ナンディ賞
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ナンディ賞
2012年ナンディ賞(英語版)授賞式で原案賞を授与されるラージ・マディラージュ(英語版)(中央)と招待客のアミターブ・バッチャン(右)
受賞対象テルグ語映画において顕著な実績を残した映画関係者
スポンサーアーンドラ・プラデーシュ州政府(英語版)[1]
会場ヴィジャヤワーダ
インド
主催アーンドラ・プラデーシュ州映画・テレビジョン・シアター開発公社[2]
初回1964年
最新回2016年
公式サイト ⇒www.apfilmchamber.com

ナンディ賞(ナンディしょう、Nandi Awards)は、インドの映画賞。アーンドラ・プラデーシュ州政府(英語版)が主催しており、テルグ語映画、テルグ語演劇(英語版)、テルグ語テレビを表彰する最も権威のある賞である。「Nandi(ナンディ)」は「bull(雄牛)」の意味であり、アナンタプラム県レパクシ(英語版)にある花崗岩で作られた雄牛像(テルグ人(英語版)の文化的・歴史的シンボル)を指している。ナンディ賞は金賞、銀賞、青銅賞、銅賞の4部門があり、これとは別に社会的・神話的・詩的ドラマを表彰するナンディ・ナタコタヴァム賞が毎年発表されている[3][4]

州政府が任命した選考委員会が受賞作品を決定し、ヴィジャヤワーダで開催される授賞式で州首相が賞を授与する。選考ルールは毎年文書で公表され、多くの規定が存在する。特に映画作品についてはアーンドラ・プラデーシュ州テランガーナ州で製作した作品のみが選考対象とされ、海外企業を含む他地域との共同製作作品については選考に際して多くの規定が設けられている[5]。エントリーする際には、前年の1月1日から12月31日までに中央映画認証委員会に申請して許可を得る必要がある。選考過程に関して州政府は関与していないが、選考対象の基準については州政府が厳格に審査している[6]

名誉賞レパクシの雄牛像。受賞者にはそれぞれ雄牛像をかたどったゴールデン・ナンディ、シルバー・ナンディ、ブロンズ・ナンディ、コッパー・ナンディが贈られる。
NTRナショナル・アワード


1996年創設。N・T・ラーマ・ラオの名を冠した最高賞であり、長年にわたりインド映画に貢献した人物に贈られる[7]

ラグパティ・ヴェンカイアー賞


1980年創設。ラグパティ・ヴェンカイアー・ナイドゥの名を冠した功労賞であり、長年にわたりテルグ語映画に貢献した人物に贈られる[8]

B・N・レッディ・ナショナル・アワード


2008年:K・B・ティラク(英語版)[9]

2009年:K・ラーガヴェンドラ・ラーウ[10]

2011年:シャーム・ベネガル(英語版)[11]

2012年:シンギータム・シュリニヴァサ・ラオ(英語版)[12]

2013年:A・コダンダラミ・レッディ・ラオ(英語版)[12]

2014年:S・S・ラージャマウリ

2015年:トリヴィクラム・シュリニヴァス(英語版)

2016年:ボーヤパーティ・シュリーヌ(英語版)[13]

ナギ・レッディ=チャクラパニ・ナショナル・アワード


2011年:G・アディセシャギリ・ラオ[11]

2012年:ダッグバーティ・スレーシュ・バーブ(英語版)[12]

2013年:ディル・ラージュ(英語版)[12]

2014年:R・ナラヤン・レッディ

2015年:M・M・キーラヴァーニ

2016年:K・S・ラーマ・ラオ(英語版)[14]

金賞

長編映画賞
(英語版):1964年創設。金賞、銀賞、青銅賞の3部門が存在する。

サロージニ・デヴィ賞 国民統合映画賞(英語版):1999年創設。

児童映画賞(英語版):1999年創設。金賞、銀賞の2部門が存在する。

ドキュメンタリー映画賞(英語版):1999年創設。金賞、銀賞の2部門が存在する。

大衆長編映画賞:2005年創設。

銀賞

主演男優賞:1977年創設。

主演女優賞(英語版):1975年創設。

監督賞:1981年創設。

アッキネーニ賞 自宅鑑賞長編映画賞(英語版):1996年創設。

銅賞



撮影賞
(英語版):1977年創設。

音楽監督賞(英語版):1977年創設。

男性プレイバックシンガー賞:1977年創設。


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