ナイトレイジ
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ナイトレイジ
Nightrage
出身地
ギリシャ 中央マケドニア
テッサロニキ県
テッサロニキ (結成時)
 スウェーデン
ヴェストラ・イェータランド県
ヨーテボリ (2000年末 - )
ジャンルメロディック・デスメタル
活動期間2000年 -
レーベルセンチュリー・メディア・レコード
ライフフォース・レコード
デスポッツ・レコード
キングレコード
アヴァロン・レーベル
共同作業者フレドリック・ノルドストローム
公式サイト ⇒www.nightrage.com

メンバーコンスタンティノス・トガス (ボーカル)
マリオス・イリオポウロス (ギター)
マグナス・セーデルマン (ギター)
フランシスコ・エスカロナ (ベース)
ディノ・ジョージ・スタモグロウ (ドラム)

旧メンバートーマス・リンドバーグ (ボーカル)
アントニー・ハマライネン (ボーカル)
ロニー・ニーマン (ボーカル)
ジミー・ストゥリメル (ボーカル)
ガス・G (ギター)
コンスタンティン (ギター)
オロフ・モルク (ギター)
ブリス・ルクレア (ベース)
ヘンリク・カールソン (ベース)
アンデシュ・ハマー (ベース)
フォティス・ベナルド (ドラム)
アレックス・スヴェニングソン (ドラム)
ジョー・ニューンツ (ドラム)
ローレンス・ディナマルカ (ドラム)

ナイトレイジ(Nightrage)は、ギリシャ出身のギタリストマリオス・イリオポウロスを中心に結成されたメロディック・デスメタルバンドである。結成当初は、ギリシャで活動していたが、マリオスがスウェーデンに移住した後は、スウェーデンを中心に活動を行っている。マリオス以外のメンバーは安定せず、メンバーの入れ替えが激しい。

当初は、ギリシャ出身のメンバーとスウェーデン出身のメンバーが中心であった。しかし、メンバーチェンジを経て、一時期は多国籍バンドの様相を呈していた[1]

音楽性をメタルコアと表現されることがあるが、マリオスはインタビューで「俺達の音楽をメタルコアと呼ぶのは好きじゃない」、「(バンドの音楽性は)絶対にメタルコアやそれに類したものじゃない」と述べており、バンドの音楽性がメタルコアであることを真っ向から否定している[1]
略歴

ギリシャメロディックデスメタルバンドエグズメーションの解散により、所属するバンドが無くなったギタリストマリオス・イリオポウロスと友人のギタリストガス・Gによって、ギリシャテッサロニキで結成。その後、デモを作成し、スウェーデン音楽プロデューサーフレドリック・ノルドストロームの元へこれを送ったことをきっかけに、2000年の年末、マリオスはスウェーデンに移住する[1]

スウェーデン移住後、ベーシストのブリス・ルクレア、元アット・ザ・ゲイツボーカリストトーマス・リンドバーグが加入。更に、ザ・ホーンテッドドラマー、ペル・モラー・ヤンセンとクリーンボーカリストのトム・イングルンドがゲストで参加し、2003年に1stアルバムの『Sweet Vengeance』をセンチュリー・メディア・レコードからリリースしデビューした。同アルバムは、日本では、キングレコードからリリースされ、日本デビューを果たした。

しかし、ガス・Gとトーマス・リンドバーグの多忙によりライブ活動をほとんど行うことが出来ず、2004年ジョン・ノトヴェイトの出所により復活したディセクションにブリス・ルクレアが招かれ、バンドから脱退する。その後、ベーシストのヘンリク・カールソンと結成当初から不在だったドラマーとしてフォティス・ベナルドが加入し、クリーンボーカルにダーク・トランキュリティミカエル・スタンネキーボードにフレドリック・ノルドストロームがゲスト参加して、2ndアルバム『Descent Into Chaos』を2005年にリリースする。

2ndアルバムリリース後、バンドは北米ツアー行うことになるが、その前にトーマス・リンドバーグが脱退し、ボーカルとしてジミー・ストゥリメルが加入した。2006年に入り、ガス・Gがファイアーウインド専念のために脱退した。更に、同年末に、ドラマーがアレックス・スヴェニングソンに交代する。

所属レーベルライフフォース・レコードに移し、3rdアルバム『A New Disease Is Born』を2007年にリリースする。日本では、アヴァロン・レーベルから日本盤がリリースされた。このアルバムには、後に正式メンバーになるギタリスト、オロフ・モルクがゲスト参加している。リリース後、ギタリストとしてギリシャ人のコンスタンティンが加入するが、すぐに脱退。その後、ヘンリク・カールソンが個人的な理由によって脱退、更にジミー・ストゥリメルとアレックス・スヴェニングソンが音楽性の違いを理由に脱退し、メンバーがマリオス・イリオポウロス一人となる[注釈 1]。その後、新たにギタリストのオロフ・モルク、ボーカリストのアントニー・ハマライネン、ベルギー人ドラマーのジョー・ニューンツが加入。アントニーの加入は、所属レーベルであるライフフォース・レコードのアメリカ法人のレーベルマネージャーが、アントニーにボーカリストを探しているナイトレイジを紹介したことがきっかけであった[1]2008年になって、ベーシストのアンデシュ・ハマーが加入した。

2009年、4thアルバム『Wearing a Martyr's Crown』をリリース。同アルバムの日本盤はリリースされず、輸入盤の日本向けエディションという形で日本リリースするという形式が採られていた。2010年には、1stアルバムと2ndアルバムをカップリングにしてボーナストラックを追加した『Vengeance Descending』をリリースした。

2011年には、5thアルバム『Insidious』をリリース。同アルバムから再び日本のレコード会社であるキングレコードから日本盤がリリースされることとなった。

2013年6月末に、アントニー・ハマライネン[2]、ジョー・ニューンツが脱退。更に、オロフ・モルクは2011年以降ライヴに出演していなかったが、アマランスに専念するため正式に脱退した。この脱退によって、ボーカリストにジミー・ストゥリメルが参加[3]。ドラマーにはマルクス・ローセルが参加することになった。更に、イェスパー・ストロムブラード(ザ・レジスタンス、セレモニアル・オース、元イン・フレイムス等)がライヴセッションとして参加することも決定した[4]。同年11月には「Extreme Metal Over Japan Vol.2」のヘッドライナーとして初来日[5]。しかし、このツアー前にジミーはトラブルによってツアーに参加できなくなり、そのまま離脱[6]。エネミー・イズ・アスなどで活動経験のあるロニー・ニーマン (Vo)がセッション参加することになる。更に。ツアー開始前日に体調不良による入院のため、イェスパーがツアーに不参加となったことが発表された[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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