「エスコートカード」はこの項目へ転送されています。山陽電気鉄道が発行する乗車カード(2017年3月31日をもって発売を終了)については「スルッとKANSAI」をご覧ください。
株式会社ニッセンレンエスコート
Nissenren S-CORT Co.,Ltd.
ニッセンレンエスコート本社がある札専会館
(左側のビル)
種類株式会社
本社所在地 日本
〒060-8508
北海道札幌市中央区南2条西2-13
札専会館
設立1936年(昭和11年)3月3日
業種その他金融業
法人番号2430001035660
株式会社ニッセンレンエスコート(英: Nissenren S-CORT Co.,Ltd.)は、北海道札幌市中央区に本社を置く、協同組合連合会日本専門店会連盟系の信販会社である。北海道内の一部地域において「日専連カード」の発行等を行っている。
2022年5月までは傘下に神奈川県川崎市に本社を置く日専連アクアを持っていた。
本記事においては、現在の存続会社と併せて解散会社である株式会社エスコートカード、及び同社から継承したクレジットカード「S-CORTカード」についても取り扱う。
沿革
株式会社ニッセンレンライフ(存続会社)
1936年(昭和11年) - 札専創立総会を開催。
1937年(昭和12年) - 北海道専門店会連盟を結成する。
1950年(昭和25年) - 札幌専門店会商業協同組合に改組する。
1953年(昭和28年) - 協同組合札幌専門店会に改称。
1971年(昭和46年) - 札専会館が竣工。
1998年(平成10年) - 協同組合日専連札幌に改称。
2007年(平成19年) - 株式会社に組織変更し、株式会社ニッセンレンライフを設立。
2008年(平成20年) - 株式会社ニッセンレンオタルと合併。
株式会社エスコートカード(解散会社)
1958年(昭和33年) - 札幌信用販売株式会社を設立。特約店会を発足させる。
1973年(昭和48年) - 新社屋(中信ビル)を竣工。クレジットカードの取扱を開始。
1975年(昭和50年) - 提携カードの取扱を開始する。
1979年(昭和54年) - カードデザインを赤に変え、「真っ赤なカード」への全面的な切替を実施。神田営業所を開設し、東京都へ進出。
1980年(昭和55年) - 渋谷営業所を開設。
1984年(昭和59年) - 東京地区加盟店の開拓を始める。カードブランドを「SICカード」に改称し、順次切替を実施。
1987年(昭和62年) - 神田・渋谷の各営業所を統合し、東京支店に改称。
1990年(平成2年 )- 全日信販・沖縄信販(現:OCS(オークス))とのクレジットカード交流業務を始める。
1993年(平成5年) - ローンカードの発行を開始する。
1996年(平成8年) - カードブランドを「S-CORTカード」に改め、順次切替を実施。
2007年(平成19年)7月1日 - 株式会社エスコートカードに商号変更。
2009年(平成21年)3月27日 - 合併に先駆けて東京支店を閉店し、東京地区から撤退。
合併以降
2009年(平成21年)
4月1日 - 株式会社ニッセンレンライフと株式会社エスコートカードが前者を存続会社とし合併、株式会社ニッセンレンエスコート創立。
10月1日 - ニッセンレンカードをICカード化。
11月2日 - 網走支店開設。
2010年(平成22年)
8月11日 - 合併に伴うクレジットシステム統合、業務オンライン「NS-one」稼働。
10月1日 - 札幌市水道局との「水道料金等のクレジット決済サービス」の取扱開始。
10月20日 - 「ニッセンレンJCBゴールドカード」の募集を開始。
2011年(平成23年)2月1日 - ショッピングリボ払いの利用開始。
2012年(平成24年)
3月1日 - インターネットショッピングにおける「本人認証サービス」の導入。
7月2日 - 支払方法の自動変更サービス「全部リボ」の導入。
11月12日 -「アークスRARAクレジット」のサービス開始。
2014年(平成26年)3月24日 - 「POINT名人.com」のサービス開始。
2016年(平成28年) - 前身の「札幌専門店会」から通算して80周年を迎える。
2022年(令和4年)6月1日 - 子会社の日専連アクアを吸収合併。
取扱クレジットカード
日専連カード
国際ブランド:JCB(株式会社ジェーシービーとの提携)、DC - VISA(三菱UFJニコス株式会社との提携)発行対象地域:札幌市・石狩市・小樽市・岩見沢市・千歳市・恵庭市・砂川市・美唄市・赤平市・留萌市・函館市・芦別市・網走市及び、各々の周辺近郊地域グレードは一般及びゴールド。この内、DC-VISAゴールドに関しては一般カードからの切り替えのみ対応(新規入会不可)。その他、詳しくは日専連の項を参照。
S-CORTカード
国際ブランド:JCB(日専連カードとは別枠の提携)、VISA(三井住友カードとの提携)グレードは一般及びゴールド。プロバーカードの新規入会については合併以降「日専連カード」のみとなり、「S-CORTカード」の新規入会は提携カード各種のみとなっている。
全タイプでETCカードの追加が可能だが、日専連とS-CORTとで券面デザインが異なる。
電子マネーへの対応状況
ポストペイ型サービスは、日専連カードにおいてQUICPayをサポートしていたが現在は新規申込を終了[2]。
プリペイド型サービスでは、S-CORT-VISAが楽天Edy[3]、JCB(日専連・S-CORT共)がnanaco[4]の利用可能。
ICカード乗車券兼用型としては、全カード共通でモバイルSuica・SMART ICOCA・SAPICAの利用可能[5]。
提携カード
S-CORTカード
札幌ドームメンバーズクラブカード(JCB、VISA)札幌西高サポーターズカード(JCB)北海道バーバリアンズR.S.C.カード(VISA)
日専連カード
イケウチパーソナルカード(JCB)サンワドーカード(JCB)カナリヤカード(JCB)※新規申込停止
過去に存在した提携カード