ニムトプレイ中のカード
デザイナーヴォルフガング・クラマー、クラウス・パレシュ
ニムト(原題:6 Nimmt!)は、ドイツのカードゲーム。作者は、ヴォルフガング・クラマーとクラウス・パレシュ(ドイツ語版)。1994年にAmigo社から販売され、日本ではメビウスゲームズ社から販売されている。プレイ人数は、2?10人。原題はドイツ語で「6枚とれ!」の意味。 カードは1?104の数字が書かれており、それらには牛の頭の図柄が(一つまたは複数)描かれている。目的は、カードをなるべく取らないことであり、牛の頭の数がマイナス点となる。 ゲーム開始時、手札として10枚ずつ配られる。場には4枚のカードが並べられる。ゲーム中、場にはカードの列が4列並べられることになり、最初の4枚が4列のカードのそれぞれ1枚目となる。残りのカードは使わない。 プレイに手番はない。全員、手札から1枚選び伏せて場に出し、同時に開く。 出したカードは場の4列のいずれかに並べる。並べ方は以下のルールに従う。 例えば、最初の場のカードが となっており、場に13, 27, 55, 99が出された場合は、 となる。そして、列の6枚目にあたるカードを出した場合は、その1枚を残し、5枚を引き取ることになる。また、そもそも場のいずれの数字よりも小さい数字を出した場合は、いずれかの列を全て引き取り、1枚を置く。 使ったカードは手札に戻ることはなく、引き取ったカードは手札とは別に置いておく。手札を使い切った時点で、ゲーム終了。マイナス点の少ない人が勝ち。 楽に置けると思った列が、先に割り込まれて引き取る羽目になったり、逆に引き取ることを覚悟して出したカードが生き残ったり、一回一回が盛り上がる。プレイ時間も短く、手頃で人気のあるカードゲームである。 少人数のための上級ルールとして、1から使用枚数分だけの数字を使う(3人なら、1?34)ルールがある。ゲーム後半は手札の読み合いがある程度可能で、シビアな展開となる。
目次
1 ルール
2 特徴
3 受賞歴
4 シリーズの他の作品
5 関連項目
6 外部リンク
ルール
全員が出したカードの数の少ないものから並べる位置を決める。
並べる位置は、「そのカードの数字より小さいもののうちで最大のもの」。
4
15
34
100
4、13
15、27
34、55、99
100
特徴
受賞歴
1994年、ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート
1994年、ドイツゲーム大賞 1位
1994年、ドイツカードゲーム賞 1位
シリーズの他の作品
赤箱ニムト(独: Hornochsen!)
ボードニムト(独: Tanz der Hornochsen!)
関連項目
ドイツのボードゲーム
外部リンク
⇒AMIGO社内紹介ページ(独語)
更新日時:2016年12月12日(月)15:44
取得日時:2018/09/10 17:03