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ドル箱三部作
Trilogia del dollaro
主人公・名無しの男
監督セルジオ・レオーネ
製作アリゴ・コロンボ(1)
ジョルジオ・パピ(1)
アルベルト・グリマルディ
『ドル箱三部作』(ドルばこさんぶさく、イタリア語:Trilogia del dollaro、 英語:Dollars Trilogy)、または『名無し三部作』(Man with No Name Trilogy)は、クリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督作品のマカロニ・ウェスタン3作品『荒野の用心棒』(A Fistful of Dollars、1964年)、『夕陽のガンマン』(For a Few Dollars More、1965年)、『続・夕陽のガンマン』(The Good, the Bad and the Ugly 、1966年)のことである。「ドル箱」は、これらの作品が多額の興行収益を挙げたということではなく、最初の2作のタイトルに「ドル」(Dollar)が入っていることによる。
これら三部作はマカロニ・ウェスタンのジャンルを確立し、後に続く作品の原型となった。また、三作品は西部劇映画の中でも常に上位に位置する高評価を与えられている[1]。目次 『荒野の用心棒』は三船敏郎主演の『用心棒』(1961年)を非公式にリメイクした作品であり、そのため、東宝から「無許可によるリメイク」として訴訟を起こされている[2][3]。また、レオーネが意図していたわけではなかったが、この三作品はシリーズであるとされ、主人公は「名無しの男」(3作品で同じ服を着、性格も似ている)と呼ばれるようになった。 「名無しの男」という呼び方は三部作として公開するためにアメリカの配給会社によって付けられた。三作品でイーストウッドはそれぞれ違うニックネームを付けられている。『続・夕陽のガンマン』は前2作より過去の物語であると考えられている。理由としてこの映画の中で主人公は前2作で着ていた服を手に入れること、南北戦争(1861年-1865年)が行われている上、『夕陽のガンマン』のリー・ヴァン・クリーフが落ちぶれた元南軍兵士であること、『荒野の用心棒』の墓地のシーンに1873年と刻まれた墓石があるということなどが挙げられる。 4人の俳優が三部作に別の役で二度出演している。リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテ、ルイジ・ピスティリ 作品公開日製作費興行収入 作品Rotten TomatoesMetacritic 受賞とノミネート
1 概要
2 イーストウッドの論評
3 評価
3.1 興行成績
3.2 批評
3.3 受賞・ノミネート
4 出典
5 参考文献
概要
イーストウッドの論評私は、レオーネの映画のスタイルがハリウッドの西部劇へのアプローチを変えたと思っています。これらは暴力と射撃の面を命よりも少しだけ大きな割合で描き、素晴らしい音楽と新しいスコアを持っていました。これらは、他の西部劇では使われておらず、そのスタイルは違っていました。つまり、これらのどれもが『捜索者』のような古典的なものではなく、断片的で小さなエピソードを通して中心的なキャラクターを追いかけるという構成になっています。 ? クリント・イーストウッド[6]
評価
興行成績
荒野の用心棒1964年10月16日 (1964-10-16)$200,000-$225,000[7]$14,500,000[8]
夕陽のガンマン1965年11月18日 (1965-11-18)$600,000[9]$15,000,000[10]
続・夕陽のガンマン1966年12月23日 (1966-12-23)[11][12]$1,200,000[13]$25,100,000[14]
合計$2,000,000?$2,025,000$54,600,000
批評
荒野の用心棒98% (43件)[15]N/A
夕陽のガンマン94% (33件)[16]N/A
続・夕陽のガンマン97% (68件)[17]90 (7件)[18]
受賞・ノミネート
賞部門対象結果出典
荒野の用心棒
ナストロ・ダルジェント賞作曲賞エンニオ・モリコーネ受賞[19]
助演男優賞
続・夕陽のガンマン
ローレル賞
グラミー賞殿堂入り(英語版)(2009年)エンニオ・モリコーネ受賞[21]
出典^ “ ⇒Top 100 Western Movies”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2014年1月7日閲覧。
^ Gelten, Simon. “ ⇒FISTFUL - The Whole Story, part 2”. The Spaghetti Western Database. 2012年6月3日閲覧。