ニュー・メタル
Nu Metal
様式的起源ヘヴィメタル
オルタナティヴ・メタル
グルーヴ・メタル
インダストリアル・メタル
ハードコア・パンク
グランジ
オルタナティヴ・ロック
ヒップホップ
ダブステップ
ファンク
文化的起源1990年頃
アメリカ合衆国
使用楽器ボーカル、ギター、ベース、ドラム
融合ジャンル
ラップメタル
ローカルシーン
アメリカ合衆国、カリフォルニア州
関連項目
モダン・ヘヴィネス
ラウドロック
ポスト・グランジ
ポスト・ハードコア
メタルコア
ミクスチャー・ロック
ニュー・メタル (Nu Metal) は、ヘヴィメタルの中に含まれる音楽ジャンルの一つで、オルタナティヴ・メタルのサブジャンルである。「アグロ・メタル (Aggro Metal)」という別名も存在する。1990年代中期に興った。グランジやオルタナティヴ・ロックの影響と1990年代初期のヒップホップやエレクトロ、伝統的なヘヴィメタル(特にスラッシュメタル)の影響が融合している。商業的に盛んであったのは1990年代後期から2000年代初期である。
日本では、とりわけこのジャンルのことを「モダン・ヘヴィネス」や「ラウド・ロック」と呼称することで、旧来のヘヴィメタルとは違うことを強調したマーケティングが行われた。特にメタル嫌いで知られた「rockin'on」が、上記の呼称でニュー・メタルを取り上げたことは旧来のメタルファンから大きな反発を呼んだ。なお、ロッキン・オンの経営者である渋谷陽一はレッド・ツェッペリン・ファンである。 1990年代後期のオルタナティヴ・ロックの全盛を受け発達。その後のヒップホップ全盛との狭間で世界的に広がったジャンルである。自己嫌悪や人生への葛藤、恋愛による苦しみ等を表現するアーティストもいる。ヒップホップの要素を取り入れたアーティストも多く、過去のヘヴィメタルに比べ、若いファンにとってなじみやすかった曲調の物も存在した。さらにヒップホップの要素だけではなく、ストリート系ファッションやBボーイ系ファッションなどを服装に取り入れ、旧来のメタルの長髪にデニム・ジーンズなどといったファッションからは、かけはなれたファッションを取り入れているアーティストやファンも多い。全盛期においてはコーン、リンプ・ビズキット、スリップノット、リンキン・パーク、パパ・ローチ、P.O.D.、インキュバス等の躍進もあり、盛り上がりを見せた。同時期に活躍したアーティストにはデフトーンズ、システム・オブ・ア・ダウン、ディスターブド、トラスト・カンパニー等が上げられる。またロバート・フリップとキング・クリムゾンやジョン・ゾーン[1]、ルー・リードらもメタル・サウンドに挑戦した。
目次
1 概要
2 ニュー・メタルに分類される主なバンド・アーティスト
3 関連ジャンル
4 関連項目
5 脚注
6 外部リンク
概要
ニュー・メタルに分類される主なバンド・アーティスト「Category:ニュー・メタル・バンド」を参照
関連ジャンル
オルタナティヴ・メタル
ポスト・グランジ
ミクスチャー・ロック
モダン・ヘヴィネス
ラウドロック
ラップメタル
メタルコア
関連項目
ハードロック
脚注^ ⇒http://www.theguardian.com/.../contemporary-composers-gui...
外部リンク
⇒NU METAL - TOWER RECORDS ONLINE
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