ナイト_ミュージアム
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ナイト ミュージアム
Night at the Museum

監督ショーン・レヴィ
脚本ロバート・ベン・ガラント
トーマス・レノン
原作ミラン・トレンツ
製作ショーン・レヴィ
クリス・コロンバス
マイケル・バーナサン
製作総指揮マーク・ラドクリフ
トーマス・M・ハーメル
アイラ・シューマン
出演者ベン・スティラー
カーラ・グギノ
ディック・ヴァン・ダイク
ミッキー・ルーニー
ビル・コッブス
ロビン・ウィリアムズ
音楽アラン・シルヴェストリ
主題歌アース・ウィンド&ファイアー
セプテンバー
撮影ギレルモ・ナヴァロ
編集ドン・ジマーマン
製作会社1492ピクチャーズ
配給20世紀フォックス映画
公開 2006年12月22日
2007年3月17日
上映時間108分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$110,000,000
興行収入 35.7億円[1]
$250,863,268[2]
$573,625,411[2]
次作ナイト ミュージアム2
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『ナイト ミュージアム』(原題: Night at the Museum)は、2006年アメリカのファンタジー、コメディ映画。監督はショーン・レヴィ、主演はベン・スティラー。夜になると展示物が動き出す不思議な博物館を舞台に、夜間警備員として働くことになった主人公の活躍を描く。1993年のミラン・トレンツ著の同名の絵本を原作としている。ニューヨークに実在するアメリカ自然史博物館を舞台としている。

2009年には続編に当たる『ナイト ミュージアム2』が、2014年には最終章にあたる『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』が公開された。
ストーリー

何の仕事をしても長続きしない冴えない中年男のラリー。離婚した元妻と暮らしている息子のニックから仕事を探すよう諭されたラリーは、訪れた職業斡旋所でニューヨークの自然史博物館での仕事を紹介される。

博物館に訪れたラリーが受け持つことになった仕事は夜間の警備員、すなわち夜警だった。ラリーは3人の老警備員たちから、博物館の来場者が少なくなったせいで長年夜警を務めていた者たちの大半が解雇され、新たに1人だけを雇うことになったという話を聞く。こうしてラリーは、博物館の新米夜警として働くことになる。

初出勤の夜、ラリーはいつの間にかティラノサウルスの骨格標本が台座から忽然と消えていることに気がつく。訝しがるラリーが館内を見回ると、なんと骨格標本が生きているかのように博物館内を動き回っていた。さらにそれだけではなく、石像や動物の剥製、ミニチュア人形など他の展示物も同様に動き回っていたのだ。ラリーは慌てて電話で元警備員の老人たちに助けを求めるが、老人たちは展示物が動くのが当然であるかのように話して電話を切ってしまう。そんな状況の中、ラリーは夜な夜な暴れだす博物館の展示物達を鎮めるため、孤軍奮闘することになる。

しかし常識はずれの展示物の乱痴気騒ぎを一人で対処できるはずもなく、朝には博物館はすっかり散らかった状態になってしまい、毎日のように所長に叱られてしまう。ついには退職を勧告されるが、ラリーは息子の手前、続けることを決意。展示物のリーダー的存在であるルーズベルトの助けを借りながら、展示物たちと心を通わせていく。

ある夜、息子に動く展示物を見せようと彼を博物館に連れてきたラリーは、動くはずのマネキンたちが動かなくなっていることに気付く。ラリーが原因を調べると、なんと展示物に命を吹き込んでいる「アクメンラーの石板」が前夜別の警備員たちに盗まれていた。彼らは石版の力で若さと力を手に入れようと、石版を盗んだ罪をラリーになすりつけようとしていた。息子ともども古代エジプトのブースに閉じ込められたラリーはルーズベルトに助けを求めるが、「自分の力で切り抜けなければならない」と断られる。しかしそれによって気持ちを切り替えたラリーは展示物たちの指揮官となり、総出で石版を奪還しようとする。そして苦戦の末、タイムリミットである夜明け直前に石板の奪還に成功、太陽の光を浴びると灰になってしまう展示物たちを博物館に戻すことにも成功した。

しかし、館内は惨憺たるありさまになっていたため、ラリーは正式に免職処分となってしまう。だが、夜の騒動が思わぬ宣伝効果となって博物館には来場者が殺到し、思い直した館長は免職を取り消す。その後、アクメンラーの石板を制御することによって暴れだすことが無くなった展示物たちは、夜な夜なダンスやサッカーなどに興じるようになる。その様子を、夜警員のラリーは楽しげに見つめるのだった。
キャスト
現実の人間たち
ローレンス・"ラリー"・デイリー
演 -
ベン・スティラー、日本語吹替 - 檀臣幸主人公。セシル達の仕事を受け継いで警備員になる。動く展示物たちに振り回されるものの、次第に展示物たちと心を通い合わせていく。ティラノサウルスの骨格標本に尻尾で吹き飛ばされて階段にぶつかっても平然とするなど、タフな肉体を持っている。
ニック・デイリー
演 - ジェイク・チェリー(英語版)、日本語吹替 - 千葉翔也デイリー夫妻の一人息子。愛称はニッキー。今はエリカとその後夫の家で暮らしているが、ラリーの所もよく訪問する、健気な性格。


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