株式会社ニッセンホールディングス
Nissen Holdings Co., Ltd.
本社が入居するイオンモールKYOTO Kaede館
種類株式会社
市場情報東証1部 8248
2003年7月25日 - 2016年10月27日大証1部(廃止) 8248
1988年10月3日上場
略称ニッセン
ニッセンHD
本社所在地 日本
〒601-8412
京都府京都市南区西九条院町26番地
設立1970年(昭和45年)4月10日
(株式会社日本染芸として)
業種小売業
法人番号1130001011429
事業内容ニッセングループ成長戦略の立案機能、他
代表者羽渕淳(代表取締役社長)
資本金118億7300万円
発行済株式総数6356万株
(2018年2月28日現在)
売上高21億2900万円
(2023年02月28日時点)[1]
営業利益1億1000万円
(2023年02月28日時点)[1]
経常利益▲6億4500万円
(2023年02月28日時点)[1]
純利益▲6億8600万円
(2023年02月28日時点)[1]
純資産▲269億7200万円
(2023年02月28日時点)[1]
総資産100億4900万円
(2023年02月28日時点)[1]
従業員数1,319人
(2023年2月28日現在)
決算期2月末日
所有者セブン&アイ・ホールディングス
主要株主セブン&アイ・ネットメディア 100%
(2016年11月1日現在)
主要子会社株式会社ニッセン 100%
関係する人物脇田珠樹(元社長)
永松文彦(元・副社長)
山口利昭(元・社外取締役)
外部リンクhttps://www.nissen-hd.co.jp/
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株式会社ニッセンホールディングス(英: Nissen Holdings Co., Ltd.)は、京都府京都市南区に本社を置く、通信販売大手のニッセンを中核とした持株会社[2]。セブン&アイ・ホールディングス傘下。 通販事業、金融事業、広告事業等のグループ子会社を束ねる純粋持株会社[2]。主力会社のニッセンでは婦人服・インナーウェアを中心とした衣料品、インテリア、化粧品等の幅広い品目を取り扱う。 1957年(昭和32年)に京都市で設立された、京友禅の機械染め加工を手掛ける「東洋機械染工有限会社」を前身とする[3]。3年後の1960年(昭和35年)に株式会社化し「株式会社東洋捺染」に社名変更[3]。東洋捺染では、全国の染色や洗張の仲介業者から京都へ集まる注文を捌いていた[3]。 東洋捺染の京都市内にあった東工場と西工場のうち、西工場が1965年(昭和42年)に独立し「株式会社日本捺染」を設立[3]。日本捺染は、染色メーカーとして機械染め(捺染)を手掛ける傍ら、商事部を設置して呉服店に反物の卸売を行う呉服問屋としても営業を行った[3]。 その成功を受け、1970年(昭和45年)4月に日本捺染の商事部を分離し「株式会社日本染芸」を設立[4][3]。京都本社と秋田営業所において呉服専門のカタログ販売を開始した[4]。 1970年代当時は日本におけるカタログ通販の黎明期であり[5]、当初は客足が鈍かったものの、美容室にカタログを配布することで主婦の口コミにより広まって注文が増加した[3]。このため美容室を「エージェント」と呼ばれる営業拠点とし、全国展開への足がかりとした[3]。そして取り扱い商品も拡大し、呉服だけでなく洋服や宝石・貴金属などのアクセサリーなども扱うにあたり「日本染芸」の社名がイメージにそぐわなくなったため[3]、1974年(昭和49)年12月に株式会社ニッセンに商号変更した[4][3]。 翌1975年7月には、総合カタログ『ニッセン』を発行し、衣料品・家庭用品などの通信販売を開始した[4]。日本のカタログ通販としては老舗であり[5]、同時期には全国の企業でカタログ通販が相次いで始まり、1974年にフジサンケイリビングサービス(現:DINOS CORPORATION)の『ディノス』[5]、1975年には『セシール』(香川県高松市[6])、1976年には千趣会の『ベルメゾン』が創刊されている[5]。
概要
前史から会社創立まで
カタログ通販の老舗として
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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