Naomi Watts
ナオミ・ワッツ
2017年、コミコン・インターナショナルにて。
生年月日 (1968-09-28) 1968年9月28日(55歳)
出生地 イングランド・ケント州
国籍 イギリス
オーストラリア
(二重国籍)
職業女優・映画プロデューサー
ジャンル映画
活動期間1986年 -
配偶者ビリー・クラダップ(2023年 -)
著名な家族パートナー:リーヴ・シュレイバー(2005年-2016年)
主な作品
映画
『タンク・ガール』
『マルホランド・ドライブ』
『ザ・リング』シリーズ
『ケリー・ザ・ギャング』/『21グラム』
『ハッカビーズ』/『キング・コング』
『イースタン・プロミス』
『ファニーゲーム U.S.A.』
『ザ・バンク 堕ちた巨像』
『愛する人』/『ドリームハウス』
『J・エドガー』/『インポッシブル』
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『ヴィンセントが教えてくれたこと』
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』
『ダイバージェント』シリーズ
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
『ガラスの城の約束』/『ルース・エドガー』テレビドラマ
『ツイン・ピークス』
『ザ・ラウデスト・ボイス-アメリカを分断した男-』
受賞
全米映画批評家協会賞
主演女優賞
2001年『マルホランド・ドライブ』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
主演女優賞
2003年『21グラム』
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
その他の賞
テンプレートを表示
ナオミ・ワッツ(Naomi Ellen Watts, 1968年9月28日 - )は、イギリス出身の女優。
生い立ちで生まれる。父親のピーター・ワッツはピンク・フロイドのサウンド・エンジニア[1][2]。母親のミヴ・ワッツはアンティークのディーラーや衣装デザイナーを務めていた[3]。幼少時のナオミがピンク・フロイドのメンバーらと共に納められている写真をニック・メイスンがピンク・フロイドの自伝に掲載した。1つ違いの兄であるベン・ワッツ
ワッツは離婚後の母を端的にヒッピーと表現した[5]。ワッツが14歳の時、1982年に家族は祖母の出身地であるオーストラリアのシドニーに移住した。一家は揃ってオーストラリアの市民権を得たため二重国籍となったがワッツは国籍や愛国心について「イギリスでの14年間はとても幸せな日々で、離れたいと思ったことはない。オーストラリアに住んでいた頃も頻繁にイギリスを訪ねた。」と語っている[6]。
シドニーに移住後ワッツは複数の演劇学校に在籍した。15歳の時にオーディションで出会ったニコール・キッドマンとは現在に至るまで深い交友関係にある。
1986年に演劇活動を休止し、モデルとして生計を立てるために日本へ移住した。しかしプロのモデルとして肉体的な必要条件を満たしていなかったために、ワッツにとって全く興味の湧かない販売促進の部門に配属されそうになったことから4ヶ月で辞職[2]。彼女は後に当時のことを「人生で最悪の時期」と振り返っている。帰国後はデパートでファッション雑誌のアシスタントとして働いた。その中で小規模の演劇活動に招待されるうちに演劇活動への情熱を取り戻し、再び女優として活動する決意を固めた。 女優としてのキャリアの始まりはオーストラリアのテレビドラマやコマーシャルであった。インディーズ映画で共演したキッドマンやタンディ・ニュートンが世間の注目を集める中でワッツは評価されるまでに到らず、カルト映画やB級映画で食い繋ぐ苦しい時期が長く続いた。 2001年のデヴィッド・リンチによる映画『マルホランド・ドライブ』の主役に抜擢され、ナショナル・ボード・オブ・レビューなど、数多くの映画賞を受賞したことを転機に、翌年に日本で大ヒットしたホラー映画のリメイク作品である『ザ・リング』にも主演(この頃から日本でも名前が知られるようになった)。 2003年公開の『21グラム』で初めてアカデミー主演女優賞にノミネート。
キャリア