ナオミとカナコ
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ナオミとカナコ
NAOMI & KANAKO
著者
奥田英朗
イラスト松浦シオリ
発行日2014年11月12日
発行元幻冬舎
ジャンルサスペンス[1]
日本
言語日本語
形態上製本
ページ数438
公式サイト ⇒www.gentosha.co.jp/
コードISBN 9784344026728

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『ナオミとカナコ』は、奥田英朗小説幻冬舎が発行する月刊PR小説誌『ポンツーン』にて2012年11月号から2014年7月号まで連載され、2014年11月12日に幻冬舎から単行本が刊行された。

2016年1月14日からフジテレビテレビドラマ化された。
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登場人物

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書籍情報

単行本:
幻冬舎、2014年11月12日、ISBN 9784344026728

文庫本:幻冬舎文庫、2017年4月11日、ISBN 9784344425897

テレビドラマ

ナオミとカナコ
ジャンル
テレビドラマ
原作奥田英朗『ナオミとカナコ』
脚本浜田秀哉
演出金井紘
葉山浩樹
品田俊介
出演者広末涼子
内田有紀
吉田羊
高畑淳子
佐藤隆太
エンディングEXILE ATSUSHI + AI「No more」
製作
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2016年1月14日 - 3月17日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数10
公式サイト
特記事項:
初回・第2話・第8話は15分拡大(22:00 - 23:09)。また初回の直前の21:59 - 22:00に別途、予告番組『先取り ナオミとカナコ』を別途放送。
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2016年1月14日から3月17日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、フジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送された。

主人公のナオミとカナコを演じる広末涼子内田有紀は本作が初共演[2]となる。

“質の高いドラマ”を表彰する第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞佐藤隆太が助演男優賞を受賞[3]。広末も主演女優賞にノミネートされたが、受賞はならなかった[4]
あらすじ(テレビドラマ)

主人公の小田直美(広末涼子)はデパート外商部のキャリアウーマン。大学時代からの親友である服部加奈子(内田有紀)は専業主婦として表向きは幸せな結婚生活を送っているものの、実は夫の達郎(佐藤隆太)からのDVに悩んでいた。別れるよう促しても復讐を恐れて我慢し続け、追い込まれていく加奈子を見た直美の脳裏には、葵百貨店の商談会で知り合った中国人女社長・李朱美(高畑淳子)の言葉と、中華街で見かけた達郎そっくりの不法滞在者の林竜輝(佐藤隆太の2役)の姿がよぎる。そして「いっそ2人で殺そうか、あんたの旦那」と、直美は達郎の“排除”と、殺しても捕まらない完全犯罪計画を加奈子に提案する。最初は受け入れられず、なんとか達郎に暴力をやめてもらおうとしていたが、「もうしない」という約束はすぐに反故にされ、命の危険すら感じた加奈子は直美の言った通りにするしかないのだと思い知る。そして2人は計画を実行する。

計画は事前に直美が達郎に顧客で認知症である斎藤順子(富司純子)を紹介しておき、彼女のネットバンキングで加奈子の口座に1000万円を送金した後、2人で達郎を殺害。その後、林竜輝にカードを使って金を引き出させ、達郎のパスポートを使って中国へ渡ってもらい、達郎が顧客の金を横領して中国へ逃亡したように見せかけるというものだった。失踪直前に達郎から昇進の知らせを聞かされていた達郎の姉である陽子(吉田羊)は真っ先に疑いを抱いて反発し、銀行からも調査が入ってATM防犯カメラが調べられ、斎藤順子への聞き取りも実施されるが、カメラに映った林竜輝の姿は達郎にしか見えず、送金がされた時に斎藤家に達郎がいたことも証言されたことで、事件を公にしたくない銀行により、達郎の犯行であると結論づけられて調査は終了する。計画はうまくいったかに思われたが、陽子は達郎の同僚で同じく失踪に疑いを持つ山本(近藤公園)から情報を得たり、探偵の三枝(前川泰之)を雇って調査を続け、ATMだけでなく加奈子のマンションの防犯カメラにも執着を示す。そして同時期、決して戻ってきてはいけないという言いつけに背き、加奈子への恋心から林竜輝が再び来日してしまったことで2人の計画は崩れ始める。

陽子達に見つからないうちに林竜輝にはいなくなってもらわなければと必死になる直美と、密かに林竜輝と連絡を取り合ってしまう加奈子。加奈子の裏切りで2人の仲は一時決裂するが、加奈子の妊娠が発覚し、直美は加奈子とお腹の子を護らなければと再び行動を共にすることを決意する。しかしついに林竜輝と対面した陽子や三枝の調査により2人の犯罪計画は露呈。加奈子は刑事の鍋島(モロ師岡)に連行されてしまい、追い詰められた直美は李朱美に全てを話す。2人はいまや自分の妹同然であると感じている朱美の手引きで加奈子は釈放され、上海行きのチケットを手にした2人だったが、警察と陽子も空港へと向かっていた。そしてなんとか搭乗手続きを済ませた2人の元へ、警察が雪崩れ込んでいくところで物語は終了する。
キャスト
主要人物
小田 直美
演 -
広末涼子(幼少時代:吉岡千波[5])葵百貨店外商部第2課勤務。加奈子とは大学時代の同級生であり親友。新潟県出身[6]キュレーターの資格を持っており、葵美術館への異動希望を出しているが、受け入れてもらえない。直美自身が日常的に母親が父親からDVを受けていた家庭で育ち、DVに関しては人一倍許せない気持ちとトラウマを抱えているため[6]、親友の加奈子が達郎からDVを受けていることを知るといてもたってもいられず、加奈子を救うために殺害を計画する。


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