ナニワトモアレ
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この項目では、漫画作品について説明しています。競走馬については「ナニハトモアレ」をご覧ください。

「なにわ友あれ」はこの項目へ転送されています。毎日放送のテレビ番組については「なにわ友あれ赤井英和」をご覧ください。

『ナニワトモアレ』は、南勝久による日本漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて2000年から連載を開始し2007年の4・5合併号で第一部終了、同年3月発売の14号より第二部『なにわ友あれ』として2014年30号まで連載された。略称はナニトモ[1]もしくはなに友[2]。単行本は第一部が全28巻、第二部が全31巻。目次

1 物語の背景

2 登場人物

2.1 第1部 ナニワトモアレ

2.1.1 トリーズン

2.1.2 アンペア

2.1.3 プラウド

2.1.4 オンラッシュ

2.1.5 ナイトホーク

2.1.6 プレスト

2.1.7 アトミック

2.1.8 バッドラック

2.1.9 バンドR

2.1.10 その他


2.2 第2部 なにわ友あれ

2.2.1 スパーキー及び周囲の人々

2.2.2 トリーズン

2.2.3 フリング

2.2.4 エニシング及び、その関係者

2.2.5 ベンキの被害者

2.2.6 ビートレーシング

2.2.7 ハッシュ

2.2.8 ブラディ

2.2.9 その他



3 作品中に登場する車両

3.1 トヨタ

3.2 日産

3.3 ホンダ

3.4 マツダ

3.5 スズキ

3.6 いすゞ


4 用語

5 備考

6 関連項目

7 脚注

物語の背景

1990年代前半の大阪と泉州地区(堺・高石・和泉・泉大津・忠岡・岸和田・泉佐野付近)を舞台にした漫画で、大阪環状線を走っていた走り屋たち(いわゆる環状族であり、登場人物が自らを暴走族と言っている場面もある)を描いた作品である。

台詞は全編関西弁で書かれており、時折駄洒落や下ネタが入りつつ、環状族だった作者の実体験に基づくリアルなエピソードをつなぎ合わせて構成している。また、登場する風景や町並みの殆どが実在する場所であるが、作品中の地名などは実際と同一ではないことがある。
登場人物

登場人物の名前はニックネームや略称が多く、フルネームのキャラクターは存在しない。中には登場頻度が高いにも関わらず、呼び名が判明しない人物もいる。ちなみに、登場人物の中には実在した人物をモデルにしたものが多くいるらしい[3]
第1部 ナニワトモアレ
トリーズン

ヒロ、ヒゲさん、ゼン、テツ坊によって結成されたチーム。拠点は泉州地区で、規模は中堅クラス。初代会長はヒロだったが、1990年(平成2年)から結成メンバーの引退に伴い、ユウジが二代目会長に就いた。チーム名(TREASON)は「反逆」の意。
グッさん
愛車…日産・シルビアS13前期型Q's(後にK'sのエンジンに換装)主人公。スケベで一本気な性格からナンパ目的で免許を取得しシルビアを新車で購入。先輩であるヒロが会長を務めるトリーズンに入会するが、様々な出会いや出来事を通じ、次第に走り屋として本気になってゆく。坊主頭で、中卒、額に事故のキズがあり、土木作業員として働いている。喧嘩の得意技は跳び蹴り。また、シルビアのダッシュボード内にヌンチャクを常備している。偽トリーズン事件が解決する前後からチーム内人事をめぐり徐々にユウジと対立した結果、トリーズンを脱退しマーボと共にハマダ、サトシを誘い、新たにスパーキーレーシングを立ち上げた。
マーボ
愛車…トヨタ・スプリンタートレノAE86)→日産・スカイライン(R31 GTS-R)グッさんの友人で、坊主頭に貯金箱ハゲがある。普段は建設工事の現場監督。イケイケのケンカっ早い性格で喧嘩の際は力技で押し切ることが多く、土木作業で培った腕力は伊達ではない模様。トヨタ・スプリンタートレノ(AE86)に乗っていたが、事故で廃車にしてしまい、スカイラインに乗り換える。環状族を続けることに反対していたジュンコとは、この車を購入したことを機に別れた。なお、R31に装着されているロールバーは、マーボが死なない様にと、別れる際にジュンコがヒロに依頼して装着された物である。グッさんと共にトリーズンを脱退し、スパーキーレーシングを立ち上げた。
ヒロ
愛車…ホンダ・ワンダーシビック。グッさん達の先輩でトリーズンの初代会長。中古車店『AutoSalon +1』の店主をしている。人望があり、走りもケンカもナンパも上手く、頭もキレる。時に無茶をするが、後輩やチームのメンバーに対しては面倒見がよい。決めゼリフは「環状なめんなよ」。彼のワンダーシビックはエンジンをボアアップ(排気量を1.6リッターから1.75リッターにアップしてある。ヒロ曰く「イナゴ(1.75)チューン」)するなど本格的にチューンしてあり、VTECにも劣らない性能を叩き出す。
ゼン
愛車…ホンダ・ワンダーシビック。トリーズンのメンバーで、ヒロやヒゲと同期。ケンカと祭りが好きな作中最強人物。怪力豪腕で必殺の実印ハリ手は一発ないしは二発で誰でも倒してしまう。しかも物凄くタフで足も速く、100メートルを3秒で走ると自称している他、前世はティラノサウルスとも公言している。好物はローソンのカラアゲくんのレッドとトマトジュース。常にメルセデス・ベンツのマークが入った作業ツナギを着用し、屋内用スリッパを履いている。モメ事に関わるとややこしくなるので、ヒロやヒゲらからは時としてのけ者にされている。運転は何かにぶつかりながら走行するので、お世辞にもあまり上手いとは言えない。ゼンの乗るワンダーシビックは2台目である。1台目のワンダーは警察に没収された。
ヒゲさん
ヒロやゼンの同期で、トリーズンのサブリーダー的存在。マーボにハチロクを譲った。しっかりしていて男気があり、後輩の面倒見のよい人物。後にミズキと付き合う。グッさんとマーボがトリーズンを脱退する時、最初に挨拶をしに行った(会長のヒロが逮捕されたため。ヒゲさんも逮捕されたが、すぐ釈放された。ヒゲさんもグッさんたちがユウジと折り合いが悪くなっていたことは知っていた。)。その際、相談役も買って出てくれた。
ユウジ
愛車…日産・シルビアS13黒色K's→ホンダ・グランドシビックヒロの後輩であるトリーズンの二代目会長。元々走りのセンスが高く、その実力はヒロにも評価されている。元々はK'sのシルビアに乗っていたが、グランドシビックに乗り換えた。なお、彼のシルビアのエンジンや一部のパーツは後にグッさんのシルビアに移植された。グッさんとマーボとは偽トリーズン事件中のいざこざが原因で意地を張り合うことになったが、表面上は和解してグッさんの走りの腕を認めるようになった。そしてグッさんが走りの目標とする人物である。
ユウジの連れの男
トリーズンのメンバー、ユウジの横に乗る事が多く、名前は不明。ユウジらと同期なのに、怒ったグッさんやマーボにおまえ呼ばわりされてしまった。人柄はいい。


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