ドロヘドロ
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ドロヘドロ
ジャンル
ダーク・ファンタジー
バイオレンスアクション
スプラッターホラー
漫画
作者林田球
出版社小学館
掲載誌(1) 週刊ビッグコミックスピリッツ増刊イッキ
(2) 月刊IKKI
(3) ヒバナ
(4) ゲッサン
レーベルビッグコミックス
発表号(1) 1号 - 13号
(2) 2003年4月号 - 2014年11月号
(3) 2015年4月号 - 2017年9月号
(4) 2017年12月号 - 2018年10月号
発表期間2000年11月30日 - 2018年9月12日
巻数全23巻
話数全167話+特別編
アニメ
原作林田球
監督林祐一郎
シリーズ構成瀬古浩司
脚本瀬古浩司
キャラクターデザイン岸友洋
音楽(K)NoW NAME:R・O・N
アニメーション制作MAPPA
製作ドロヘドロ製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2020年1月 - 3月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ドロヘドロ』は、林田球による日本漫画作品。著者にとっては『魔剣X ANOTHER』に続く2作目の長編連載となる。

本作の連載は2000年から2018年まで18年に及び、小学館の漫画雑誌4誌をまたいで行われた。また、4誌目を除いては創刊号から最終号まで通しての連載となった。
週刊ビッグコミックスピリッツ増刊イッキ』1号(2000年12月30日号) - 13号(2003年2月1日号) 『ビッグコミックスピリッツ』の増刊誌として創刊

月刊IKKI』2003年4月1日号(創刊号) - 2014年11月号(休刊号) 1.がリニューアルされ独立創刊

ヒバナ』2015年4月号(創刊号) - 2017年9月号(刊行終了) 『ビッグコミックスピリッツ』の増刊誌として刊行

ゲッサン』2017年12月号 - 2018年10月号

作風[ソースを編集]

魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が、自分の本当の顔と記憶を取り戻す姿を描いたダーク・ファンタジー作品。

著者は、この作品は「歌詞がメチャクチャダークで凶暴なのにメロディーは踊りたくなるくらい楽しい曲」からインスピレーションを受けて生まれたと語っており[1]、退廃的で殺伐とした世界観と、グロテスクでハードコアな作風に、剽軽なキャラクターとブラックな笑いをちりばめることで独特のユーモアさを醸し出している。

登場するキャラクターのほとんどが、スリップノットのようなホラーテイストの覆面マスクを被っていることや、ファッション・物のデザイン・小ネタ等にヘヴィメタル(特にデスメタルや現代メタル)・ハードコア・パンク(含グラインドコア)等の暴力的な音楽の強い影響が見られるのも特徴である。
あらすじ[ソースを編集]

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年4月)(使い方

魔法使いの世界」から来た魔法使いによって、頭を爬虫類に変えられ、記憶を失った男、カイマン。そしてその友人、ニカイドウ。カイマンの口の中には謎の男が存在している。カイマンは自分の頭を元に戻すために、そして記憶を取り戻すためにニカイドウと共に「ホール」にやって来る魔法使いを狩っていく。彼は何者なのか、なぜ記憶がないのか、口の中の男は誰なのか。それはまだ……混沌の中。それが……ドロヘドロ!
登場人物[ソースを編集]

声の項はテレビアニメ版の声優
ホールの人々[ソースを編集]
カイマン
声 - 高木渉[2]本作品の主人公。カイマントカゲによく似た頭部を持つ男。推定25歳。身長216 cm、体重146 kg、足のサイズ38 cm。ガスマスク銃剣(当初M7を使用していたが、後にM9へ)がトレードマーク。魔法が効かない特殊体質を持っている。怪力の持ち主で刃物の扱いに長けており、ニカイドウには「ナイフを持ってこそ強い」と評価された。ホール中央病院魔法被害者病棟でアルバイトをしながら、自分の本当の顔と記憶を取り戻すために、自分の顔に魔法をかけた魔法使いの手がかりを求めて、ホールを訪れる魔法使いを狩って生活している。爬虫類の顔を持つ厳つい大男だが、少年のように素直で明るい性格であり、オバケが大の苦手。食事とビールが大好きで、特に大葉入りのギョーザが心の中の重要なところに位置するほどの大好物。ニカイドウのことは大切な友人だと思っている。ホールの路地で発見される以前の記憶がなく、本名・生地・年齢などは一切不明。「カイマン」という名前は、彼を見舞いに来たニカイドウによる命名で、カイマン自身もその名を気に入っている。煙ファミリーの一員である松村を殺害したため、報復として煙ファミリーの掃除屋(殺し屋)である心に首をはねられたが、首をはねられても新たな頭部が再生するという不死に近い身体を持っていることが判明した。物語が進んで魔法使いの世界で暮らし始めてからは徐々に記憶を取り戻してゆき、魔法使い狩りを繰り返してきた自身もまた魔法使いだったのではないか、自分はかつて誰か大切な友人を傷つけたのではないか、という疑念と恐れを抱くようになる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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