Deauville
行政
国 フランス
地域圏 (Region)ノルマンディー地域圏
県 (departement)カルヴァドス県
郡 (arrondissement)リジュー郡
小郡 (canton)トルーヴィル=シュル=メール小郡
INSEEコード14220
郵便番号14800
市長(任期)フィリップ・オジエ
(2008年 - 2014年)
自治体間連合 (fr
ドーヴィル(ドヴィル)[1](仏: Deauville)は、フランス・カルヴァドス県の町。『ノルマンディー海岸の女王』と謳われる、港・ヴィラ・カジノ・ホテル等を擁するリゾートの町である。 ドーヴィルが歴史に登場するのは1060年である。当時はア・エニラという名の漁村であった。19世紀からリゾート地として整備が始まり、1860年代には皇帝ナポレオン3世が訪問した。パリのブルジョワ階級がこぞって休暇を過ごす地となり、1863年トルヴィル=シュル=メールに鉄道が開通。駅の名前はトルヴィルとなり、パリから6時間でドーヴィルへ行くことが可能になった。代々ドーヴィルの領主であったモルニー公は宮廷に影響力があり、貴族らがこぞって保養に訪れるようになった。土地が売れ、宮殿と見まごうばかりのヴィラが建ち、金持ちの観光客目当てのカジノやホテルが建った。 20世紀に入ってから、2つの大戦の影響により観光業が低迷。第二次世界大戦中はドイツ軍に占領された。 1960年代から再びリゾート地として注目を集める。イポドローム・ド・ラ・トーケ競馬の主催地であり、ドーヴィル近郊の田舎町や、フランス中の競走馬飼育農場から馬が集まる。 2011年5月26?28日のサミット開催地となった。
歴史
雑学
ドーヴィルは映画や小説の舞台となった。映画『男と女』、アガサ・クリスティの作品、スコット・フィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』にも登場する。
イアン・フレミングは、ドーヴィルを参考にして『カジノ・ロワイヤル』の中で架空のポルトガルのカジノを登場させている。
イベント
ドーヴィル・アジア映画祭
ドーヴィル・アメリカ映画祭
姉妹都市
レキシントン(アメリカ合衆国、ケンタッキー州)