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出典検索?: "ナプキン" 生理用
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ナプキンは、月経や産後などの下血を吸収する生理処理用品である。 日本ではテーブルナプキンと名称が重複するが、ともにナプキンと称する。欧米ではナプキンはテーブルナプキンを表し、経血処理用ナプキンは英語で「Sanitary towel」や「towel」と称する。米語は「period pad」[注釈 1]と称する。 日本は1960年代まで、脱脂綿にちり紙を巻いたり、使い古しの布を縫ったものなどを使っていた。市販の使い捨てナプキンは、1961年11月 アンネ社が「アンネナプキン」を日本で初めて発売した。キャッチコピーは「40年間お待たせしました!」で、アメリカのキンバリー・クラーク 一般に楕円形または長方形で角が弧になっている。厚さは数ミリ程度までであるが、臀部まで吸収体をストレッチしたことで厚みが約1センチメートル以上になるものも、夜の寝返りによる経血の漏れの心配のある方や経血の特に多い方向けに市販されている[注釈 2]。中央は吸収させる部分でサイドや裏面は下着への固定する役割がある。 布ナプキンに対し、市販の使い捨てナプキンは「紙ナプキン」と称され、医薬部外品の指定を受けている。生理処理用品製造販売承認基準が2015年に改正された[3]。 ショーツ一体型ナプキン「ロリエ スーパーガード 安心ショーツタイプ」 日本で最初の製品はアンネ株式会社が1961年(昭和36年)に発売した「アンネナプキン」[4]である。 「紙ナプキン」と称するが、現在は紙、樹脂、不織布などさまざまなものを用いる。戦前は脱脂綿が用いられ、戦後に紙製品が普及した。やがて、綿、パルプなどの吸収体と薄いビニール製防水紙を重ねて紙で包んだ簡素なものが開発されたものの、ショーツ(パンティー)に固定する粘着テープの面積も小さく固定力が弱いため活発な行動には不向きな状態であった。1980年代半ばから、排出物の吸収には高吸水性高分子を用い肌に接する部分に工夫を凝らした素材が使われ始める。 表側表面は不織布もしくはメッシュ状の樹脂シートが用いられ中央に綿のような肌触りの局部にあてがう部分がある。裏は防水のためのビニールシートに粘着テープがついておりショーツに接着して固定できる。長方形の側面に「羽」と呼ばれる部分がついている製品もある。これはショーツに装着した際に羽の部分をショーツのクロッチ部分外側に折り曲げることでしっかりショーツに固定することを目的としている。羽付きと羽なしには、ずれにくさや使用感の違いがある。メーカー製の使い捨てのものはコンパクトに折り畳まれていて個装に包まれている。個装を取り外すと粘着テープを保護しているシートごと取れる仕組みになっている。色は主に白色でビニールの部分に薄いピンクやブルー、グリーン、パープルといった色が使用されていることもある。
用語
ナプキンの歴史化学製品の紙ナプキン 羽付き(右)と羽なし(左)
構造
紙ナプキン