ナックル星人
ウルトラシリーズのキャラクター
初登場『帰ってきたウルトラマン』第37話
作者高橋昭彦(デザイン)
演成瀬昌彦(初代)
声沢りつお(初代)
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ナックル星人(ナックルせいじん)は、特撮テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の宇宙人。別名は暗殺宇宙人または暗殺宇宙星人。 諸元ナックル星人 『帰ってきたウルトラマン』第37話「ウルトラマン夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星光る時」に登場。 地球侵略や、その障害となるウルトラマンジャックの抹殺とMATチームの壊滅を狙う宇宙人。目から光線[出典 3](破壊光線[6][7])を発射できるほか、優れた体術を持つ。人間への変身能力も持っており、リーダー格は宇宙電波研究所の所長に、配下たちは電波研究所の所員にそれぞれ擬態した。研究所内には、侵入者を捕らえるための冷凍ガスや静止光線も備わっている。 シーゴラスやベムスターなど、自分たち以前に出現した怪獣たちを再生してジャックの戦力・能力を分析し、そのデータを元にブラックキングを鍛えあげる。MATが開発した液化火薬サターンZを強奪したうえ、ジャック=郷秀樹の心の拠り所になっている坂田アキを狙い、彼の心の動揺を図る。車でアキを拉致しようとして結果的に彼女とその兄・坂田健を殺害し、それによって冷静さを欠いたジャックをブラックキングが圧倒する中、リーダー格が巨大化してブラックキングを援護したうえ、ジャックが太陽エネルギーをあまり補給できない日没前だったことも重なり、ジャックに勝利して仮死状態に追い込んだ。 ジャックを捕獲してスペースジャイロでナックル星に曳航した後、電波研究所からの妨害電波でMAT基地の機能を麻痺させ、MATに12時間以内の全面降伏を要求してMATの宇宙ステーションV1を宇宙船団で破壊する。研究所に向かったMAT隊員のうち南と上野を冷凍ガスで、伊吹と岸田を静止光線でそれぞれ捕らえ、耳の後ろに小型アンテナを刺し、洗脳することに成功する[8]。 ジャックを処刑しようとしたとき、初代ウルトラマンとウルトラセブンの「ウルトラの星作戦」によってジャックを蘇生させられ、処刑用宇宙船も初代マンのスペシウム光線とセブンのエメリウム光線で破壊されたうえ、ナックル星から地球へ向かっていた宇宙船団もジャックのスペシウム光線で全滅させられる。MAT隊員を遠隔操作し、丘や地球へ帰還した郷を銃殺しようと目論むが、これも丘と郷の反撃で失敗する。リーダー格がブラックキングとのタッグでジャックとの再戦に臨み、電波研究所のアンテナをジャックに破壊されてMAT基地の機能が回復した結果、MATに参戦されて形勢は逆転する。ブラックキングを倒されたリーダー格はジャックのウルトラ投げで頭から地面に激突させられ、サターンZによる東京爆破を言い残して消滅するが、それも郷によって阻止された。
『帰ってきたウルトラマン』に登場するナックル星人
ALIEN NACKLE[1][2]
別名暗殺宇宙人
身長2 - 43 m[出典 1]
体重250 kg - 2万 t[出典 1]
出身地ナックル星[出典 2]
スーツアクター:遠矢孝信(ノンクレジット)[9][6]
演(人間態):成瀬昌彦(宇宙電波研究所所長)、速水鴻
声:沢りつお(ノンクレジット)[9][注釈 1]