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Natron (natriumbikarbonat) hevemiddel
分類炭酸塩鉱物
シュツルンツ分類5.CB.10
Dana Classification15.1.2.1
化学式Na2CO3·10(H2O)
結晶系単斜晶系
モース硬度1 - 1.5
光沢ガラス光沢
色無色、白色
条痕白色
密度1.478 g/cm3
文献[1][2]
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学
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ナトロン(natron)は、炭酸ナトリウム10水和物(Na2CO3·10H2O)と約17%の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3、重曹とも)を主成分とする、天然に産出する鉱物である。通常、これに少量の塩(岩塩、塩化ナトリウム)や硫酸ナトリウムが混じっている。ナトロンは純度が高ければ色がないので白く見えるが、不純物が含まれていると、灰色や黄色を呈する。ナトロン鉱床は塩湖が乾燥によって干上がったところにできる。歴史上、古くから様々な用途に使用されてきており、今もその鉱物成分は広く利用されている。
現在の鉱物学では、ナトロンは炭酸ナトリウム10水和物のみを指すことが多い。 ナトロンの語源は古代エジプト語の netjeri であり、そこからギリシア語の νιτρων (nitron) となり、各地の言語に広まった。英語やフランス語では natron、スペイン語では natron、アラビア語では ????? (natrun) となっている。ナトリウムという元素名もナトロンから派生した現代ラテン語である。
語源
古代における重要性エジプト中王国 のカバの置物エジプト新王国の陶器の原料にも使われた