ニコライ堂
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この項目では、日本正教会府主教座教会でありイイスス・ハリストス(イエス・キリスト)復活を記憶する東京復活大聖堂(通称ニコライ堂)について説明しています。

ニコライ」の名を持つ聖人を記憶する聖堂の一覧については「聖ニコライ聖堂」をご覧ください。

イイスス・ハリストスの復活を記憶する他の大聖堂の一覧については「復活大聖堂」をご覧ください。

ニコライ堂(東京都千代田区)。現在の姿は関東大震災で被災した後の1929年に修復されたもの。関東大震災前のニコライ堂地図

ニコライ堂(ニコライどう、英語: Nicholai-do)は東京都千代田区神田駿河台にある正教会大聖堂[1]。「ニコライ堂」は通称であり、日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭(のち大主教聖ニコライに由来する[1]

正式名称は「東京復活大聖堂[2]英語: Holy Resurrection Cathedral in Tokyo[3])であり、イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)復活を記憶する大聖堂である。

日本正教会首座主教座大聖堂(ロシア正教会の聖堂ではない。後述)。

建築面積は約800平方メートル、緑青を纏った高さ35メートルのドーム屋根が特徴であり[1][4]日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式教会建築といわれる[5][6]1891年に竣工し、駿河台の高台に位置したため御茶ノ水界隈の景観に重要な位置を占めた[1][7]関東大震災で大きな被害を受けた後、一部構成の変更と修復を経て現在に至る[1]1962年6月21日、国の重要文化財に指定された[4]
概要

日本で最大の正教会大聖堂であり、全日本の府主教が管轄する首座主教教会である。現在の府主教はダニイル主代郁夫[8]
正式名称

建物としての大聖堂の正式名称は東京復活大聖堂(とうきょうふっかつだいせいどう)。「ハリストス復活大聖堂」といった表記のブレがまま見られるが、こうした表記は当事者によって用いられる正式名称ではない。

この大聖堂を拠点とする教会名は「東京復活大聖堂教会」である[8]
所属正教会の教会機構図解


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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