時間運行している。また人口密度の高さと、その多様性も著しい。2005年の調査によれば、市内では170近くの言語が話され、人口の36%がアメリカ合衆国の外で生まれた人であった[11][12]。
ニューヨークは「眠らない街」とも呼ばれ[13]、そのほかにも「ビッグ・アップル」[14]「ゴッサム」[15]といったニックネームがある。
ニューヨークは1624年にオランダ人の手によって交易場として築かれた町である。この入植地は1664年までニューアムステルダムと呼ばれていたが、同年イギリス人の支配が始まって現在の名称になった[16]。1785年から1790年まではアメリカ合衆国の首都としての役割を担った[17]。
市内には世界的に知られた地区やランドマークが数多くある。自由の女神像は、19世紀末から20世紀初めにかけて、アメリカへ渡ってきた何百万人もの移民を出迎えていた。ロウアー・マンハッタンのウォール街は第二次世界大戦以来金融の国際的中心地であり、ニューヨーク証券取引所が置かれている。エンパイア・ステート・ビルディングや1 ワールドトレードセンターなど超高層ビルも多く建ち並び、ワールドトレードセンターもそのひとつであった。国際連合本部ビルもあり、国際政治の中心でもある。
またニューヨークではハーレム・ルネサンス、絵画の抽象表現主義、ポップアートや、ヒップホップ[18]、パンク・ロック[19]、ロフト・ジャズ、サルサ、ディスコ、ティン・パン・アレーなどの音楽ジャンルが生まれた。ブロードウェイ劇場も有名である。
アメリカの総合不動産サービス会社であるジョーンズ・ラング・ラサールが2017年に都市ビジネスシンクタンク「The Business of Cities」と共同発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、ロンドンに次ぐ世界2位の都市と評価された[20]。また、2017年に日本の森記念財団都市戦略研究所が発表した「世界の都市総合力ランキング」においても、ロンドンに次ぐ世界2位の都市と評価された[21]。
一方、国勢調査局と疾病予防管理センターのデータを使って、ハーバード大学とカナダのブリティッシュコロンビア大学が調査をしたところ、ニューヨークは全米でもっとも不幸だと感じる都市とする結果となった[22]。
エコノミストの兄弟会社で調査業務を行っているエコノミスト・インテリジェンス・ユニットによれば、2016年9月時点で生活費の世界ランキングで第9位と報じられ、ニューヨークの生活費が世界的に見て高いことが報じられている[23]。さらに、ニューヨークは世界でもっともビリオネア(資産が10億ドル以上)が多い街であり[24]、彼らが行う投資活動が世界経済に絶大な影響力を及ぼしている。