テキサス州ナバロ郡
コーシカナ市にあるナバロ郡庁舎
郡のテキサス州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立1846年4月25日
郡庁所在地コーシカナ
ナバロ郡(ナバロぐん、英: Navarro County)は、アメリカ合衆国テキサス州の中央部北に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は47,735人であり、2000年の45,124人から5.8%増加した[1]。郡庁所在地はコーシカナ市(人口23,770人[2])であり[3]、同郡で人口最大の都市でもある。郡名はテキサス革命でテハーノの指導者となり、テキサス独立宣言に署名したホセ・アントニオ・ナバロに因んで名付けられた。
ナバロ郡はその全体でコーシカナ小都市圏を構成している。
歴史ナバロ・ミルズ湖とダムコーシカナ市のナバロ郡庁舎前の退役軍人記念碑
1860年、エイブラハム・リンカーンが大統領に当選した後、ナバロ郡は抗議のために郡庁舎からアメリカ国旗を降ろし、テキサス州旗を掲揚した。1861年初期、ナバロ郡から450名ほどの者達が新設南軍に入隊した。その中から2人、すなわちロジャー・O・ミルズとクリントン・M・ウィンクラーが傑出した士官になった。ウィンクラーは南軍の大佐となり、テキサス州南西部のウィンクラー郡にその名前を残した。ナバロ郡議会は、武器弾薬の資金手当を行い、兵士の家族の支援も決めた[4]。
戦中の1861年7月にはコーシカナ周辺の志願兵からなる87名の南軍歩兵で、ナバロ・ライフル隊が結成された。ナバロ郡の設立者クリントン・M・ウィンクラーが当初の隊長になった。この部隊はドレスデン、スプリングヒル、さらに後にはウェーコやハリスバーグで訓練を行った。ナバロ・ライフル隊はテキサス第4志願歩兵連隊の第1中隊になった。1861年9月、この部隊はバージニア州リッチモンドに到着し、ジョン・ベル・フッド将軍の指揮下に置かれた[5]。 アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,086平方マイル (2,813 km2)であり、このうち陸地1,008平方マイル (2,611 km2)、水域は79平方マイル (205 km2)で水域率は7.23%である[6]。 エリス郡ヘンダーソン郡 人口推移
地理
主要高規格道路
州間高速道路45号線
アメリカ国道287号線
テキサス州道14号線
テキサス州道22号線
テキサス州道31号線
隣接する郡
ヘンダーソン郡 - 北東
フリーストーン郡 - 南東
ライムストーン郡 - 南
ヒル郡 - 南西
エリス郡 - 北西
ナバロ郡
ヒル郡ライムストーン郡フリーストーン郡
人口動態
年人口%±
1850
1860
18708,87948.1%
188021,702144.4%
189026,37321.5%
190043,37464.5%
191047,0708.5%
192050,6247.6%
193060,50719.5%