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ナバラ州
Comunidad Foral de Navarra
Nafarroako Foru Komunitatea
自治州
旗
紋章
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度49分 西経1度39分 / 北緯42.817度 西経1.650度 / 42.817; -1.650
ナバラ州(ナバラしゅう、スペイン語: Navarra)またはナファロア州(ナファロアしゅう、バスク語: Nafarroa)は、スペインの自治州である。一県一州の自治州であり、ナバラ県単独で構成される。州都はパンプローナ。スペイン語では第2音節にアクセントがあるため、ナバーラ州とも表記される。
中世のこの地域にはナバラ王国が存在し、スペイン帝国に併合された後も副王領として一定の自治権を得ていた。歴史的にはバスク地方の一部ではあるものの、フランコ体制後の民政移管期(英語版)(1975-1982)にはバスク州への合流を望まず、1982年にナバラ県単独でナバラ州が発足した。歴史的背景が考慮されて大きな自治権を得ており、スペインの全17自治州のうち課税自主権が認められているのはナバラ州とバスク州のみである。国家公用語であるスペイン語に加えて、一部地域では地域言語のバスク語も公用語に指定されている。 正式名称(スペイン語: Comunidad Foral de Navarra, [komuni?dad fo??al de na?βara]
名称
地理
地勢ナバラ州の地勢
北西はバスク州のアラバ県とギプスコア県、南はラ・リオハ州、東はアラゴン州に接し、北東は163kmに渡ってフランスと国境を接している[3]。北のピレネー山脈から南のエブロ川流域の平原まで、ナバラ州の地理は変化に富んでおり[4]、地理学者のアルフレド・フロリスタはナバラの景観を「ミニチュア大陸」と表現した[5]。地形・生物気候学の観点から、ナバラ州は山岳部、中央部、河岸部の3地域に分けることができる[5][3]。
山岳部はナバラ州北部を占め、サブリージョンとして湿潤地帯、ピレネー渓谷、ピレネー前縁盆地に分けられる[5]。州北西部の湿潤地帯は平均気温が摂氏15度、年間降水量が約1,400mmであり、広葉樹、牧草、シダ類などの植生がみられる[5]。州北東部のピレネー渓谷は、激しい降雪と気温の変化が特徴のピレネー山脈山麓から、西に向かうにつれて温暖な気候が特徴の亜海洋性気候に変化している[5]。