(国旗)(国章)
国の標語:Fraternite, Travail, Progres
(フランス語: 友愛、労働、進歩)国歌:L'Honneur de la Patrie(フランス語)
祖国の栄誉
公用語フランス語[1]
首都ニアメ
最大の都市ニアメ
政府
祖国防衛国民評議会議長アブドゥラハマネ・チアニ
首相アリ・ラミネ・ゼイン
ニジェール共和国(ニジェールきょうわこく、フランス語: Republique du Niger)、通称ニジェールは、西アフリカのサハラ砂漠南縁のサヘル地帯に位置する共和制国家。首都はニアメである。内陸国であり、北西から反時計回りでアルジェリア、マリ、ブルキナファソ、ベナン、ナイジェリア、チャド、リビアと隣接する。 正式名称はフランス語で、Republique du Niger(レピュブリク・デュ・ニジェール)。通称、Niger。公式の英語表記は、Republic of Niger(リパブリク・オヴ・ナイジャもしくはニージェア)。通称、Niger。日本語の表記は、ニジェール共和国。通称、ニジェール。 国名の由来は、ニジェール国内を流れるニジェール川より。ニジェール川の語源は、遊牧民のトゥアレグ族によりこの川がニエジーレン(n'egiren)「川」、またはエジーレン(egiren)「川」と呼ばれていたことによる。これがフランス人に伝えられ、ラテン語で「黒」を意味するニジェール(niger)と転訛した。 ニジェール (Niger) とナイジェリア(Nigeria) の2か国は本来、同じ地域を指しているが旧宗主国を異にする両地域が別々に独立した際、現在のように別の国を指すこととなった。 9世紀ごろ、ニジェール川流域に現在のマリ東部のガオを首都とするソンガイ帝国が興り、ニジェール川流域地方を支配した。ソンガイは早くから北アフリカとの交易があり、イスラム化が進んでいた。東部のチャド湖周辺はカネム王国が支配していた。ソンガイ帝国は14世紀にはマリ帝国の属国となったものの14世紀後半には再独立し、15世紀には最盛期を迎えた。このころにはソンガイの勢力圏は中部にまで及んでいたが、16世紀末には帝国がモロッコのサアド朝に敗れたためこの支配は崩壊した。東部はカネム王国が南遷したボルヌ帝国の支配下にあった。19世紀にはダマガラム(現ザンデール)に小王朝があり、その他いくつかの小勢力が割拠していたが、ニジェール全体を支配する勢力は存在しなかった。
国名
歴史詳細は「ニジェールの歴史(英語版
植民地化以前
フランス植民地時代