ニューカッスル・アポン・タイン
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シティ・オブ・ニューカッスル・アポン・タイン
City of Newcastle upon Tyne


Gatesheadから見たQuayside及びタイン・ブリッジ


市章

標語 : "Fortiter Defendit Truimphans
ラテン語:勇敢なる守護による勝利"
位置

ニューカッスル・アポン・タインの位置
位置
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座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯54度58分0秒 西経1度36分0秒 / 北緯54.96667度 西経1.60000度 / 54.96667; -1.60000
行政
イギリス
 連合王国 イングランド
 リージョン北東イングランド
 大都市カウンティタインアンドウィア
 市シティ・オブ・ニューカッスル・アポン・タイン
地理
面積 
  市域113 km2 (43.6 mi2)
人口
人口(2013年現在)
  市域286,821人
その他
等時帯西ヨーロッパ時間 (UTC+0)
夏時間西ヨーロッパ夏時間 (UTC+1)
郵便番号NE
市外局番0191
ISO 3166-2GB-NET
公式ウェブサイト : ⇒http://www.newcastle.gov.uk/

ニューカッスル・アポン・タイン(Newcastle upon Tyne、イギリス英語発音:[?nju?k??sl ??p?n ?ta?n] ( 音声ファイル) 現地発音::[nju??kas?l ??p?n ?ta?n] ( 音声ファイル))は、イングランド北東部、タイン川河口近くに位置する工業都市で、タイン・アンド・ウィア州に属する。しばしばニューカッスルと略される。またニューキャッスルと表記されることもある。市の人口は約30万人。周辺都市のゲーツヘッドサンダーランドを含めた100万人都市圏の中心でもある、北部イングランド最大の都市[1]
歴史カッスル・キープ

122年ころローマ人達がこの地に到達する。ローマ皇帝ハドリアヌスの命により西部のカーライルまでブリテン島を横断する城壁(ハドリアヌスの長城)がつくられる。ニューカッスルはこの城壁の東端に位置する城塞であり軍事上の重要な拠点であった。また、交通・通商の拠点でもあり、ニューカッスルは商業・貿易の街として発展する。400年ころにはローマ帝国の崩壊にともない、この地からローマ人は姿を消す。

ノルマン人イングランド征服後、この地は再び軍事上の拠点となる。1080年にはイングランド王ウィリアム1世の命によりこの地に木造の城が造られた。ヘンリー2世の代には石造りの城が造られた。13世紀から14世紀にかけて街を囲む城壁が建設された。中世には毛織物産業や石炭貿易で栄えた。

1579年ペストの大流行では当時人口1万人ほどであったニューカッスルで約2,000人が死亡した。

産業革命時にはニューカッスル出身のジョージ・スティーブンソン蒸気機関車を実用化した。1847年にはイギリスを代表する重工業メーカーアームストロング社の工場が建設された。造船業も盛んで19世紀末ごろには世界最大の造船所であり最盛期には世界の1/4の船舶がこの地で造られた。

1854年にニューカッスル・ゲイツヘッド大火災(The Great fire of Newcastle and Gateshead)と呼ばれる火災が起こった。タイン川の対岸ゲイツヘッドの毛織物工場で起きた火災がニューカッスルにも飛び火し、大きな被害を出した。

第二次世界大戦後は造船業が衰退し、1970年代には炭坑も閉山となった。ニューカッスルは中心街の空洞化や失業者の増大、治安の悪化、人口減少などさまざまな問題を抱えながらも、産業構造の転換を模索し、商業サービス業観光業に重点を置いた政策を実施した。

1980年代にはニューカッスルはそれなりに活気を取り戻した。しかし重工業の工場労働者をサービス業などへ転換することが難しく失業問題の完全な解決にはいたらなかった。1990年代に入ってからは外国企業も含めた企業誘致なども行っている。
基礎データ

市域面積:113.44
km2

推計人口:286,821人(2013年推計、うち0 - 14歳16.1%、15 - 64歳69.7%、65歳以上14.2%)[2]

平均寿命:男性76.2歳、女性81.0歳(イングランド平均は男性78.3歳、女性82.3歳[3]

乳幼児死亡率:1000人当たり4.01人(イングランド平均は4.71人)[4]

10代妊娠率:52.1‰(イングランド平均は40.2‰)

長期失業率:5.3%(イングランド平均は6.2%)

人種構成:白人90.5%、東南アジア系5.2%、黒人1.1%、中国系1.1%、混血1.2%、その他0.8%[5]

国政関係:下院選挙区4(2011年現在、労働党4)

経済・医療

産業革命以来、町を支え続けてきた従来の鉄鋼・造船業は衰退し、代わって金融・サービス業に移行しつつある。北イングランドの中枢都市としてメディア産業や食品工業IT産業が伸びているほか、周辺の自治体も含めたタインアンドウィア州内では日産コマツなど日本企業の進出も進んでいる。さらに1997年から「グレンジャータウン再生計画」を実施し、中心部の活性化や積極的な海外への情報発信による観光振興も図られている。[6]

また市内には大型病院が3箇所あり医療機器関係の産業も発達しており、NHSの調査では「国内でも最も死亡率が低く、医者への満足度も7番目に高い医療環境の整った町」と評価された。[7]
教育

ニューカッスル大学ノーザンブリア大学がある。


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