ナンバMG5
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このフィクションに関する記事は、ほとんどがあらすじ・登場人物のエピソードといった物語内容の紹介だけで成り立っています。製作過程や社会的影響、専門家による批評や分析など、作品外部の情報の加筆を行い、現実世界の観点を説明してください。(2020年1月) (使い方)

ナンバMG5
ジャンル学園漫画
不良漫画[1]
漫画
作者小沢としお
出版社秋田書店
掲載誌週刊少年チャンピオン
レーベル少年チャンピオン・コミックス
発表号2005年27号[2] - 2008年42号[3]
発表期間2005年6月2日[2] - 2008年9月18日[3]
巻数全18巻
話数全160話
漫画:ナンバステイゴールド-ナンバMG5特別編-
作者小沢としお
出版社秋田書店
掲載誌週刊少年チャンピオン
発表号2022年22・23合併号 - 26号
発表期間2022年4月28日[4] - 5月26日[5]
話数全4話
その他短期集中連載[4]
ドラマ
原作小沢としお
脚本金沢達也
演出本広克行、品田俊介
森脇智延、佐々木敦規
音楽宗本康兵
制作FILM(協力)
製作フジテレビ
放送局フジテレビ系列
放送期間2022年4月13日 - 6月22日
話数全10話+特別編2話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『ナンバMG5』(ナンバエムジーファイブ)は、小沢としおによる日本不良漫画。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2005年27号[2]から2008年42号[3]まで連載された。単行本は全18巻。

関連作品に、直接の続編となる『ナンバデッドエンド』がある。

2022年4月期に、フジテレビ系列にて間宮祥太朗主演でテレビドラマ化されている(後述)。テレビドラマ化を記念して、『週刊少年チャンピオン』22・23合併号より26号まで、『ナンバステイゴールド?ナンバMG5 特別編?』の短期集中連載を掲載[4][5]。難破剛が白百合高校に通い始めてから1年半後を描いたストーリーとなっている[4]
概要

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2009年1月)

いわゆる不良漫画におけるテーマの一つとして「高校デビュー」があるが、本作は作者が巻末で「ヤンキーをやめる話を書こうと思った」と述べているとおり、全く逆のアプローチから描かれている。つまり、主人公が「高校に入学して不良になる」のではなく「高校に入って真面目になる」のである。よって、学業時は模範的な高校生になる。

ただし、主人公の家族は全員ヤンキーであるのに加え、通っている高校にヤンキー校(しかも家族には表向きこちらに通っているとごまかしている)が隣接しているため、自宅やケンカ時などではヤンキーとして振る舞い、家族や他の不良たちには「模範的な高校生」ということを基本的に隠し通している。

作品の構造としては、高校デビューのパロディであり、二重生活のコメディである。しかしながらヤンキーとしては突出したエリート一家の一員である主人公の立場は、家族に将来を期待された思春期の少年という意味において、学歴エリートのパロディ的存在でもあるという、設計がなされている。

二重生活コメディという点においても、単に真面目と喧嘩がパラレルで存在している訳ではなく、その生活を送る十分な動機が存在する。学校では良き友でありたいがゆえに不良の実情を隠した真面目な生徒と、家族や周囲の期待に応えるべく活躍を続ける不良少年とが両立することとなる。高校受験時に剛に芽生えた、本当はやりたいことをしたい、という親からの自立が動機となっており、不良漫画ながら、家族、友人、自分自身に対する誠実さをテーマに備えている。

本作はそんな剛の白百合高校入学から2年生の夏の終わりまでのストーリーである。

2008年9月をもって一旦完結し、以後は『ナンバデッドエンド』に続く。
あらすじ

関東の筋金入りのヤンキー一家、難破家。10代の頃は千葉最強のヤンキー、トラック運転手の父・勝。気合いの入った元レディース、料理上手な母・ナオミ。関東を制覇した長男・猛は誰もが恐れるカリスマヤンキーで、長女・吟子は改造自転車を乗り回す。難破家飼い犬の松も、近所中の犬をシメている。

そんな家庭で生まれ育った次男坊・難破剛。彼も14校を傘下に持つ中学のアタマをはっていたバリバリのヤンキー。その強さから、関東では知らぬ者は1人もいない「難破兄弟」の弟として名を轟かせていた。

全国制覇いったれ!家族からの熱い期待を背負い、特攻服をひるがえし、不良校と名高い市松高校へ進学する。

……はずが、なんと白百合高校でシャバいフリ!?

普通の青春に憧れたヤンキー少年が、家族に内緒で特攻服を脱ぎ、正体を隠して真面目な学校で"逆"高校デビュー!

好きな女の子も出来て、同じ部活にも入り、恋に勉強にと正に普通の青春を謳歌する剛。しかし、次から次へと巻き起こる問題を見過ごせず、こっそり特攻服に着替えて大暴れ。陰から友達を助けたり問題に対処したりしていく内に、その強さと目立つ風貌が、正体不明の「特服(とっぷく)の男」としてヤンキー界の巷を騒がせることに。

家族にも友達にも、誰にも言えない、良心の呵責。時には誤解され、時には蔑まれ。悩みを抱えながらも壁を乗り越える剛は、理解者との絆、強者との闘いで、人としてより強く成長してゆく。

「全員まとめてかかって来いや!!」

最強ヤンキーとシャバ僧の二重生活を描いた、笑いあり、涙ありの、痛快ヤンキーバトルギャグ漫画。
登場人物
難破一家
難破剛(なんば つよし)
本作の主人公。
ヤンキー家族「難破一家」の次男。ヤンキースタイルの時は、白い特攻服やヤンキー服にワックスでセットしたツンツン頭、「殺」の字が書かれたマスク、お守りを首から下げた姿。シャバ僧スタイルの時は、髪を下ろした真面目な学ラン姿が特徴。喧嘩の勝利が一番と考える両親の教育から、子供の頃から喧嘩に明け暮れ、かつてヤンキーの巣窟であった萬田中をシメるほどの実力を持った中学最強の喧嘩番長だった。が、喧嘩ばかりの日々に嫌気が差し、普通の青春を送りたいという動機から高校進学を機にヤンキーをやめることを決意。その後図書館で家族や知り合いの目をはばかりながら、担任教師の長谷川に支えられながらの勉強の末、家族に内緒で普通の学校である白百合高校に進学する。なお、家族には白百合に隣接するヤンキー校、市松高校に通っていることにしている。自分を偽り、家族や友人を騙してしまっている今の生活に思い悩みつつも、いつか発覚してしまうまでは精一杯生活を楽しもうと決意している。家を出るときは、連載初期は特攻服、特服の男として有名になってからは私服を着用、ツンツン頭のヤンキー姿。その後公園の公衆トイレや駅のトイレで、密かに白百合高校の学ランに着替え、髪を下ろして通学している。脱いだ特攻服は、初めは学生鞄にしまっていたが、途中からトイレの通風孔の蓋を開けた天井裏に隠すようになった。荒事に巻き込まれたときは、特攻服に着替え素性を隠して対処。その圧倒的な強さから、正体不明の「特服(とっぷく)の男」としてヤンキー界で恐れられる。一度、トイレが遠いためシャツで覆面してやり過ごしたことがある。高校初めての友人島崎を、かつてのいじめっ子達から守ろうとしたことがきっかけで、特攻服を再度羽織ることになる。また、子ども時代に負傷していた子犬の松を拾い面倒を見る、カツアゲされている人を助けるなど、困っている人間や問題を見過ごせないかなりお人好しな性格。度々成り行きによって喧嘩せざるを得ない状況になってしまい、真面目な人生だけに専念することは出来ていない。そういった出来事の積み重ねで、最終的には市松高校を事実上制覇、次いで千葉県、そして神奈川県も制覇してしまっている。そのため、家族から託された「全国制覇」の夢をこなしていることもあり、二重生活がバレにくい要因になっている。クラスメートの藤田深雪に片思いしているが、当人からはあまり相手にされていない。が、深雪やクラスメートらから「可愛い顔」と評されており、物語後半ではファンも存在していた。成績は比較的優秀で、得意科目の英語は母語話者とも会話が出来るほど。深雪の真似で美術部に入部したが、昔から絵を描くのが好きで得意な様子。単車や原チャリの運転も得意。しかし運転免許の有無は不明である。弱点は、ヤンキー的価値観のもとに生まれ育ったために一般的なファッションセンスが皆無なこと。ゆえに、センス抜群の伍代に頼んで度々、所謂「シャバい格好」の衣服を貸してもらっている。2年へ進級すると同時に、美術部部長の東が卒業する際に副部長に任命された。
難破猛(なんば たけし)
難破一家の長男。無職。本作における最強キャラクター。金髪のリーゼント(ドラマ版では黒髪)と三白眼が特徴。城南高校在学中に関東を完全に制覇、その威厳を知る者からは『カリスマヤンキー』と呼ばれ未だ恐れられている。黒い特攻服がトレードマークだった。喧嘩の腕前は、デコピン一発で相手の脳髄を揺らす、一人倒すのに一秒もかけないなどの非常識な強さである。また、主人公であり強敵にも勝ち続ける剛がどうあがいても勝てない唯一の存在。その性格は豪快で男気溢れる、そして少々頭が足りない。高校を卒業してから母親と共にパチンコで稼いでいたが、家族に「ニート」と言われ奮起、一時的にペットショップの店員として働き始めた。城南時代の後輩であるカズヤに愛車「魔愚南無号」(GS400の改造車両)を50万円で売ってまで、悪徳ブリーダーの篠崎から松の母親である秋風号を買い取ろうとしたが、迎えに行った時既に秋風号は死亡。秋風を死なせても全く動じようとしない篠崎の元に殴りこむため、辞表を提出。店長から戻るように勧められたが「命を金で売り買いするのがつらい」という理由から、ペットショップを辞めてしまった。嘘をついた吟子の為に、髪を下ろした姿を披露したことがある。それを目撃した島田のおばちゃんからヨン様と間違われた。終盤では知り合いの先輩から中古のアメ車を購入、伍代の別宅がある亜多海まで剛たちを連れて行った。そこで起きた地元内紛の抗争に松が巻き込まれたため、お返しとして剛と大丸を送ったが、その際に剛が全国制覇などくだらないと発言したのを聞いてしまい、剛の秘密を薄々悟り始める。それでも剛が懸命にごまかし続けたことから、敢えて見送りにしている。
難破吟子(なんば ぎんこ)
難破一家の長女で、剛の2歳年下の妹。金髪(ドラマ版では黒髪で所々メッシュが入っている)で、着ぐるみ好きの中学生。難破兄弟の妹として恐れられていたために、男に言い寄られたことは少ない。剛を「兄ちゃん」、猛を「猛兄(たけにい)」と呼ぶ。改造チャリが愛車。一時期彼氏がいたが、難破兄弟のバックを悪用したいがために言い寄られた事実に気づき自らフッた。頭が悪そうな印象だが、実際は相当柔軟な思考の持ち主で、ニンテンドーDSで脳年齢のテストに挑戦し一番若い20歳の結果が出た。中3になってからは進路に悩んでいたが、偶然知り合った優等生・佐藤順一の影響で勉強に興味を持ち始め、佐藤に教えて貰いながら勉強することに。佐藤に対し自分がヤンキーであることを隠す際、兄の剛に勝るとも劣らないほどの口からでまかせを披露、家族総出で付き合うことになった。
難破勝(なんば まさる)
難破一家の家長。職業はトラック運転手。10代の頃は千葉最強のヤンキーとしてその名を轟かせていた。剛が幼い頃から喧嘩の勝ち負けに厳しく、負けて帰れば勝つまで家に入れないなど昔ながらの頑固親父。しかし、その昔愛車の改造費として貯めていたヘソクリを負傷した松の治療費に費やす、吟子のついた嘘に付き合う、佐藤と吟子の勉強を認めるなど、頑固ながらも心優しい一面が度々見られる。昔は痩せていたが年をとるごとに体型が変わっている。よく松に仕事での愚痴を長々とこぼし、鬱陶しがられている。妻ナオミからはマー坊と呼ばれている。娘吟子には少々甘いが、猛や剛の活躍を心底喜ぶ、一家にとって良き父親である。愛車は紫色のクラウン
難破ナオミ(なんば ナオミ)
難破一家の主婦。ヘタな男より気合が入った元レディース。現在は主婦をしつつパチンコで家計を助けている。剛が高校に進学する際、海物語で勝った20万円を突っ込み、以降剛のトレードマークとなる白い特攻服を作った。手芸が得意のようで、猛や剛がボロボロにした特攻服を綺麗に直している。料理の腕前もかなり高く、唐揚げは料理研究家を母親に持つ伍代や、市松のアタマ陣内をうならせた。猛は毎回のように「さすが母ちゃんの料理だ!気合が違うぜ!!」と絶賛している。吟子の嘘でアメリカ人を演じることになってしまった際は、吹き替え版アメリカ人としてその場を凌いだ。
松(まつ)
難破一家の番犬。犬種は柴犬で、血統書付き。剛の二重生活の秘密を知る1人(1匹)。本来の名前は「赤竜号」といい、心無きブリーダーの篠崎に河川敷に投げ捨てられたところを剛に拾われる。弱気な子犬であったが、難破一家に拾われて以来、立派なヤンキー犬として育つ。頭が良く、お使いに出かけていくこともある。目に付いている傷は篠崎の暴行によって出来たものである。人間の言葉が理解出来、いつも人間語を喋ったつもりで吠えているが、剛たち人間からはただ「ワンワン」と吠えているだけにしか聞こえておらず、一切理解してもらえた試しが無い。難破家で唯一剛の真実を知っており、最初は剛を裏切り者とみなし怒っていたが、変わらぬ剛の熱意に惚れ直し、以前のように慕っている。近所の犬をシメており、町内の犬のアタマとして名を馳せている。基本的に人見知りが激しく自分が懐かない人物に対しては物凄く吠えるが、伍代とやよいには懐いている。窮地を救ってくれた伍代は特別慕っており、「オジキ」と呼んでいる。
剛の協力者
伍代直樹(ごだい なおき)
市松高校の1年で、最強の部類に入る男。剛の二重生活の秘密を知る1人。外ハネの髪が特徴。特服の男を千葉最強の難破兄弟の弟と感づき、タイマンを望んでいた。しかし、彼の単独行動で恥をかいた火野率いる市松軍団に袋叩きにされ、左腕を骨折。右腕も折られそうになったところを自身の標的であった剛に助けられ、協力して火野軍団を追い払った。以後は、剛の秘密を知る理解者として影から表から剛を支える相棒的存在となる。特服の男の正体が明かされそうになった際、剛から特服の在り処を聞いていた伍代が特服の男に成り代わり、剛を庇ったことがある。剛に振り回される度「調子狂うぜ……」と漏らすが、心底嫌という訳ではない様子。一匹狼として振舞っており、市松のヤンキー連中の中でも「強えけど何考えてるか分かんねぇ」と言われるほど浮いた存在である。基本的に誰に対してもクールで素っ気ない調子を崩さないが、剛の図々しい要求を嫌がりつつも結局は聞いてあげるあたり、かなりのお人好しである。洋服のファッションセンスが良く、剛の美術部での外出のために洋服を選んであげたり、自身が持つシャバ僧向けの洋服を貸し出したことがある。恋愛についても、剛や大丸より大分達観した感じだが特定の相手がいる様子は無い。両親は幼い頃に離婚しており、有名な料理研究家の母親・里美と二人暮らしの母子家庭。母親は多忙によって帰ってくることが滅多にないため親子の仲は冷え切っていたが、2人で
ハワイ旅行に行くようになる(その際難破家とニアミスしている)など、伍代邸を訪れた剛の発言によって多少は改善された模様。


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