この項目では、2004年のリメイク作について説明しています。1978年のオリジナル作については「ゾンビ (映画)」をご覧ください。
ドーン・オブ・ザ・デッド
Dawn of the Dead
監督ザック・スナイダー
脚本ジェームズ・ガン
原作オリジナル脚本
ジョージ・A・ロメロ
製作マーク・エイブラハム
エリック・ニューマン
リチャード・P・ルビンスタイン
『ドーン・オブ・ザ・デッド』(原題:Dawn of the Dead)は、2004年にアメリカ合衆国で製作されたホラー映画。上映時間100分。1978年に製作されたアメリカ映画『ゾンビ』(原題は同じ"Dawn of the Dead")のリメイク作品。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}これまでB級ホラーとして位置づけられてきたゾンビ映画[要出典]を一新して、生存した人物たちをグランドホテル形式で描いており、キャスティングもオスカーにノミネートされたサラ・ポーリーを初め実力派の役者たちが出演している。また、「走るゾンビ」という新たな設定[注 1]により、オリジナルとは違ったサバイバルアクションとなっている[要出典]。また、オリジナル版に出演していたケン・フォリー、スコット・H・ライニガー、トム・サヴィーニがカメオ出演している。 アメリカ劇場公開の5日前には、USAネットワークで本編冒頭10分間がノーカット放映された[2]。また、この本編冒頭10分間はインターネット上でも公開されたほか、日本劇場公開前の2004年4月29日には、東京など全国5都市の街頭でも放映された[3]。 地上波では、2006年10月24日に日本テレビの深夜ローカル枠と、2008年10月23日のテレビ東京「木曜洋画劇場」枠で放送された。前者は日本語字幕、スタンダードサイズ、ノーカットだったが、後者はゴールデンタイムゆえに一部の登場人物の死亡シーンを含む残酷な箇所は削除や修正が施されており、二ヶ国語放送の日本語音声はDVDソフトと同じものを使用(一部台詞に変更点あり)。 セルDVD、Blu-rayには、未公開シーンを追加した109分のディレクターズ・カット版本編が収録されている。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください アナは普通の看護師。夫のルイスとは普通に結婚し、普通に病院に勤務する、正に平穏を絵に描いたような生活を送る女性であった。 その日もいつもと変わらぬ日常を過ごしていたアナだったが、勤務先の病院では指の傷の患者が毒物検査でICUに運び込まれたり、各地で何らかの事件が頻発し、テレビやラジオでは臨時の緊急ニュースが放送される。アナは何らかの違和感を抱きつつも特に気にすることはなかった。 翌朝アナが目覚めると、近所に住む少女のヴィヴィアンが顔に重傷を負った姿で、寝室の前に立っていた。ルイスは慌てて駆け寄るが、次の瞬間ヴィヴィアンは彼の首筋に噛み付き、そのまま食い千切る。凄まじい血飛沫と共に死亡するルイスの姿を目の当たりにしたアナは必死に救助を呼ぶが、電話は輻輳して繋がらない。その傍では、死んだはずのルイスが起き上がり、驚くアナに牙を剥いて襲い掛かる。アナは間一髪で家から脱出するが、家から出た彼女が見たものは、見慣れた家屋が炎に包まれ、人が人を襲うという混沌の世界であった。アナは止めてあった車に乗り込むと急いでエンジンを吹かし、アクセルを踏み込む。 なおも恐ろしい形相で四肢を振り上げながら追い駆けてくるルイスを何とか振り切ったアナは、当ても無く車を走らせ続けるが、彼女はまだ知らなかった。人間を感染者に変貌させる謎のウイルスが蔓延したことも、それによって急速に感染者が増え続けていることも。 いずれも大型ショッピングモール「クロスロード・モール」に立て籠る生存者たち。当初はアナをはじめとする外部から来た5人[注 2]とCJ率いる3人の警備員がモールに立て籠もる。その後、フォート・パスター基地から逃げてきた6人の生存者とモール地下駐車場で出会った犬のチップスが加わり、14人[注 3]と1匹になるが、その途中で生存者が次々と命を落とし、クルーザーに向かう直前にはCJとマイケルが犠牲となり、最終的にはアナ、ケネス、テリー、ニコール、チップスの4人と1匹が生き残った。しかし、エンディングではたどり着いた島でゾンビの群れに襲われ、応戦した後の生死・消息は不明となっている。
概要
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
登場人物
生存者たち
アナ・クラーク
本作の主人公。セント・ドミニク病院に勤務する看護師。26歳。夫のルイスとウィスコンシン州で平穏に暮らしていたがゾンビ化したヴィヴィアンやルイスに襲われ、無法地帯となった街を車で駆け抜けてモールにたどり着く。働き者で性格は温厚、人当たりもよく友人や職場の同僚からの信頼は厚い。近所に住んでいたヴィヴィアンを可愛がり、愛情を注いでいた。また、夫の死に涙を流すものの、それでもなお困難に立ち向かっていく勇気も持っており、ゾンビの性質から感染経路を見抜く冷静さや、銃を突きつけたCJに対しても臆することなく悪態をつく強気な一面も見せる。看護師という職業柄、人命や人権を尊重する面が強く、ゾンビ化してゆくフランクを最後までかばったり、アンドレやケネスたちが屋上で行っていたゾンビ・シューティングもあまり快く思っていないなど、人のみならずゾンビに対しても若干の同情心を持っている。看護師としての知識や冷静な判断力は、他の生存者を生存へ導くために終始役立つことになる。
ケネス・ホール
黒人の警察官。アナが車にて逃走後、初めて出会う生存者となる。非常に屈強でタフな体を持ち、信心深い面も持っている。当初は同僚の死を羨ましがっていたりと自殺願望的な考え方も持っていたが、ゾンビ達を見て「死後も恐ろしい世界が待っている」と考えを改めた。