ドルビーアトモス
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ドルビーアトモス(Dolby Atmos)とは、ドルビーラボラトリーズが開発したオブジェクトオーディオに基づくサラウンド記録再生方式である。
概要

オブジェクトオーディオでは、予めチャンネル毎に割り付けられた音声トラックを用意するのではなく、音声トラックを位置情報と組み合わせたオブジェクトとして扱い、スピーカーの出力を音声の位置情報を元にリアルタイム演算して求める方式に変化している。従って、これまでよりも自由なスピーカー配置が実現できると共に、正確な定位感を実現することも可能になる。また、従来のドルビー規格もドルビーアトモスのシステムで処理することが可能で、サラウンド効果をより良く引き出すことが出来るようになる。従って、ドルビープロロジックIIzなどのチャンネル拡張技術を置き換える技術としても機能する。2012年に発表された『メリダとおそろしの森』は「ドルビーアトモス」を初めて導入した作品となった。同年6月にロサンゼルスにある世界最高峰の劇場であるドルビー・シアターに設置され、『メリダとおそろしの森』のワールドプレミア上映で初披露した。その後は同様に多くのドルビーアトモス対応映画が制作され、多くのシネマコンプレックスで体験できるようになっている。2014年からは家庭用の再生システムも販売されており、趣味層が導入するホームシアターの他、暗黙の内にスマートフォンにも搭載され普及している(意図して使われる事は少ない。例としては、iPhoneではApple MusicApple TVなどの一部コンテンツでのみ対応)。オブジェクトオーディオの理論としては、演算性能が確保できる限りスピーカーの個数を増やす事ができるが、ドルビーアトモスでは仕様上の上限が設けられている(演算性能を考慮して実用可能な最大数)。

ゲーム機では2016年に発売されたXbox One Sで初めてドルビーアトモスが対応し、のちにPlayStation 5も2023年でドルビーアトモスに対応した。
再生環境毎に分けられた規格

ハイエンドからローエンドまで様々なデバイス向けに規格が用意されている。映画館用の規格は、従来の制作時にミキシングを行う方式ではなく、ミキシング前の三次元位置情報(パン情報)が含まれたマルチトラック(128本)を再生側でミックスして出力する方式である。アクースモニウムと同様に再生環境に多くのスピーカーを配置する。家庭用の規格は利用環境に制約が多い事を考慮して、映画館用の規格のサブセットとして仕様が簡略化されている。例えば、スピーカーの本数の上限が少なかったり、音声が完全にオブジェクト化されていなかったりする。家庭用のハイエンドであるホームシアター規格は機材の高価格や住環境の制約から広範な普及には至っていないが、ヘッドホン規格はWindows 10やスマートフォンにも広く搭載されるなど、用途の幅を拡げ、2021年5月に発売されたiMacも対応するに至った。特に、各家庭で人気となったゲームやVRやARなどの体験型デジタルコンテンツは元々オブジェクトベースで音声を演算しているため親和性が高く、ドルビーアトモスの採用も積極的に進められている最中にある。テレビ用の規格はHDMIケーブルが必須であり、一度ドルビーアトモスを再生機側で有効にすると他の音源の同時出力は強制的に不可能になる。アトモス出力時にステレオなどの別音源が混入した場合、混入時のみ音源のオブジェクト化が一時的にオフになる。また、ドルビーアトモス用の信号はドルビーデジタルプラスかドルビーTrueHDと互換性がある。
後方互換

ドルビーアトモスの規格で作成されたコンテンツであれば最高のサラウンド効果を得られるが、7.1ch,5.1ch,2chなどの従来型の音声規格であっても、従来の規格通りに再生するより高いサラウンド効果が得られるように設計されている。逆に言えば、DTS:Xは下位互換の音源の拡張ができず、強制的に元の音源をそのまま出力する仕様である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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