ニュージーランド・ドル
ISO 4217
コードNZD
中央銀行ニュージーランド準備銀行
ウェブサイト ⇒www.rbnz.govt.nz
使用
国・地域 ニュージーランドニュージーランド属領
クック諸島(クック諸島ドル
ニュージーランド・ドル(New Zealand dollar)は、ニュージーランドの他、クック諸島、トケラウ、ニウエ、ピトケアン諸島で用いられる通貨である。1967年7月に旧ニュージーランド・ポンドに代わり登場した。NZD、NZ$などとも略される。愛称はキーウィドル。紙幣・硬貨はニュージーランド準備銀行が発行する。 NZ$の硬貨は、10¢、20¢、50¢、$1、$2の5種類。10¢のコインは銅貨で、20¢、50¢のコインは銀色、$1、$2のコインは金色である。 ニュージーランド・ドル硬貨の表側はすべて女王エリザベス2世。硬貨裏側のデザインは以下の通り。 1¢、2¢、5¢硬貨が存在し流通していたが、貨幣価値が低いため、1¢、2¢硬貨は1990年に、5¢硬貨は2006年に廃止された。 大きく重いニュージーランドの硬貨を改良するため、2004年11月11日、ニュージーランド準備銀行は新硬貨の導入を発表した。現在流通している硬貨はやや小さく、軽い素材により作られている。旧硬貨は2006年10月31日に使用廃止され、新硬貨へ両替された。 NZ$の紙幣は1999年以降ポリマー紙幣で、$5、$10、$20、$50、$100の5種類である。1999年5月に第6版の支払いが開始された。その後、肖像人物や主なモチーフや主色を変えずにデザインを一新した第7版が発行された。第7版の$5と$10は2015年10月、$20と$50と$100は2016年5月に支払い開始されている[1][2]。 ニュージーランド・ポンド時代から数えて第3版の紙幣が1967年の通貨単位切り替えに際して発行されたが、第3版と第4版(1981年支払い開始)の肖像はすべてニュージーランド女王エリザベス2世であった。
硬貨
デザイン
10¢:マオリ語で頭を意味するコルルと呼ばれるマオリ族のお面の彫刻。素材は銅メッキ鋼鉄。
20¢:マオリ族の酋長プカキの彫刻。素材はニッケルメッキ鋼鉄。
50¢:タラナキ山とエンデバー号。素材はニッケルメッキ鋼鉄。
$1:キーウィとシルバー・ファーン。素材はアルミニウム青銅。
$2:ダイサギ。素材はアルミニウム青銅。
廃止硬貨
2006年の切り替え
紙幣
デザイン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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