ナイツ・イン・ザ・ナイトメア
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ナイツ・イン・ザ・ナイトメア
ゲーム:ナイツ・イン・ザ・ナイトメア
ゲームジャンルアクティブ&タクティカルRPG
対応機種
ニンテンドーDS
PlayStation Portable[PSP]
開発元スティング
発売元[DS]スティング
[PSP]アトラス
プレイ人数1人
発売日[DS]2008年9月25日
[PSP]2010年4月22日
レイティングCERO: A
セーブファイル数1
テンプレート - ノート

『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』は、2008年9月25日に発売されたニンテンドーDSゲームソフト。制作・発売はスティング、販売はジェンタープライズ2010年4月22日にはトークコレクション等を追加したPlayStation Portable版が発売された。PSP版の販売はアトラス
目次

1 概要

2 ゲームシステム

2.1 ユニットクラス

2.2 その他のシステム


3 ストーリー

4 キャラクター

4.1 主要キャラクター


5 評価

6 備考

7 製作スタッフ

8 脚注

8.1 注釈

8.2 出典


9 外部リンク

概要

Riviera ?約束の地リヴィエラ?』や『ユグドラ・ユニオン』と世界観を同じくしたDept. Heaven Episodesシリーズの4作目[Note 1]に当たる作品。しかし、システムやストーリーの引継ぎはなく独自のものである。

戦略を必要とする独特なシステム、タッチペンを使用するアクション要素の強い操作、100人を超えるキャラクター、戦闘ごとに異なるBGMなどが特徴。

通常版と同時に、ゲームボーイアドバンス版の『ユグドラ・ユニオン』が同梱された「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア Dept. Heaven Episodesシリーズスペシャルパック」が発売された。

PSP版ではタッチペンを使用するアクション要素をアナログスティックに変更、グラフィックもPSP用に調整している。
ゲームシステム

シミュレーションボードゲーム弾幕系シューティングを足したような独特なシステムの作品。

基本的にはキャンペーンシナリオのRPGで、戦闘シーンで入手するキーアイテムを駆使して、仲間を増やしNPCから武器をもらいながら様々なクラスのユニットを育てながらステージをクリアしていく。

ユニットへの指示はウィスプというカーソルを動かして行う。敵が攻撃してくるのは味方ユニットではなく、このウィスプである[Note 2]。いうなれば、カーソルを自機、味方ユニットをオプションとするシューティングゲームのようなものである。敵が自由に動き回るのに対して、持ち時間はリアルタイムでなく、指示を出す際、攻撃を受けた際に減少する。この部分はかすりで経験値が増えるなど、弾幕シューティングの文法になっている。

戦闘で使用できるユニットにはそれぞれクラスがあり、更にLaw、Chaosと2パターンの攻撃方法があり、武器を使わない通常攻撃、武器ゲージをためて発動する必殺技、さらにゲージをためて発動されるハイクラスの必殺技が存在する。

戦闘中にユニットがレベルアップすることはなく、各章冒頭のセットアップ画面でユニットに経験値を与えることでレベルアップする。

戦闘中、ユニットが攻撃を行うとVit.(生命力)が消費され、0になるとそのユニットはロストして二度と復活できない。

戦闘中入手した武器にはDur(使用回数)があり、ターンを進めると一つ減り0になると消滅する。

各ステージ毎に、味方と敵の初期出現位置は固定になっていて、攻撃範囲の合うユニットを出撃させ敵を倒す。それぞれの敵がビンゴのように二次元のマス目に対応しており、倒したマスをチェックして規定の列数を揃えるとステージクリアである。

一度に全ての敵が出るのではなく、始めにスロットを回してどの相手と会敵するかを決める。これを1ターンとし、出ている敵を全滅させるか、ターン毎の持ち時間が過ぎるとターンが終わる。ターン制限以内に規定の列数を揃えられない、ボスを撃破出来なかった、または主人公が登場する面で主人公がロストするとゲームオーバー。

レベリングシステムがあり、ボス戦以外の一度クリアしたステージを再訪することで経験値や武器等が入手可能。

難易度ノーマルをクリアすると難易度ハードが出現し、難易度ハードでクリアすると難易度ナイトメアが出現する。DS版では難易度ハード以上ではレベリングが不可能。PSP版ではどの難易度でもレベリングが可能となっている。

ユニットクラス

キャラクターはクラスによって攻撃方向と範囲が異なるため、マップの地形によってクラスを選択する必要がある。

クラス名装備攻撃方向備考
デュエリストソード前前方向に移動が可能
ウォーリアアクス前障害物の破壊が可能
ハーミットダガー後状態異常付加を得意とする
ランスナイトランス前後全方向に移動が可能
アーチャーボウ後スタン(気絶)攻撃を得意とする
プリエステスメイス後広範囲の攻撃と、グラム(設置罠)攻撃を得意とする
ウィザードロッド後広範囲の攻撃と、グラム攻撃を得意とする
ヴァルキュリア全て前後マリア専用クラス。全方向に移動が可能。展開によって攻撃手法が変わる
アシュタローテ全て前後メリア専用クラス。全方向に移動が可能
ラ・ピュセル全て前後(PSP版のみ)ユグドラ専用クラス。全方向に移動が可能

その他のシステム
エフェクティブ
武器を強化しクオリティが上がると各武器に最大三つまで発現する特殊効果。戦闘中のラッシュカウント数条件を満たすことで発動するが、プレイヤーに有利、不利になるものが混在している。難易度イージーはプレイヤーに不利になるエフェクティブは発動しない。
トランソウル
任意の仲間キャラクターの魂を他キャラクターに受け継がせることにより、攻撃する際に消費したVit.(生命力)の回復や能力の強化などを行う。任意のユニットに経験値を与える事でレベルアップとVit.の回復を行えるが、ユニットごとにレベルの最大値が決まっており、最大値に達すると経験値を与える事ができなくなる(Vit.の回復が行えなくなる)。しかし最大レベルに達したユニットにも、相性の良いユニットをトランソウルさせる事で、レベルアップとVit.の回復を行える。
チュートリアル
ストーリー中にチュートリアルは入らず、チュートリアル専用のシステムが用意されている。ちなみに今作品は当初の発売予定2008年7月17日から2ヶ月ほど延期されているが、理由はチュートリアル機能の追加のためであった。
マルチエンディング
本作品はマルチエンディング制を取っている。『ヒロイン』『ラスボス戦の結果』『特定のアイテムの所持』などの要因により変化する。一定の条件を満たした場合はグッドエンディングとなり、スタッフロールが変化する。
ストーリー

十二の騎士団を持つ騎士王国グレイヴニルは、古城アーヴェンヘイムを本拠とし永きに渡り繁栄の時を刻んでいた。

千年もの歴史を持ち、難攻不落と呼ばれたアーヴェンハイムであったが、しかし、突如何者かによって王ウィリムガルドが討たれ、魂を封印されてしまう。

失意のなか王の葬儀を済ませた王国であったが、あるとき謎の乙女マリアによって王のが盗まれ、その後突如として現れた魔物によって騎士団は壊滅、城も占拠されてしまう。

騎士団の追跡を振り切ったマリアは、森の中で魂の封印を解き立ち去る。解放された王の魂ウィスプは意思も記憶もなくしていたが、己の肉体を求めるようにアーヴェンハイムへと向かうのであった。
キャラクター

作中で仲間になるキャラクターは100人を超え、グラフィックも全て異なる。
主要キャラクター
ウィリムガルド王
騎士王国グレイヴニルを統べる王。獅子心王と呼ばれる。何者かによって魂を抜かれ死去した。
ウィスプ
封印されていたウィリムガルドの魂。記憶を失っている。魔物によって魂を抜かれた者に一時だけ命を与えることができる。
マリア
輝く
甲冑に身を纏ったヴァルキリー。アーヴェンハイム城から王の魂を盗みだし、封印を解いた。多くを語らない寡黙な性格。王国内に存在するらしい聖杖アンカルジアを探している。
メリア
もう一人の主人公。


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