ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて
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ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて
ジャンル
魔法少女アイドル
OVA:ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて(第1期)
ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ(第2期)
監督武本康弘(第1期・KARTE.1、2)
荒川真嗣(第1期・KARTE.2.5)
米たにヨシトモ
(第1期・KARTE.3 - 5、第2期・おぺ.2)
玉川真人(第1期・KARTE.5)
松園公(第2期・おぺ.1)
キャラクターデザイン渡辺明夫
音楽高木隆次
アニメーション制作タツノコプロ
京都アニメーション(第1期・KARTE.1、2)
製作ジェネオンエンタテインメント
東芝エンタテインメント、タツノコプロ
発表期間2002年8月23日 - 2004年4月2日(第1期)
2004年9月10日 - 2005年9月22日(第2期)
話数全8話
(第1期:全6話、第2期:全2話)
アニメ:ナースウィッチ小麦ちゃんR
原作タツノコプロ
監督川口敬一郎
シリーズ構成村上桃子
脚本村上桃子、ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン渡辺明夫(原案)、佐野隆雄
音楽山下康介
アニメーション制作タツノコプロ
製作タツノコプロ、日テレvapNTVM
放送局#日本テレビ参照
放送期間2016年1月 - 3月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』(ナースウィッチこむぎちゃんマジカルて)は、日本のアニメOVAシリーズ作品。

『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 は、2002年から2005年にかけて製作された。タツノコプロ創立40周年記念作品。続編『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ』(ナースウィッチこむぎちゃんマジカルてゼット)、テレビアニメの『ナースウィッチ小麦ちゃんR』(後述)が制作されている。
ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて(Z)

The Soul Taker ?魂狩?』(以下『ソウルテイカー』)からのスピンオフ作品であり、『ソウルテイカー』のDVD版映像特典として作られた短編連作「こむぎ大作戦」を原型としている。内容はいわゆる魔女っ子アニメのパロディ。のちに邪道魔法少女の1作目と位置づけられる。

『ソウルテイカー』の"看板娘"である中原小麦を主人公に据え、同作の主人公・伊達京介らが脇を固めているが、世界設定・ストーリー面で『ソウルテイカー』とは関連性のないスター・システム的作品である。作品のコンセプトは「小麦ちゃんと一緒に遊ぼう」である。アニメキャラである中原小麦が自らインターネットラジオのメインパーソナリティを務め、プロデューサーである川瀬浩平伊平崇耶も別名でネットラジオに出演し、作品の舞台裏や製作状況などを番組内で公開。作品の批判を正面から受け止める一方、逆にファンに対しても叱責するという、リスナーとの本音トークで製作側とファンとの距離を縮めた。上記のように「ファンと一緒に、同じ目線で作品を作っていく」という製作工程が同時期の他の作品と異なり、またこの作品の人気理由の一つになっている。

ネットラジオ番組については『中原小麦のまじかるナースステーション』を参照のこと。
登場人物

※印は『ソウルテイカー』に登場しない本作オリジナルキャラクター。
中原 小麦(なかはら こむぎ)
- 桃井はるこ本作の主人公。弱小芸能プロダクション「キリプロ」所属の女子高生コスプレアイドル。おっちょこちょいであわてんぼう。ムギまるを助けたことから、悪のウイルスから地球を救う「まじかるナース」となり、ウイルス退治、芸能活動、高校生活の三足草鞋を履くハメに。しかし持ち前の明るい性格で元気に押し寄せる事件を乗り切ってしまう。貧乳である事が悩みで、第4話では「65cm以下」と判明している。
国分寺 こより(こくぶんじ こより)※
声 - 大谷育江小麦のクラスメイトで大の仲良し。なおかつ巨乳ロリ顔の新進アイドル。しかし、ムギまるに追われるあんぐら?によってまじかる冥土(メイド)と化してしまう。本人に自覚は無い。普段の性格はおっとりしていて小麦にも優しいがウルトラ天然ボケである、まじかる冥土時はあんぐら?に乗っ取られているため陰険・高飛車・毒舌の三拍子で小麦を攻める。ちなみに小麦もこよりも変身後の姿は素顔のままだが、互いの正体に全く気付いていない。『Z』最終話にて、マヤと同じく(?)邪心を一切持たなかったためにあんぐら?の寄り代にされており、マヤと「声が似ている」のはそのせいであるという裏設定が同話のアバンタイトルで明かされた。マジカルての最終話である同話ではその体が限界を迎え、後継者として小麦の体を狙う。
ムギまる※
声 - うえだゆうじ地球とは別次元に存在する「わくちん界」のエージェント。地球に降り注いだ悪のウイルスの回収と、ウイルスを散布したあんぐら?の捕獲のため地球にやってきたが、地球ではその能力を発揮できず負傷。助けてくれた小麦に自身の任務の代行を依頼する。真面目な性格だが一言多いのが玉に瑕。愛らしい外見とは裏腹にかなりスケベで、魔女っ子アニメのお約束であるヒロインとの入浴を試みては小麦に八つ裂きにされている。
あんぐら?※
悪のウイルスの総元締。わくちん界に拘禁されていたが脱走し、地球に自身の配下である悪のウイルスを振り撒いた。ムギまる同様、地球ではその能力は発揮できないため、行動時にはこよりの心身を乗っ取って使役する。その生まれた経緯から、邪心の無い人間にしか宿ることができないという裏設定を持つ。
ポソ吉(ポソきち)※
声 - 清水愛まじかる冥土時のこよりに付き添う謎の存在。青い蝶ネクタイをつけてはいるが、設定上は♀。インドでの修行により、会話できるようになった。
壬生 シロー(みぶ シロー)
声 - 小野坂昌也キリプロの辣腕マネージャーで小麦の担当。口と態度が悪く、桐原社長との口喧嘩は日常茶飯事。小麦の能天気ぶりに手を焼いており悪態をつきつつも、見守らずにはおれないアニキ的人物。
桐原 夕映(きりはら ゆい)
声 - 平松晶子キリプロの若き社長。真面目だが融通が利かない。かつてはアイドルタレントで、引退後裏方に転向。業界では辣腕で鳴らすが、自社内では所属タレントとマネージャー約1名のおっぺけぺー振りに頭を抱える毎日。それでも「天敵」シロー共々、小麦を温かく見守っている。
伊達 京介(だて きょうすけ)
声 - 斎賀みつき歌手・俳優として人気ナンバーワンのアイドル。それでいて驕ったところが無い好青年。小麦の憧れの人であり、小麦がタレントになるきっかけになった人物でもある。小麦に対しても優しく接するが本編(The soul taker)では岬真夜にほのかな思いを寄せていたことに関連してか、小麦をほっといて女神マヤとラストいい感じになっている。
MEGU(メグ) / 秋葉 恵(あきば めぐみ)
声 - 榎本温子キリプロ所属のグラビアアイドルで、本名は「秋葉 恵」。胸の大きさをネタにしばしば小麦にちょっかいをかけるが、ドジなところは小麦とどっこいどっこい。こよりの台頭に危機感を強めている。小麦と口げんかになると「落ち目乳女」と言われることもある。
時逆 琉奈(ときさか るな)
声 - 根谷美智子キリプロ所属の人気子役。常にお茶を口にしている。猫かぶりで狡賢いところがあり、人前ではいい子を演じているが、小麦に対しては辛辣極まりない。小麦曰く「生意気」。
櫻井 明日香(さくらい あすか)
声 - 田村ゆかり若手アクション女優。現場では厳しい言動で一見近寄り難い雰囲気を持つが、素は真面目で優しい性格。
女神マヤ
声 - 大谷育江わくちん界を司る神。ムギまるにあんぐら?の捕獲と悪のウイルスの回収を命じた。寛容な性格だがややナルシストの気がある。第1シーズンKARTE.3では小麦に危ない薬を打ったり、KARTE.5では京介を連れて逃走を企てたりと油断ならないところもある。かつて自身の悪の心を分離させあんぐら?を産み出した張本人であり、本来あんぐら?とは一つの存在である。
リチャード・ビンセント
声 - 江原正士第1シーズンKARTE.2.5に登場。京介が所属する大手芸能プロダクション「JUNES」の社長。夕映とは犬猿の仲だが、実はアイドル時代の夕映の片思いの人でもある。
マジカルティーチャーコマチ※
声 - かないみか第1シーズンKARTE.5に登場。地球を「たのしい学校」にすべく侵略してきた宇宙魔法少女。ロリロリ幼女体と爆乳女教師体の2形態を持つ。
スタッフ

本作は監督をはじめ多くのスタッフが各話ごとに大きく異なり、共通のスタッフは少ない。

企画 - むぎむぎ団

企画協力 - 『The SoulTaker』製作委員会

監督 -
武本康弘(KARTE.1、2)、荒川真嗣(KARTE.2.5)、米たにヨシトモ(KARTE.3 - 5、おぺ.2)、玉川真人(KARTE.5)、松園公(おぺ.1)

キャラクターデザイン - 渡辺明夫(KARTE.2まで渡辺あきお名義)

総作画監督 - 伊東克修(KARTE.3まで)

美術監督 - 鵜ノ口穣二(KARTE.1、2)、須藤岳(KARTE.2.5、3)、目方光太郎(KARTE.4)、小谷隆之(KARTE.5、おぺ.2)、多田喜久子(おぺ.1)

色彩設計 - 高木理恵(KARTE.1、2)、池さゆり(KARTE.2.5 - 5)、佐藤祐子(おぺ.1)、堀川佳典(おぺ.2)

撮影監督 - 中上竜太(KARTE.1、2)、松山正彦(KARTE.2.5 - 5、おぺ.1、おぺ.2)

編集 - 坂本雅紀(KARTE.2.5はドラマパート編集)

ミュージッククリップ編集 - 奥田浩史(KARTE.2.5)

音楽 - 高木隆次

音楽プロデューサー - 川綱俊治

音響監督 - 柏倉ツトム(KARTE.1 - 5、おぺ.1)、三間雅文(KARTE.1、2、おぺ.2)

プロデューサー - 川瀬浩平伊平崇耶、吉田昇一(KARTE1 - 5)、八田英明(KARTE.1、2)、里見哲朗(おぺ2)

アニメーション制作 - タツノコプロ京都アニメーション(KARTE.1、2)


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