ドローン・メタル
様式的起源ドローン・ミュージック
ドゥームメタル
実験音楽
文化的起源1990年代初期
シアトル
関連項目
アヴァンギャルドメタル
ポストメタル
テンプレートを表示
ドローン・メタル (Drone Metal)は、ヘヴィメタルのサブジャンルの一つ。 ドゥームメタルのゆっくりとしたテンポとヘヴィネスなどの特徴と、ドローン・ミュージックの長時間保続される音(ドローン) などの特徴を組み合わせた音楽ジャンル[1][2]。ドローン・ドゥーム[3]やパワー・アンビエント[4]などと呼ばれることもあり、ポストメタル[5]やエクスペリメンタル・メタル[6]と関連付けられることもある。 ヴォーカルが入る場合は、グロウルヴォイスのことが多い。大抵、ギターはリバーブを大量にかけたり、フィードバックを鳴らしながら演奏される[1]。また、ビートやリズムに欠けたものが多く、非常に長い曲構成となっているのが基本である。小説家のJohn Wray Sunn O))) というドローン・メタルのパイオニアは、音響彫刻
概要
特徴
ドローン・メタルは、1990年に結成されたシアトルのメタルバンドアースによって確立されたといえるが[7]、当時から「ミニマリスト・ポスト・グランジ」の名でも呼称されてきた[1]。アースはメルヴィンズのようなスラッジ・メタルと、ラ・モンテ・ヤングのようなミニマル・ミュージックから主なインスピレーションを得ていた。5年後に同じくシアトルで結成されたスティーヴン・オマリー(英語版)のバンドバーニング・ウィッチ(英語版)も、これと同じスタイルを取り、そこに一風変わったヴォーカルやフィードバックの要素を取り入れている。オマリーの後続グループ、Sunn O)))はもともとアースへのトリビュートバンドとして組まれたものだったが[1][2]、このジャンルの今日におけるスタイルを確立したバンドとなった。ゴッドフレッシュも多くのバンドに影響を与えている。東京都出身のBORIS[1][8]も、大阪府出身のCorrupted同様、シアトルのバンドと同時期にドローンメタルのスタイルを発展させた。 ナジャ Sunn O)))のスティーヴン・オマリー
2000年代
他ジャンルの芸術作品との関係
Rhys Chathamが主導する5人組プロジェクトRhys Chatham's Essentialistは、ロバート・ロンゴによる映像作品をバックにライヴを行っている[6]。