ナノ秒
nanosecond
記号ns
系国際単位系 (SI)
量時間
定義10?9 s
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ナノ秒(ナノびょう、nanosecond、記号: ns)は、10億分の1秒 (10?9 s, .mw-parser-output .sfrac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .sfrac.tion,.mw-parser-output .sfrac .tion{display:inline-block;vertical-align:-0.5em;font-size:85%;text-align:center}.mw-parser-output .sfrac .num,.mw-parser-output .sfrac .den{display:block;line-height:1em;margin:0 0.1em}.mw-parser-output .sfrac .den{border-top:1px solid}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}1/1,000,000,000 s) に等しい時間の単位である。
「ナノ秒」という語は、SI接頭語「ナノ」とSI基本単位「秒」で構成されている。その記号は ns である。
1ナノ秒は1000ピコ秒および 1/1000 マイクロ秒に等しい。次のSI単位が1000倍大きいので、10?8 秒および10?7 秒のオーダーの時間は、通常、数十ナノ秒および数百ナノ秒として表現される。
この大きさの時間は、電気通信、パルスレーザー、電子工学の分野でよく使用される。ナノ秒で表される時間については時間の比較を参照。 一般に知られている別の初期の文献[2]によれば、最初に使用したのはグレース・ホッパーである。彼女は、非常に高速なコンピュータを構築するという最終的な問題を説明するために、長さ約1フィート[注 1]のワイヤーを配っていた[3]。光は1ナノ秒で約1フィート進む(真空中の場合。銅線の中では遅くなる)ので、この距離の半分の長さ(15センチメートル)で接続された部品で構築されたコンピュータは、部品にデータを送ってから応答が返るまで少なくとも1ナノ秒かかる。ホッパーの生涯で開発された解決策は、最初に集積回路、後にマルチコアプロセッサにつながった。 光は1ナノ秒の間に正確に29.9792458センチメートル進む。この値はフィート(正確に30.48センチメートル)に非常に近いことから、1ナノ秒のことを、光が1フィート進むのにかかる時間という意味でlight-foot(光フィート)と呼ぶことがある[4]。なお、光が1フィート進むのにかかる実際の時間は、約1.0167033621639674471063578257196ナノ秒である[5]。 記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称 注釈^ 英語での単数形は foot(複数形が feet)日本の計量法における表記は単数であってもフィート 出典^ George Gamow (1947). One Two Three... Infinity
歴史
光速度
符号位置
㎱U+33B1-㎱
㎱ナノ秒
脚注[脚注の使い方]
^ “ ⇒Grace Murray Hopper”. New Haven, CT: Yale University (1994年). 2017年8月25日閲覧。
^ “Grace Hopper - Nanoseconds
^ David Mermin
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表
話
編
歴
時間の単位
キロ秒より大きい単位は、すべて1000倍ずつしていき、最初の文字が大文字になる。逆にミリ秒より小さい単位は1000分の1ずつしていく。