ニセコライナー
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ニセコライナー
「ニセコライナー」に使用されるキハ201系気動車
(2009年10月)
概要
種類快速列車
前身快速「マリンライナー
運行開始2000年3月11日
運営者北海道旅客鉄道(JR北海道)
路線
起点蘭越駅倶知安駅
終点札幌駅
運行間隔1往復
使用路線函館本線
車内サービス
クラス普通車
座席全車自由席
技術
車両キハ201系気動車
苗穂運転所
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
電化

※気動車使用のため電気動力不使用、下記は運行区間の電化状態
交流20,000 V・50 Hz(札幌駅 - 小樽駅間)
非電化(小樽駅 - 蘭越駅間)
テンプレートを表示

ニセコライナーは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が蘭越駅倶知安駅 - 札幌駅間を函館本線を経由して運行する快速列車である。札幌近郊路線図で用いられる記号は■D[1]

本項では、函館本線小樽経由の優等列車の沿革についても扱うこととし、函館本線を経由して函館駅まで運行する臨時特急「ニセコ」、過去に運行されていた臨時特急「ニセコスキーエクスプレス」、「ヌプリ」「ワッカ」などについても記述する。
運行概要
停車駅

出典:[2]

蘭越駅昆布駅ニセコ駅比羅夫駅倶知安駅 - 小沢駅 - 銀山駅 - 然別駅 - 仁木駅 - 余市駅 - 蘭島駅 - 塩谷駅 - 小樽駅 - 南小樽駅 - 小樽築港駅 - 朝里駅 - 銭函駅 - ほしみ駅 - 星置駅 - 稲穂駅 - 手稲駅 - 琴似駅 - 桑園駅 - 札幌駅

下り列車は蘭越駅 → 札幌駅間で朝に運転。列車番号は3925D。

上り列車は札幌駅 → 倶知安駅間で夕方に運転。列車番号は3954D。

使用車両

現在は苗穂運転所に所属するキハ201系気動車が使用されている。下り3925Dは3両編成、上り3954Dは小樽駅まで6両編成、小樽駅から先は3両編成で運転される[注釈 1]。3954Dは倶知安駅到着後にそのまま夜間滞泊した後、翌早朝に3両が蘭越駅まで回送され、折り返し3925Dとして運転される。

2006年まではキハ150形気動車も使用されていた。
臨時列車
特急「ニセコスキーエクスプレス」キハ183系5000番台(函館本線稲積公園駅、2010年12月25日)

1988年12月より、ニセコ駅 - 札幌駅間(一部は新千歳空港駅まで運転)に、スキー客向けの臨時特急「ニセコエクスプレス」が設定され、以後毎年冬に運転されていたが、2017年9月に「ニセコエクスプレス」で使用されていたキハ183系5000番台が廃車となったため、事実上の廃止となった。以前は「ニセコスキーエクスプレス」の名称で、ニセコ駅 - 札幌駅間・ニセコ駅 - 小樽駅間の系統が存続していた。車両は「ニセコエクスプレス」の愛称を持つキハ183系5000番台が使用されていた。2004年 - 2008年まではニセコ駅 - 札幌駅間で2往復設定されており、このうち1往復は余市駅にも停車していた。2009年からは1往復の設定となったものの、2011年の運転では新たにニセコ駅 - 小樽駅間の1往復が追加された。

停車駅:ニセコ駅 - 倶知安駅 - 小樽駅 - 小樽築港駅 - 手稲駅 - 札幌駅

特急「ヌプリ」「ワッカ」「ワッカ」と「ヌプリ」(函館本線倶知安駅、2013年8月13日)ワッカ(函館本線倶知安駅、2013年8月13日)ヌプリ(函館本線倶知安駅、2013年8月13日)

2012年から2015年まで設定された。それぞれ函館駅と札幌駅から、ニセコ方面に向けて運行されていた。2015年度末の北海道新幹線開業を見据えて、道南以北のエリアでも地域と一体となった魅力ある観光地づくりに取り組む一環として運行された[報道 1]

「ヌプリ」と「ワッカ」はアイヌ語でそれぞれ「」と「」を意味する言葉であり、前者は羊蹄山駒ヶ岳、後者は神仙沼尻別川などに由来する[3][報道 1]

2012年(平成24年)に函館駅 - 長万部駅 - ニセコ駅 - 小樽駅 - 札幌駅間を結ぶ特急「ヌプリ」として運転を開始し、同年8月6日 - 8月31日にかけて1日1往復が運転された。運行時刻は上りが札幌駅発8:04・函館駅着14:00、下りが函館駅発11:43・札幌駅着18:29であった。

2013年(平成25年)は「ヌプリ」の運行区間を函館駅 - 長万部駅 - ニセコ駅 - 小樽駅間に縮小し、長万部駅 - ニセコ駅 - 小樽駅 - 札幌駅間に特急「ワッカ」を新設。8月10日 - 8月25日にかけて、それぞれを1日1往復ずつ運行する。なお、停車駅は2012年度と同じである。また2013年7月6日に発生した「北斗」14号の車両火災の影響で減便した「北斗」をカバーするため、「ワッカ」に連絡する「ワッカ函館アクセスバス」を函館駅 - 長万部駅間で運行することとなった[報道 2]

2014年(平成26年)は、運行区間を函館駅 - 長万部駅 - ニセコ駅 - 小樽駅 - 札幌駅間に拡大し、函館行きを「ヌプリ」、札幌行を「ワッカ」として運転。8月19日 - 31日の毎日と9月5日 - 15日の金 - 日曜・祝日に1日1本運行した。なお、停車駅については、前年度の停車駅に加えて、昆布駅・小樽築港駅が追加されている[報道 3]

2015年(平成27年)は、2月5日 - 11日の毎日に運行されたほか[報道 1]、8月18日 - 31日の毎日で1日1往復運行された[報道 4]。前年と異なり、9月の土・日・祝日には「ヌプリ」「ワッカ」に代わって「ニセコ号」が運行される予定となり、運行区間は長万部駅 - ニセコ駅 - 小樽駅 - 札幌駅間。また、停車駅については、2015年2月運転分は蘭越駅が追加、2015年8月運転分は手稲駅が追加され、蘭越駅は通過となった[報道 5]

車両は函館運輸所および苗穂運転所に所属するキハ183系気動車(JR北海道色)の4両編成(1号車 - 3号車が指定席、4号車が自由席)が使用されているが、2013年は「北斗」車両火災の影響で、「ヌプリ」の使用車両がキハ183系5000番台(ニセコエクスプレス車両)に変更となる[報道 6]


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