ニコンのデジタル一眼レフカメラ製品一覧
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ニコンのデジタル一眼レフカメラ製品一覧は、ニコンの発売してきたデジタル一眼レフカメラの一覧である。便宜上アナログ電子カメラニコンQV-1000Cも含める。
アナログ電子カメラ

ニコンQV-1000C(1988年12月発売) - 0.38メガピクセルの2/3inCCDでアナログ撮影[1]する電子スチルビデオカメラ。従前のスチルビデオカメラは画質が荒かったが、このカメラは白黒専用とすることで新聞紙面用には充分な画質を得た[2]。マウントは10個の電気接点で信号のやりとりをする専用電子マウントでQVニッコール10-40mmF1.4とQVニッコールED11-120mmF2.0の2本の専用レンズが用意された。アダプター「QM-100」を介せばFマウントの交換レンズもマニュアルフォーカスで使用できる。記録媒体は2inフロッピーディスク。ISOは400、800、1600相当。このカメラ以前はニコンF4などで撮影したフィルムを現像して電送機にかけていたが、このカメラでは専用電送機ニコンQV-1010Tに内蔵されるCRTモニターで確認し現像なしで写真を電送できるため大幅な時間短縮を実現した。
デジタル一眼レフカメラニコンD70

デジタルカメラの原理・仕組みについてはデジタルカメラを参照

ニコンのデジタル一眼レフカメラは、銀塩フィルムを使うFシリーズと同様のマーケティング方法が取られ、市場の開拓時に無理に廉価な製品を販売すると機能、性能に問題のある製品となり、ブランドイメージが落ちかねない。高価でもプロの使用に耐える高級機を販売し、量産効果に合わせて普及価格帯に下りていく(D1⇒D100⇒D70⇒D50⇒D40⇒D60)。この戦略は成功し、デジタル一眼レフカメラの市場はニコンとキヤノンでほぼ二分していた。

ニコンの一眼レフカメラは、FシリーズやEシリーズ、Dシリーズなど、ほとんどのカメラがFマウントと呼ばれるバヨネットタイプのマウントを採用している。1959年のニコンF発売以来、もっとも長寿命のマウントであり、ニコンだけでなく多くのサードパーティからFマウント用レンズ、アクセサリが発売されており、実際にユーザが所有している。これらの資産をニコンが捨てなかったことは、ユーザがニコンを信頼する理由の一つである。
ニコンEシリーズ

富士写真フイルム(現・富士フイルムホールディングス)と共同開発された、ニコン初のデジタル一眼レフカメラのシリーズ。縮小光学系をボディ内に備えることで24×36mm(ライカ)判使用時と同じ焦点距離/画角感覚で使用できるが、その反面ボディの大型化を招いた。D1発売以降はその役目を譲った。

E2(1995年9月発売) - 富士からもフジックスDS-505として販売された。1.3メガピクセル。110万円。

E2s(1995年9月発売) - 富士からもフジックスDS-515として販売された。140万円。

E2N(1996年9月発売) - 富士からもフジックスDS-505Aとして販売された。1.3メガピクセル。記録媒体は PCMCIA/ATAタイプI/II準拠のPCカードで撮影可能枚数は15MBカード装着時ハイモード5枚、ファインモード21枚、ノーマルモード43 枚、ベーシックモード84枚。89万円[3]

E2Ns(1996年11月発売) - 富士からもフジックスDS-515Aとして販売された。E2Nに秒3コマ、最大5コマの連写機能を追加した。130万円。

E3(1998年6月発売)- 富士からもフジックスDS-560として販売された。1.4メガピクセル。記録媒体は PCMCIA/ATAタイプI/II準拠のPCカードで撮影可能枚数は15MBカード装着時ハイモード5枚、ファインモード21枚、ノーマルモード43枚、ベーシックモード84枚。ISO800、1600、3200相当。77万円。

E3s(1998年6月発売)- 富士からもフジックスDS-565として販売された。E3に秒3コマ、最大12コマの連写機能を追加した。98万円。

Dシリーズ

デジタル一眼レフカメラ。

センサーサイズによって機種タイプが異なり、ニコンでは24×36mm(ライカ)判フルサイズのイメージセンサを採用しているものをFXフォーマット、24×36mm(ライカ)判フルサイズより小さいAPS-Cサイズのイメージセンサを採用しているものをDXフォーマットと呼んでいる。

Dシリーズにもノイズリダクション機能を搭載しているが、COOLPIXシリーズとは異なる方式のため、COOLPIXシリーズのようなノイズキャンセルの差分を得るための時間はほとんどない。

Dシリーズ年表D1桁シリーズD3桁シリーズD2桁/D4桁シリーズその他
DXFXDXFXDXFX
1999D1
2001D1XD1H
2002D100
2003D2H
2004D70
2005D2XD2HsD200D70sD50
2006D2XsD80D40
2007D3D300D40x
2008D3XD700D90D60
2009D3SD300SD5000D3000
2010D7000D3100
2011D5100
2012D4D800D800ED600D5200D3200
2013D610D7100D5300Df
2014D4SD810D750D3300
2015D810AD7200D5500
2016D5D500D5600D3400
2017D850D7500
2018D3500
2020D6D780

D1桁シリーズ

D1桁シリーズはカメラマン、報道、デザイン事務所などのプロ用途向けモデルである。

フラッグシップであるD1桁シリーズは仙台ニコンで製造される「Made in Japan」であったが、2021年にタイ工場への生産移管を表明した[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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