この項目では、2006年3月までの株式会社ナムコについて説明しています。
2006年3月以降のバンダイナムコゲームスについては「バンダイナムコエンターテインメント」をご覧ください。
2006年3月以降のナムコについては「バンダイナムコアミューズメント」をご覧ください。
その他の用法については「ナムコ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
株式会社ナムコ
NAMCO LIMITED
東京都大田区矢口の本社ビル(2014年)
バンダイとの経営統合後にグループ外に売却され、解体。跡地には2021年にマンションが建設された。
種類株式会社
市場情報東証2部 9752
株式会社ナムコ(英: Namco Limited)は、日本のゲームメーカー、アミューズメント施設運営企業。1955年に有限会社中村製作所として設立され、1977年に株式会社ナムコに社名変更し、1980年代には『パックマン』など数々の名作ゲームを生み出した。
2005年にバンダイと経営統合して持株会社バンダイナムコホールディングスの子会社となり、2006年3月31日、組織再編によりバンダイのゲーム部門を統合して「株式会社バンダイナムコゲームス」に社名変更した。バンダイナムコゲームスは2015年に株式会社バンダイナムコエンターテインメントに社名変更し法人格を継承している。
一方でアミューズメント部門を独立させた新法人「株式会社ナムコ」が2006年3月31日に設立され、同社は2018年にバンダイナムコエンターテインメントのアミューズメント機器部門を吸収して株式会社バンダイナムコアミューズメントに社名変更した。 1955年6月1日、創業者中村雅哉が有限会社中村製作所を設立し、横浜のデパート屋上に2台の電動木馬を設置して事業をスタートさせた[2]。1959年に株式会社中村製作所へ改組して全国各地で遊戯施設の運営などを手掛け、1960年代中頃からはエレメカの開発製造を行うなど事業を拡大した。1974年、経営難に陥っていた米アタリの日本支社アタリジャパンを買収しビデオゲーム事業に参入した。1977年に社名をナムコに変更し、その1年後には初のオリジナルビデオゲーム『ジービー』を発売した。1979年に発売されたシューティングゲーム『ギャラクシアン』はナムコ最初の大ヒットゲームとなり、翌1980年には『パックマン』を発売し、日本のみならず北米でも大ヒットした。1980年代のナムコは『ニューラリーX』、『ギャラガ』、『ディグダグ』、『ポールポジション』、『ゼビウス』、『マッピー』『ドルアーガの塔』など人気作を次々リリースし、アーケード・ビデオゲームの黄金時代を築いた。
概要