ニューアーク方式
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}画像提供依頼

貸出券の利用者・図書館間の動きがわかる図

ライセンス上問題のないゲイロード貸出機の写真
画像提供をお願いします。(2015年6月)本方式考案者のデイナが館長として務めたニューアーク公共図書館
ニューアーク方式の名はこの図書館による

ニューアーク方式[注 1](ニューアークほうしき、: Newark charging system [注 2])は、図書館における図書の貸出方式の一つ。アメリカ合衆国ニュージャージー州のニューアーク公共図書館(英語版)の館長であったジョン・コットン・デイナ(英語版)(1856年 - 1929年)[6]が考案したとされており[7]、ニューアーク方式の名はニューアーク公共図書館による[8]

本項では、ニューアーク方式と似た貸出方式で個人カードを併用するツーカード方式や、一部業務を機械に行わせるゲイロード方式についても述べる。
歴史

1900年頃にアメリカのニューアーク公共図書館の館長であったデイナが考案したとされており、アメリカでは本方式を導入する図書館が急速に増え[6]、最も広く用いられた[9]

日本では第二次世界大戦後、連合国軍総司令部民間情報教育局によって開館されたCIE図書館が具体的な方法を示したことで[6]開架式の導入に合わせて[2]多くの図書館が採用し[6]、昭和40年代に最盛期を迎えた[10][注 3]。また、日本図書館協会1960年に発行した『図書館ハンドブック 増訂版』では、ブラウン方式を「他にブラウン方式があるが実用の点からいうとはるかにおとる」、その他貸出方式についても「機械化したものとして、Photo charging system その他があるが、わが国の図書館では、貸出記録の量からいって、これらの採用はまだ早い」と評しており、ニューアーク方式の採用を勧める記述がされていた[11]。このようにして日本でも戦後の一時は急速に普及したが、ブックカードに利用者の貸出記録が残るため、利用者のプライバシーを守れないという欠点から、次第にブラウン方式へと転換された[6][7]
手続きニューアーク方式を採用する日本の図書館で用いられるブックカードの例。
返却予定日とともに、一人ひとりに割り振られる番号(または氏名)を書く欄があるのが、ニューアーク方式におけるブックカードの特徴である。



次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:67 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef