ニューヨーク市消防局
"New York's Bravest"(消防隊モットー): "New York's Best"(救急隊モットー)
管轄地域
国アメリカ合衆国
都市ニューヨーク市
組織概要
創立1865年7月31日 (1865-07-31)
職員数
17,321 (2020)
年間予算2,030,337,688ドル
消防署長ジョン・ホドゲンス
IAFF
ニューヨーク市消防局(ニューヨークししょうぼうきょく、New York City Fire Department または Fire Department of the City of New York, 略称:FDNY)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州のニューヨーク市が設置する市消防機関である。日本語ではニューヨーク市消防庁と訳されることもある。本部はブルックリン区の9メトロテックセンター内。 ニューヨーク市の5つの行政区内の住民に救急医療を提供し、そして火災による危険とそれに伴う市民の生命及び財産の保護を任務とする機関である。また、伝染病等の生物学的な危険に対する一時的な措置及び危険を及ぼす可能性のある化学物質そして放射性物質等の除去も行っている。 ニューヨーク市消防局は約11,400名の消防士及びスタッフを抱えており、市消防としては全米最大で、自治体の消防としては日本の東京消防庁に次いで世界第二位の規模である。ニューヨーク市は都市単体人口及び都市圏人口が全米最大であり、またアメリカではかなり古い歴史を持つ都市だけに、ニューヨーク市消防局が対応する範囲は非常に広い。一般の木造住宅や築数十年のアパート、戦前から戦後に建てられた数多の超高層ビル、多くのトンネルと橋、広大な公園と森林地帯、世界でも有数の規模を誇るニューヨークの地下鉄網など様々な場面での対処を要求される。 2001年の世界貿易センタービル(WTC)の同時多発テロでも活動しており、消防士343人が殉職している。 消防全体のマネジメントを統括する役職、背広組のトップ。ニューヨーク市警察における警察委員長(Police Comissioner)に相当する。火災調査やテロ対策などの責任者は、消防局長に直属する。 消防局長の次席で、消防政策立案など幾つかの責任者を纏める。 消防局長の下で消防施策をマネジメントする消防委員。広報、管理、財務、技術などの各担当を持つ。 消防隊や救急隊など、消防の実働部隊を束ねる。制服組の直接のトップとなる役職。 消防全体の通信を担う部。管区通信、救急指令、消防指令、総合指令室などが属する。
概要
Battalion 1の指揮車
消防艇
消防署
消防署
アメリカ同時多発テロ事件
世界貿易センタービル(WTC)で活動する消防隊員
WTCで活動する消防隊員
WTCで活動する消防隊員
組織[1]
消防局長 (Fire Comissioner)
第1副消防局長(First Deputy Comissioner)
副消防局長・副消防局長補佐(Deputy Comissioner、Assistant Comissioner)
消防総監 (Chief of Department)
通信部 (Communications)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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