ナイツ_?星降る夜の物語?
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ナイツ ?星降る夜の物語?
NiGHTS Journey of Dreamsジャンル
アクションゲーム
対応機種Wii
開発元ソニックチームUSA
発売元セガ
人数1 - 2人
メディアWii用12cm光ディスク
発売日 2007年12月13日
2007年12月18日
2008年1月
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI:7
デバイスヌンチャクコントローラー対応
エンジンAGEIA PhysX
その他ニンテンドーWi-Fiコネクションお天気チャンネル対応
ワイド表示(16:9)・プログレッシブ出力対応
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『ナイツ ?星降る夜の物語?』(ナイツ ほしふるよるのものがたり、海外名称:NiGHTS Journey of Dreams)とは、ソニックチームの製作でセガより発売されたWii用ゲームソフト。

プロデューサー・ディレクター・リードゲームデザイナーは前作のゲームデザインを手掛けた飯塚隆、アートディレクター・リードキャラクターデザインは前作のキャラクターデザイン(ナイツを除く)を手掛けた星野一幸、音楽は前作を手掛けたササキトモコと幡谷尚史が担当している。

最後にセガサターンで発売された体験版的ソフトである『クリスマスナイツ』以来、実に11年ぶりに続編が発売されたゲームソフトである。

予約購入キャンペーンとして「ナイツ・パペッチフィギュア」が貰えるキャンペーンを行っていた。
世界設定

人々が眠りにつくとみることができることがある「夢」。「夢」とは「ナイトディメンション」と呼ばれる我々の現実世界とは異なる異世界のことである。希望、勇気、純粋、知性、成長の5つの意識と光「イデア」を合わせて、この空間に夢の世界である「ナイトピア」を創造させている。

しかし「夢」は楽しいものばかりではない。光があれば、闇があるように楽しい「夢」があればまた「悪夢」も存在しており、それが悪夢の世界「ナイトメア」のことである。「ナイトメア」を創造したワイズマンは魔物たち(ナイトメアン)を生み出し、「ナイトピア」を侵攻していくのだった。ベルブリッジに住む2人の少年少女であるウィリアムとヘレンも「イデア」を奪われ、毎晩、悪夢にうなされていたのだった。

からっぽになってしまった夢の世界をさまよい歩くうちに2人はナイツと長老オウルと出会い、「ナイトピア」が「ナイトメア」によって消滅させられようとしていること、2人の中には今も勇気の「イデア」だけが残っていることを聞かされる。戸惑いながらも2人は自分たちの夢を取り戻すため、ナイトピアを救うことを決意するのだった。こうしてナイツと2人の少年少女による「夢」と「勇気」の物語が始まるのだった。
ムービー

Wiiの綺麗な映像に加え、前作では登場人物が具体的に喋ることはなかったが、今作から喋るようになった。洋画DVDのような演出が施されており、言語の音声は英語で固定、字幕を日本語、英語など6か国語で変更が可能。
主要人物
ナイツ(NiGHTS)
声:Julissa Agueriaワイズマンの生み出した、ファーストレベルのナイトメアン。ナイトメアンゆえにクレイジーな一面も持つが、本人は束縛と命令を何よりも嫌う自由人であり、大好きなナイトピアを消し去ろうと企むワイズマンに反感を抱いている。ゆえに、悪夢に迷い込んできたウィリアムとヘレンに手を貸し、共にワイズマンに立ち向かう。高い飛行能力を持つとともに、夢を見ている人間「ビジター」とデュアライズ(同化)し心と体を一つにすることができる。また、周囲の環境に合わせて自分の姿を変えることができる。前作までは夢語と呼ばれる造語で喋る設定だったが、本作では、ウィル、ヘレンの母国語に合わせて喋る設定になったため、ナイツをはじめ一部の住民は英語で喋る。
ウィリアム・テイラー(William Taylor)
声:Riley O'Finnゲーム内では愛称の「ウィル」で表記される。ベルブリッジの郊外に住む12歳の少年。少年サッカーチームに所属しているが人並外れた運動神経を持つ彼はそれ故に、同じ年のチームメイトよりも父親とサッカーをすることが多かった。そのため本当に親友と呼べるような存在は無く、孤独な存在であった。彼の唯一の心のよりどころは尊敬する彼の父親であった。そんな父親が遠いところへ転勤してしまったことをきっかけに彼は悪夢にうなされるようになる。
ヘレン・カートライト(Helen Cartwright)
声:Victoria Ashbyベルブリッジの中流住宅街に住む12歳の少女。小さな頃から母親に
ヴァイオリンを教えてもらっていたが、12歳という年齢からわかるように彼女は思春期を迎えていると共に母親に対する反抗期を迎えていた。それ故、彼女は母親やヴァイオリンに対しても距離を置くようになる。そんな思春期特有の心の葛藤と矛盾、大好きな母親への罪悪感から彼女は悪夢を見るようになる。
リアラ(Reala)
声:Casey Robertsonワイズマンが生み出したファーストレベルナイトメアン。容姿と能力こそナイツに似ているが性格はナイツとは正反対で、卑劣で残忍である。身に着けているペルソナ(仮面)は、ワイズマンから忠誠の証として与えられたもの。前作に登場した時と服装と手の指の形状が異なっている。また、前作ではボス戦と2P対戦のみの登場だったが、今作では出番が大幅に増えており、ワイズマンの命令でナイツを陥れようと幾度となく現れる。
ワイズマン(Wizeman)
声:Roger L. Jacksonナイトディメンションで最初に生まれた知的生命であり、悪夢の世界「ナイトメア」の創造主。ナイトピアを消し去ることを目的としており、魔物たちであるナイトメアンを生み出し、ナイトピアを侵攻していく。前作と同様、鉄兜のような頭に実体の無い体、怪しく輝くマントを着用しており、体から離れた目玉の着いた6つの手を持っているが、全体的に暗めの彩色で、手の平の目玉がギョロギョロと動く。さらに巨大な姿を何度か見せており、前作より不気味さと威圧感が増している。また、手の目玉は感情が高ぶると赤く変色する。
オウル(Owl)
声:Jeff Kramerビジターの前に現れるフクロウ。自由奔放なナイツに手を焼きながらもウィルとヘレンをイデアへ導く。ヨーロッパ訛りのような英語で喋る。
ナイトピアン(Nightopian)
声:ササキトモコ“ピアン”とも呼ばれるナイトピアの住民。楽しいことが大好きで、ステージのいたるところに出没している。ナイトピアン独自の夢語で喋る。声は前作に引き続き、参加ミュージシャンであるササキがナイトピアンの声を担当している。
ゲームの目的.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

ウィルとヘレンでプレイできるドリーム(ステージ)が異なる。それぞれ3つのドリームを飛び回り、奪われてしまった彼らの4つのイデアを取り戻すのが目的である。ドリームには決められた目的が複数存在し、これを「ミッション」と呼ぶ。ミッションを順番に達成していくことでストーリーが展開していく。各ドリームは1つの「チェイスミッション+ボスバトル1」と3つの「チャレンジミッション」、「ボスバトル2」で構成されている。

各ドリームにおけるミッションの種類として共通しているものとしては「チェイスミッション」と「リンクチャレンジ」が存在し、その他にも「暗雲に飲み込まれそうなナイトピアンをパラループで救出する」、「ステージ内のナイトメアンをすべて倒す」など各ドリームの特色に合わせたミッションが用意されている。またナイツとデュアライズせず、終始ウィルもしくはヘレンを操作するミッションも存在する。

ミッションのランク評価はA?Eの5段階評価となっている。
チェイスミッション

比較的前作のルールに近いミッション。ウィルもしくはヘレンを操作しナイツが捕らわれている牢屋「ナイツキャプチャー」へ侵入させ、ナイツとデュアライズすることで一時的にナイツをナイツキャプチャーから脱出させることができる。時間内にナイツキャプチャーの番人であるサードレベルナイトメアン「グードル」に追いつきタッチダッシュでカギを奪い、その状態でナイツキャプチャーに触れ、解除することが目的。ナイツキャプチャーは全部で3つ存在し、全て破壊することでボスステージ「ナイトメア」へと移動する。

ナイツキャプチャーの上部と下部には鎖が存在し、ナイツキャプチャーをスルーできないようになっているため、前作のプレイスタイル「クリア条件を満たした上であえてコースを周回し、スコアを稼ぐ」とは異なるプレイスタイルを求められる。

ナイトピアでもナイトメアでも残りタイムが0となってしまうとその時点でナイトオーバー(ゲームオーバー)になってしまうが、ナイトピアではリンク数に応じて、リンクが切れた際に残りタイムが延長される。

ランク評価は獲得スコアによって行われる。
リンクチャレンジ

チャレンジミッションの一つであり、最終ドリーム以外の全てのドリームに登場する。オクトポーを追いかけながら、吐き出されるリングをくぐったりブルーチップを獲得したりでリンク数を稼ぐミッション。5リンク以上の状態でリンクが途切れるとミスとなる。5回ミスするか、999リンクに達するとゲーム終了。ゲーム終了時の最大リンク数がノルマリンク数に達していないとナイトオーバーとなる。ランク評価は最大リンク数で決定する。
ナイトメア

今作も前作同様各ナイトピアにボスとなる巨大な「ナイトメアン」との戦いが用意されている。

ここで戦うナイトメアンはセカンドレベルのものとなっている。1回目の戦闘ではナイトピアで獲得したスコアが撃破タイムに応じて決定される倍率で増加する。

前作と異なり今作は各ナイトメアンと2度目の戦いがあり、その際は1度目の戦いの時よりトラップなどが強化されていて、倒すのが難しくなっている。また、この2度目の戦いはナイトピアのミッション無しですぐに始まるため、撃破タイムのみでランクが決定する。
セカンド・ファーストレベルのナイトメアン
ドンバロン
ピュアバレーのボス。ゴムボールのピエロのような姿をしたナイトメアン。


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