ニノ・ベンベヌチ
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ニノ・ベンベヌチ
基本情報
本名Giovanni Benvenuti
階級ミドル級
身長180cm
リーチ191cm
国籍 イタリア
誕生日 (1938-04-26) 1938年4月26日(86歳)
出身地 イタリアイゾラ
スタイルオーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数90
勝ち82
KO勝ち35
敗け7
引き分け1
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獲得メダル
イタリア
男子 ボクシング
オリンピック
1960 ローマウェルター級

ニノ・ベンベヌチ(Nino Benvenuti、1938年4月26日 - )は、イタリアの元プロボクサーイゾラ出身。元世界2階級王者。
来歴

アマチュアではイタリア選手権5連覇、欧州選手権も連覇。1960年ローマオリンピックでもウェルター級金メダルを獲得。カシアス・クレイ(モハメド・アリ)を抑えてヴァル・バーカー・トロフィー(最優秀選手)を受賞した。

オリンピック後にプロ転向。1961年1月20日にプロデビュー。以来勝ち星を積み重ね、3年目の1963年にイタリアミドル級王座を獲得。

1965年6月18日、サンドロ・マジンギをKOで倒し、WBA・WBC世界ライトミドル級王座を獲得。マジンギの再戦を返り討ちにして初防衛。

1966年6月25日、韓国・ソウルでオリンピックで倒したことのある金基洙と対戦し、判定負けで世界王座を失うとともにデビューからの連勝も「65」で止まった。

1967年4月17日、エミール・グリフィスが持つWBA・WBCミドル級王座に挑戦し、判定勝ちで2階級制覇達成。

1967年9月29日の再戦で初防衛失敗するが、翌1968年3月4日に王座奪還。

1968年6月7日、赤坂義昭とローマでノンタイトルを戦い、2RKOで退けた。

ミドル級王座を3度防衛。世界王座に君臨していた1969年には映画「荒野の大活劇」でジュリアーノ・ジェンマとともに主演を務めた。

1970年11月7日、カルロス・モンソンに敗れ王座陥落。

1971年5月8日に再戦も王座奪還に失敗。この試合を最後に引退。

引退後はトリエステでレストランを経営する他、テレビ番組の司会者としても活躍。1995年よりボランティアにも精を出している。

1996年国際ボクシング名誉の殿堂博物館に顕彰された。
戦績

アマチュア:120勝1敗

プロ:90戦82勝(35KO)7敗1分け

獲得タイトル

WBA・WBC世界ライトミドル級王座

WBA・WBC世界ミドル級王座

関連項目

男子ボクサー一覧

オリンピックのボクシング競技・メダリスト一覧

世界ボクシング協会(WBA)世界王者一覧

世界ボクシング評議会(WBC)世界王者一覧

統一世界王者

国際ボクシング名誉の殿堂博物館

世界ボクシング殿堂

外部リンク



ニノ・ベンベヌチの戦績
- BoxRec(英語)

前王者
サンドロ・マジンギWBA世界スーパーウェルター級王者

1965年6月18日 - 1966年6月25日次王者
金基洙

前王者
サンドロ・マジンギWBC世界スーパーウェルター級王者

1965年6月18日 - 1966年6月25日次王者
金基洙

前王者
エミール・グリフィスWBA世界ミドル級王者

1967年4月17日 - 1967年9月29日次王者
エミール・グリフィス

前王者
エミール・グリフィスWBC世界ミドル級王者

1967年4月17日 - 1967年9月29日次王者
エミール・グリフィス

前王者
エミール・グリフィスWBA世界ミドル級王者

1968年3月4日 - 1970年11月7日次王者
カルロス・モンソン

前王者
エミール・グリフィスWBC世界ミドル級王者

1968年3月4日 - 1970年11月7日次王者
カルロス・モンソン










ボクシング競技オリンピック金メダリスト – ウェルター級


1904アルバート・ヤング

1920バート・シュナイダー

1924ジャン・デラージ

1928テッド・モーガン

1932エドワード・フリン


1936ステン・スヴィオ

1948ユリウス・トルマ

1952ジグムント・チチラ

1956ニコラエ・リンカ

1960ニノ・ベンベヌチ


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