ニホンアナグマ
ニホンアナグマ Meles anakuma
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
Meles meles anakuma[1]
和名
ニホンアナグマ[3][4]
英名
Japanese badger[1][2]
分布域
ニホンアナグマ(Meles anakuma)は、食肉目イタチ科アナグマ属に分類される食肉類。
指は前肢、後肢ともに5本あり、親指はほかの4本の指から離れていて、爪は鋭い。体型はずんぐりしている。食性はタヌキとほとんど同じである[注 1]。特にミミズやコガネムシの幼虫を好み、土を掘り出して食べる。巣穴は自分で掘る。ため糞[注 2]をする習性があるが、タヌキのような大規模なものではなく、規模は小さい。本種は擬死(狸寝入り)をし、薄目を開けて動かずにいる。
古来から日本ではタヌキ、ハクビシンなどとともにムジナ(貉、狢)と呼ぶ。目次 日本の本州、四国、小豆島、九州地域の里山に棲息する。11月下旬から4月中旬まで冬眠するが、地域によっては冬眠しないこともある。 模式標本の産地(模式産地)は長崎[2] 体長は40 - 60センチメートル程度[3]。尾長11.6 - 14.1センチメートル[3]。体重12 - 13キログラム[3]。
1 分布
2 形態
3 分類
4 生態
4.1 1年の生活
4.2 メスの子ども(娘)との同居
4.3 巣穴(セット)
4.4 巣材
4.5 擬死
5 ギャラリー
6 人間との関係
6.1 文化
7 脚注
7.1 注釈
7.2 出典
8 参考文献
9 関連項目
10 外部リンク
分布
形態