ニア・アリ
Nia Ali
2014年世界室内選手権にて
選手情報
フルネームニア・シファーティヒー・アリ
国 アメリカ合衆国
国籍 アメリカ合衆国
競技陸上競技
種目ハードル走、七種競技
大学テネシー大学→南カリフォルニア大学
生年月日 (1988-10-23) 1988年10月23日(30歳)
生誕地 アメリカ合衆国ペンシルベニア州ノリスタウン
居住地 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
身長5 ft 7 in (1.70 m)
コーチ担当者トミー・リー・ホワイト(Tommy Lee White)
自己ベスト
100mハードル12秒48(2013年)
七種競技5824点(2009年)
獲得メダル
女子陸上競技
アメリカ合衆国
オリンピック
銀2016 リオデジャネイロ100mH
世界室内陸上選手権
金2014 ソポト60mH
金2016 ポートランド
ニア・シファーティヒー・アリ(Nia Sifaatihii Ali、1988年10月23日 - )は、アメリカ合衆国の陸上競技選手。 ペンシルベニア州ノリスタウン生まれ、同州フィラデルフィア出身[1]。ハードル走と七種競技を専門とする[1]。 高校時代は2年間を陸上競技に、1年間をバスケットボール・ソフトボールに捧げた[1]。2006年にナイキ室内アメリカ選手権で大会新記録8秒36(60mH)を樹立するなどの成績を残した[1]。2007年、テネシー大学に進学、サウスイースタン・カンファレンスで七種競技の覇者となった[1]。2008年に南カリフォルニア大学へ転校したが、怪我のため目立った成績を残せず、2009年はNCAA選手権
目次
1 陸上選手としての経歴
2 個人的な経歴
3 脚注
4 参考文献
5 関連項目
6 外部リンク
陸上選手としての経歴
2013年、ニューメキシコ州アルバカーキで開かれた全米室内選手権で60mHに出場、7秒93で優勝を果たす。さらに同年の全米選手権で世界選手権の出場権を獲得、アメリカ記録保持者ブリアナ・ローリンズを脅かす存在として注目を浴びた[2]。その世界選手権では、決勝進出はならなかったものの、準決勝10位の成績を収めた[3]。
2014年、ポーランド・ソポトで開催された世界室内選手権で金メダルを獲得する[4]。ロンドンオリンピック金メダリストのサリー・ピアソンやティファニー・ポーターといった強力なライバルを破っての貴重な1勝となり、ピアソンはオーストラリア放送協会(ABC)の取材に対し、ニアの勝利を称賛するコメントを寄せた[5]。金メダル確実と思われたピアソンを破ったことで、IAAFワールドチャレンジミーティングスの1戦であるメルボルントラッククラシック(英語版)での再戦が注目されたが、ニアは同大会へ出場しないことを表明した[6]。 高校と大学で2度転校を経験しており、高校はニュージャージー州プレザントビル
個人的な経歴
2009年に父アリーム・アリ(Aleem Ali)が3人の家族と愛人を殺害し、自殺するという衝撃的な事件に直面し精神を病んでしまうが、心理学者に心のケアを受けたことと母や祖母を見習うことで2011年春に復活し、世界レベルで争えるハードラーに成長した[7]。
脚注^ a b c d e f g h “Nia Ali Bio”. University of Southern California Official Athletic Site. 2014年3月10日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。