ナマ・イキVOICE
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ナマ・イキVOICE
ジャンル
情報番組
アナウンサー川路あかり(メインMC)
山根美乃梨(メインMC)
オープニングのん「ナマイキにスカート」(2020年10月3日 - )
エンディング月替わり
国・地域 日本鹿児島県
言語日本語
製作
製作鹿児島テレビ放送

放送
放送局鹿児島テレビ
映像形式4:3→16:9
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本・鹿児島県
放送期間1990年5月5日 - 放送中
放送時間土曜日 18:30 - 19:00
放送分30分
回数1280[1]
公式サイト
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『ナマ・イキVOICE』(ナマイキボイス)は、鹿児島テレビ放送(KTS)制作の女性向け情報番組である。制作局の鹿児島テレビ放送では、1990年5月5日に放送が開始された。鹿児島県のローカル番組としては南日本放送の『どーんと鹿児島』に次ぐ長寿番組である。
概要

鹿児島テレビ(KTS)の女性社員が結集して「女性による女性のための番組」を模索[2]。鹿児島在住の女性達を「ナマ・イキ倶楽部員」として呼び集め、視聴者参加型番組としてスタートした[2]。「ナマ・イキ」とは「生意気」ではなく「ナマ(放送)でイキ(粋)な情報を発信します」の意[2]。開始前、番組タイトルが「世の中をバカにしている」と上層部から突き返され、当時のKTS社長も「鹿児島で、女性で、ナマイキ? それこそ生意気だ!」と憤慨していたが[2]、「認められないなら、いい番組づくりができるとは考えられない」と説得、上層部もOKを出した[2][3]。開始当初の番組タイトルは『ナマ・イキVOICE』に続けて「100%女性倶楽部」との副題が付されていた。基本的にナレーションも司会者が兼務するが、一部VTRを山本慎一上片平健、小鍛冶宏将など男性アナウンサーも担当することがある。2002年からはCSデジタル放送でも放送されている。

エンディングでは、天文館を女性が歩く風景を毎週撮影し放送していたが、新型コロナウイルス感染予防対策のため、2020年3月28日以降は当日の番組内容のハイライトや視聴者から募集した映像をエンディングに使用していた。その後従前の状態に戻され、2023年7月現在では2020年3月21日以前と同様のエンディング構成となる。

なお、2004年のアミュプラザ鹿児島開業後の一時期とLi-Ka1920が全面開業した翌日の2021年6月19日に限り鹿児島中央駅周辺で同様の撮影を行った。

1998年6月23日には、初めての番組公式ウェブサイトも作成された[4]。初期は湾岸戦争を取り上げるなど硬派な企画も放送されたが[5]、次第に女性向けの生活情報へとシフトした。鹿児島市中央公園の愛称も本番組で募集され、1994年7月16日放送分にて同公園の愛称は「テンパーク」と名付けられた[6]。絵画・彫刻等のアーティストの発表の場を提供する「アートマーケット」や毎年7月に放送される鹿児島県内のいい男を探す「ひこぼしに会いたい」は番組恒例となっている。その中でナマイキ倶楽部員と多くのイベントを展開し、特に米作りを行った「女子コメ部」の活動は2010年にギャラクシー賞(報道部門)を受賞した。番組スタッフは2000年度の放送ウーマン賞も受賞している[7]

2010年3月27日の放送で、KTSでの放送回数1000回を達成した[注 1]
特別番組

「KTSの日」実施日は、本番組が同特番内でのコーナーとして放送される場合がある、その場合18:30の放送枠は遅れネット番組で穴埋めされる。年末年始の通常放送は基本的に休止となるが、2016年までは年始1月2日昼間のローカル枠[注 2]を使い新春スペシャルが放送されていた。

2005年7月25日19:00 - 20:00には、15周年記念の特別番組『ナマ・イキVOICEスペシャル 焼酎作りにかけた606日』が放送。2003年から2年間にわたって行われたオリジナル焼酎作りプロジェクト「女杜氏組」(おんなとうじぐみ)の活動記録をまとめたドキュメンタリーで、ナレーションは女優の桜井幸子が務めた。オンエアから15年後の2020年11月28日放送でも当時の映像が流れ、女杜氏組の隊長(リーダー)を務めた桐原まどか(元KTSタレント)のコメントも紹介された[8]

2010年5月1日18:00 - 19:00には、20周年記念の特別番組『ナマ・イキVOICE 20周年ありがとう! ナマ・イキが出会ったオンナたち』が放送された。2015年11月13日19:00 - 19:54には、25周年記念の特別番組『ナマ・イキVOICE 25年で女も結構変わったよ!スペシャル』が放送され、初代MCと12代目MCの対談VTRが放送された[注 3]。2020年5月5日20:00 - 21:00には、30周年記念の特別番組『ナマ・イキVOICE わたしたち、こうして30才になりました』が生放送された。
出演者

代数のカウントは片方が交代したものもカウントする、KTSタレントが出演する「AMU's STYLE」および「My Amu」は除く。

2020年5月9日以降

名前
(よみ)役職プロフィール出演開始年月日備考
川路あかり
(かわじ あかり)KTSアナウンサーA型、鹿児島市出身2021年4月3日15代目・16代目MC。14代目初期からリポーターとして出演。
2020年5月5日放送の30周年記念特別番組『ナマ・イキVOICE わたしたち、こうして30才になりました』で同年入社の新人アナウンサーとして初お披露目され、5月9日放送回以後リポーターとして出演していた[9]
山根美乃梨
(やまね みのり)KTSアナウンサーA型、兵庫県出身2024年4月6日16代目MC、15代目途中からリポーターとして出演。

過去の出演者

名前
(よみ)役割
(出演期間)備考
青木隆子

(あおき りゅうこ)初代司会後に結婚・出産を経て同局報道記者に転じたが、政治活動のため2020年3月で退社[10]
加茂川里美
(かもがわ さとみ)初代司会一旦退社後、2015年『まるごとかごしま ゆうテレ!』のMCとしてKTSに復帰。
ゆうテレの後継『かごニュー』にも出演。
中津留文代
(なかつる ふみよ)2代目MC
佐藤陽子
(さとう ようこ)3代目MC
寺田聡美
(てらだ さとみ)リポーター・4代目MC
直木比呂代
(なおき ひろよ)6代目MC
坂口果津奈
(さかぐち かづな)7代目MC
(1999年 - 2006年3月)
福留かおり
(ふくとめ かおり)8代目MC
(1996年 - 2004年3月)
中西真貴
(なかにし まき)9代目MC[11]
(2004年4月 - 2011年3月)現在は圭三プロダクション所属
戸越亜希子
(とごえ あきこ)10代目MC
(2006年4月 - 2008年6月)
武田みどり
(たけだ みどり)11代目MC
(2008年7月 - 2011年3月)
井上彩香
(いのうえ あやか)KTSアナウンサー。
12代目MC時代に番組リポート担当。
みえかおり12代目MC
(2011年4月2日 - 2016年3月26日)[12]2011年3月までは番組リポーター。
番組卒業後は1年間フランスに滞在し、2017年4月からは鹿児島市加治屋町に
所在するセレクトショップ&レストラン「recife&TEREZA」(レシフェ&テレザ)に勤務[13]
同年8月19日放送で庄村が訪問した際は、「ナマ・イキスペシャルコース」と名付けた特別予約限定メニューが制作された[14][15]
高塚まい
(たかつか まい)KTSリポーター
12代目MC後期から番組リポート担当。
庄村奈津美
(しょうむら なつみ)12代目・13代目MC
(2011年4月2日 - 2020年5月5日)KTSアナウンサーとして入社3年目だった2011年に加入し、歴代最長の9年間担当[16]
在任期間中の2019年に結婚し[17]、第一子妊娠を機に番組を卒業した[18]
庄村の卒業により、昭和生まれ[注 4]のナマ・イキメインMCは皆無となった。

2021年4月3日以降、ナレーションで出演。
高橋幸


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