ナタリー・ポートマン
Natalie Portman
2019年のサンディエゴ・コミコンにて
本名Natalie Hershlag
ヘブライ語:???? ?????
生年月日 (1981-06-09) 1981年6月9日(42歳)
出生地 イスラエル・エルサレム
国籍 イスラエル
アメリカ合衆国
身長160cm
職業女優
活動期間1994年 -
配偶者バンジャマン・ミルピエ
受賞
アカデミー賞
主演女優賞
2010年『ブラック・スワン』
放送映画批評家協会賞
主演女優賞
2010年『ブラック・スワン』
2016年『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
英国アカデミー賞
主演女優賞
2010年『ブラック・スワン』
ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ドラマ部門)
2010年『ブラック・スワン』
助演女優賞
2004年『クローサー』
全米映画俳優組合賞
主演女優賞
2010年『ブラック・スワン』
その他の賞
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ナタリー・ポートマン(英: Natalie Portman, 本名: ナタリー・ヘルシュラグ; ヘブライ語: ???-?? ???????????, 1981年6月9日 - )は、イスラエル出身のアメリカの女優、映画監督、プロデューサー。10代の頃から女優として活躍し、アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞の主演女優賞など、数多くの賞を受賞している。
生い立ちはイスラエル人の産婦人科医、母シュリー・スティーヴンスはユダヤ系アメリカ人の元アーティスト(現在はナタリーのエージェント)。ひとりっ子。父方はポーランド・ルーマニア系からの、母方はロシア・オーストリア系からのユダヤ人の血を引く。ルーマニア出身の父方の曾祖母は第二次世界大戦中、イギリスのスパイだった[1]。また父方の祖父母はアウシュビッツ強制収容所で死亡している。芸名のポートマン(Portman)は母方の祖母の旧姓である。
3歳の時にアメリカのワシントンD.C.に移住。1988年からはコネチカット州で、1990年からはニューヨーク州ロングアイランドで育つ。インタビューで「私はアメリカを愛しているけど、気持ちはエルサレムにある。そこが本当の家だと思っているから。」と答えている[1]。
ヘブライ語と英語を習ったのち、ニューヨーク州グレンコーブにあるユダヤ人の小学校に入学する。本人曰く、高校時代は、試験では常に平均90点以上を維持し続け、成績はオールAだった。また、高校生の時の化学実験が論文になっている。これはJournal of Chemical Educationという雑誌に掲載されており、糖の酵素による分解時の水素発生を視覚化するといった内容である。また高校の最終試験を受けるため、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のワールド・プレミアには欠席している。その後、ハーバード大学とイェール大学に現役合格。1999年にハーバードへ進学しローウェル・ハウスに入寮する。心理学を専攻し、心理学研究所ではアラン・ダーショヴィッツのアシスタントも務めた[2]。また、ハーバード大学法学部生が学生新聞ハーバード・クリムゾンに寄稿したイスラエル人の入植を批難する記事に対し、反論記事を寄せている[3]。2003年に卒業。2004年春にはヘブライ大学大学院にて中東問題の研究に参加。2006年にはコロンビア大学にてテロリズムと対テロ作戦について、ゲストとして講義を行った[4]。
2018年、ユダヤ人のノーベル賞とも呼ばれるジェネシス賞 (Genesis Awards) の受賞式出席を辞退し、主催団体に「最近のイスラエルの出来事に苦しみを感じている」「イスラエルの公的行事に参加するのは不快」と伝えた[5]。