ナツツバキ
ナツツバキ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類(APG IV)
ナツツバキ(夏椿[3]・@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}沙羅[4][要検証 – ノート]、学名: Stewartia pseudocamellia)は、ツバキ科ナツツバキ属の落葉小高木・高木。別名でシャラノキ、シャラなどともよばれている。樹皮に美しい斑模様があり、初夏にツバキに似た白い花を咲かせる。 和名ナツツバキの由来は、花や葉の形がツバキに似ており、夏に花が咲くことによる[5]。 別名はシャラノキ(沙羅木)[2][3][5][6]、サラノキ[6]、シャラ[5][6]、サルナメ[6]、シャラソウジュ、サラソウジュ(娑羅樹、沙羅双樹)など。また、幹肌が次々と剥がれてすべすべしているのでサルスベリの異名もある[7]。 インド北部に生えるフタバガキ科のサラソウジュ(別名:シャラノキ)に似ているとされて[注 1]、江戸時代中期に仏教の聖樹である沙羅双樹をナツツバキにあてるようになり[8]、上記の別名がインドのシャラノキの誤称との説がある[3]。シャラは沙羅双樹のサラから転じたといわれる[5]。 学名の属名 Stewartia は、イギリスの植物学者J・スチュアートの名によるもので、種小名 pseudocamellia は「ツバキに似た」という意味である[7]。 原産地は日本から朝鮮半島にかけてである[9]。日本では宮城県・福島県・新潟県以西の本州、四国、九州の山地に自生する[8][6]。やや深山の谷間に自生し[9][10]、涼しいところや[3]、湿潤な土地に生える[8][11]。よく庭などに栽培もされ、北海道南部から九州の範囲が植栽可能地とされる[6]。
名称
分布