ナウエル・ウアピ湖
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ナウエル・ウアピ湖
ナウエル・ウアピ湖.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}ナウエル・ウアピ湖 (アルゼンチン)アルゼンチンの地図を表示ナウエル・ウアピ湖 (リオネグロ州)リオネグロ州の地図を表示ナウエル・ウアピ湖 (ネウケン州)ネウケン州の地図を表示
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}南緯41度05分25秒 西経71度20分08秒 / 南緯41.09028度 西経71.33556度 / -41.09028; -71.33556座標: 南緯41度05分25秒 西経71度20分08秒 / 南緯41.09028度 西経71.33556度 / -41.09028; -71.33556
流入河川ウエムル川
コレントーソ川
ボニート川
マチェーテ川
流出河川リマイ川
流域国 アルゼンチン
南北長10.2km(6.3mil)
最大幅10.2km(6.3mil)
面積529km2(205mil2)
平均水深438m(1,437ft)
水面の標高770m(2,510ft)
湖沼型氷河湖
島ビクトリア島、ウエムル島
沿岸自治体サン・カルロス・デ・バリローチェ
ビジャ・ラ・アンゴストゥーラ
プロジェクト 地形
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ナウエル・ウアピ湖(ナウエル・ウアピこ、西: Lago Nahuel Huapi、: Nahuel Huapi Lake)は、アルゼンチンパタゴニア地域のリオネグロ州ネウケン州にある氷河湖。ナウエル・ウアピ国立公園の一部である。

湖の窪みは断層中新世の谷に沿って削られたいくつかの氷河谷からなり、谷は後にモレーンによって堰き止められた。湖面面積は529km2(205mil2)、湖面標高は710m(2510ft)、2007年の測定による最大水深は438m(1437ft)である。2011年6月に隣国チリで起こったプジェウエ=コルドン・カウジェ火山群噴火では、ナウエル・ウアピ湖の湖面の一部が火山灰に覆われた[1]
地理

7本の腕状の湾を持ち、それぞれの「腕」はブレスト(36km2)、ウエムル(21.5km2)、デ・ラ・トリステーサ(18.5km2)、カンパナリオ(7.9km2)、マチェーテ、デル・リンコン、ウルティマ・エスペランサと呼ばれている。グティエレス湖やモレーノ湖、エスペーホ湖、コレントーソ湖などの小規模な湖とつながっている。深い青色の湖面には、ビクトリア島(31km2)などいくつかの島がある。ウエムル島では、ウエムル・プロジェクトという核融合に関するアルゼンチンの秘密研究プロジェクトが進行している。湖の名称はマプチェ語によるビクトリア島の名称に由来しているが、「ナウエル」という単語には「魔術によってジャガーに変えられてしまった人」という意味もある。息を飲むような美しさの湖はニジマスブラウントラウトカワマスなどの棲み家となっており、世界中の釣り人を魅了している[2]太平洋大西洋から遠く離れた高所にあるにもかかわらず、主に海洋部に生息するミナミオオセグロカモメ(厳密には海鳥ではない)の棲み家であるという奇妙な事実がある[3][4][5]。湖の透き通った水は気候の変化に非常に敏感であり、摂氏7度(華氏45度)の平均表面温度は美しさと危険性の両方を生み出しており、湖水浴客は低体温症に注意する必要がある。ナウエル・ウアピ湖や隣接する湖ではカヤックが人気のスポーツである。湖からはリマイ川が流出しており、やがてネウケン川と合流してネグロ川となる。アルゼンチンとチリの国境付近にはトロナドル山があり、チリのオソルノ山からも近い。
巨大生物伝説

20世紀初頭、湖の深部に巨大生物(UMA)が棲んでいるというが囁かれた。この生物は地元ではナウエリートという名前で知られ、その目撃報告はスコットランドネス湖ネッシー目撃談やアーサー・コナン・ドイルの『失われた世界』(ザ・ロスト・ワールド)刊行に先行している[6]。地元先住民のマプチェ族も、近隣のラカル湖に現れた「エル・クエロ」(レザー、その滑らかな皮膚に由来する)と呼ぶ別の未知の生物について言及している。先住民は「歯」を持つカイギュウのようだと表現しており、プレシオサウルスのような生物としてナウエリートよりも報告が一貫している。1922年、ブエノスアイレス動物園の調査団が湖を訪れて、先史時代の生物の目撃報告の裏付けに挑んだが、未知の生物が存在するという仮説を支持する証拠は何ひとつ得られなかった。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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