ドルアーガの塔_?the_Phantom_of_GILGAMESH?
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『ドルアーガの塔?the Phantom of GILGAMESH?』(ドルアーガのとう ザ・ファントム・オブ・ギルガメス)は、かつてウィローエンターテイメントが運営していたMMORPG(一部MORPG)。

ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)のアーケードゲームドルアーガの塔』をモチーフに、テレビアニメ『ドルアーガの塔?the Aegis of URUK?』とのクロスメディアプロジェクトとして運営開始[1]。クローズドβテストが2007年12月に行われ、2008年3月からのオープンβテストを経て、4月1日に正式サービス開始。2016年4月1日をもって、運営を終了した。

2013年10月9日までは『ドルアーガの塔?The Recovery of BABYLIM?』のタイトルで運営されていた。



概要

開発はキューエンタテインメント、運営はロッソインデックス(旧・ゴンゾロッソ)→2012年5月1日よりウィローエンターテイメントに移管。原作『ドルアーガの塔』の開発者・遠藤雅伸スーパーバイザーを務めており、ゲーム中にも自身の専用キャラクター「遠藤雅伸 ★」でログインしている[2]

原作より後の時代を舞台とする、「バビロニアン・キャッスル・サーガ」の外伝という位置付け。ゲーム内のNPCが語るところに拠れば、ドルアーガの塔を脱出したギルガメスとカイが、「まだやり残したことがある」と言い残して旅立ち、行方不明となっている。そのため宰相「サルゴン」が二人の留守を預かっているとされるため、時期としては『ザ・ブルークリスタルロッド』とほぼ同時期と考えられる。また、アニメ版『ドルアーガの塔 ?the Aegis of URUK?』などから見て80年前の世界とされる。

MMORPGとMORPGの2つの要素を併せ持つことで、初心者からベテランまで楽しめると謳われている。また、昨今のオンラインゲームの主流である「基本プレイ料金無料、アイテム課金」制を採っている。
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この節の加筆が望まれています。

ゲームシステムはオーソドックスなMMORPGで、『エバークエスト』や『ファイナルファンタジーXI』などと同様である。以下、本作独自の要素を記載する。

ドルアーガの塔サービス開始時より実装。塔の中はMORPG形式となっており、自身のパーティー以外のプレイヤーは存在しない。塔はパーティーメンバーのレベルが「階数の2倍」に設定される(1階ならレベル2、2階ならレベル4)。これにより、装備にレベル制限のある武器や防具も使用できなくなる。登頂できるのは、パーティー内で最も低いレベルのプレイヤーキャラクターに合わせられる(端数切り捨て)。またレベルには上限(キャップ)があったため、おのずと登頂できる階には限界があった(2016年1月27日のアップデートで最上階まで開放された)。各階には「エニグマ」と呼ばれる宝箱が存在しており、フロア内で条件を満たすことでエニグマが出現する。フロアによってはエニグマが複数存在するもの、特定のエニグマを出現させることで出現可能となるものもある。塔では通常の報酬のほか「混沌の血」と呼ばれるものが手に入る。混沌の血は「サキュバスの窟」にて使う。

サキュバスの窟ドルアーガの塔の近くに存在するダンジョン。2009年8月31日に一度実装された[3]ものの、不具合の発生により閉鎖。公開テストを経て2010年2月3日に再公開された[4]。塔と同じく、MORPG形式でパーティーメンバー以外は存在しない。ダンジョンの探索には時間制限があり、時間内に脱出できないと強制的に退出させられ、中で獲得したアイテムはすべて没収される。制限時間はパーティーの人数が多いほど増えるほか、ダンジョンに入る前に「混沌の血」を使うことで延長できる。ダンジョンはおもに部屋と通路で構成され、部屋には宝箱や敵、下層階に移動できる「深淵の穴」が存在する。宝箱は敵を倒すと落とすこともある。ダンジョン内にはトラップが仕掛けられ、踏むとしばらく動けなくなる、移動速度が遅くなるなどのマイナス効果を受ける。「深淵の穴」に入ると、「大地の甘い水」というフロアに入ることがある。入った時点で制限時間が少し増えるほか、地上に戻るかさらに下層階に移動するかを選択できる。なお、地上に戻るには必ず「大地の甘い水」から戻らなければならない(ダンジョンの最下層は必ず「大地の甘い水」となる)。「大地の甘い水」から地上に戻ると、獲得したアイテムを持ち帰ることができる(ダンジョン内専用アイテムを除く)。ただし、複数人のパーティーで探索した際、アイテムは分配される。アイテムは一部を除き、未鑑定状態となっており、地上で鑑定する必要がある。鑑定はNPCの鑑定士が行うが、成功確率により5つのランクに分かれており、成功率の高い鑑定ほど高額となる。なお、鑑定に失敗したアイテムは「ポケットティッシュ」となる。

幻の塔

主な用語
登場人物

プリンス・ギルガメス(ギル)
原作『ドルアーガの塔』、『ザ・ブルークリスタルロッド』の主人公でプレイヤーキャラクター。先王マーダックの息子であり王太子。後のバビリム国王/ウルク国王ではあるが、本作時点では即位前。ゲーム内ではNPCによる発言にその名が見られるが、上記のとおりゲーム内での登場は無し。

カイ
原作『
カイの冒険』、『イシターの復活』の主人公でプレイヤーキャラクター。イシター神殿の巫女で、後のギルの后。


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