ドリームス_(クランベリーズの曲)
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「ドリームス」
クランベリーズシングル
初出アルバム『ドリームス(英語版)』
B面

「ホワット・ユー・ワー」

「ライアー」

リリース1992年9月28日 (1992-09-28)[1]
ジャンルドリーム・ポップ[2][3]
時間

4分32秒 (アルバム版)

4分15秒 (英国ラジオ編集版)

4分2秒 (米国ラジオ編集版)

レーベルアイランド
作詞・作曲ドロレス・オリオーダン、ノエル・ホーガン(英語版)
プロデューススティーヴン・ストリート(英語版)
クランベリーズ シングル 年表

「ドリームス」
(1992年)「リンガー(英語版)」
(1993年)

ミュージックビデオ
"Dreams" - YouTube


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「ドリームス」(Dreams)は、アイルランドのロック・バンドのクランベリーズのデビュー・シングルである。1992年9月にアイランド・レコードより発売され、後にバンドのデビュー・アルバム『ドリームス(英語版)』(1993年)に収録された。この曲は1994年初頭にアメリカのHot 100のトップ50と全英シングルチャートのトップ30にランクインした。1990年のデモ・バージョンはバンド初期のクランベリー・ソー・アス名義で同年夏にアイルランドのみで発売された。曲の最後でバンドのリード・シンガーであるドロレス・オリオーダンの元恋人のマイク・マホーニーがバッキング・ボーカルを歌っている[4]

2017年、バンドのアルバム『Something Else』でこの曲のアコースティック・バージョンが収録された[5]
背景

リード・シンガーのドロレス・オリオーダンによると「ドリームス」は若年期の恋のために書いた作品であり、彼女は「アイルランドに住んでいた頃の初恋について書いた。(中略)初めて本当に恋した気持ちについて書いたのです」と説明した[6]。この曲は後に「リンガー(英語版)」と一緒にデモ・テープで発表され、バンドの盛り上がりに貢献した[7]

2019年の『ニュー・ミュージカル・エクスプレス』のインタビューでギタリストのノエル・ホーガン(英語版)はこの曲について次のように語っている:.mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}ドロレスが亡くなって初めて「リンガー」や「ドリームス」のような曲がわかるようになった。それらは私たちにとってセットリストの中の曲でしかなく、他の皆はそれらのことで頭がいっぱいだった。そして今それらを聴くと、若い人々にとってどれほど素晴らしいかがわかるが、1年前まではそのことをまったく理解していなかった。私たちはそれを生涯で何度も演奏し、セットの一部になっていたけれど、今は違う。私たちはそれを残し、遺産にすることができてとても幸運だ[8]
批評家の反応

1992年の発売時に『メロディ・メイカー(英語版)』のイアン・ギティンズは「ドリームス」をシングル・オブ・ザ・ウィークに選んだ。彼は「酔わせるような、魅惑的な、聖地を横切る繊細なワルツ」と賞賛し、「さあ、いますぐ『ドリームス』の繊細かつ深遠な喜びを楽しもう。クレンベリーズがこれほど素晴らしくなくことは2度とないかもしれない」と締めくくった[9]。1994年の再発売の際に同誌のポール・マサーは「リンガー(英語版)」ほどの高みに達していないと感じた[10]。『ミュージック・ウィーク(英語版)』のアラン・ジョーンズは「長く続く『リンガー』とは全く異なるトラックである『ドリームス』はよりアップテンポな曲で、メロディックではないが、それでも良い出来だ」と評した[11]。『スマッシュ・ヒッツ(英語版)』のリーサ・ダニエルズはこの曲を5点満点中4点とし、「素晴らしい」フォローアップ曲だと賞賛した。彼女は「ツンツンしたギターと派手なドラムで冒頭からあなたを夢中にさせる。そして落ち着きを取り戻し、ドロレスが天使のように歌い出す」と書いた[12]。『スピン』のチャールズ・アーロン(英語版)は「モダン・イングリッシュ(英語版)の『アイ・メルト・ウィズ・ユー(英語版)』のドラムビートに乗せてシネイディッシュが慟哭する。ヤバい。しかしこのビデオを耐え抜いた後、シンガーのドロレス・オリオーダンには白馬で小走りしたり田舎でいい男を掘り起こすよりももっと魅力的な夢を持ってほしいものだ」とコメントした[13]
ミュージック・ビデオ

この曲のミュージック・ビデオには3つのバージョンが存在する。最初のバージョンではドロレス・オリオーダンが『ドリームス(英語版)』のアルバム・カバーで見られるオリジナルのヘアスタイルで登場する。ビデオはオリオーダンを中心に展開し、彼女が十字架を背もたれにした椅子に座ったり、顔と目がクローズアップされている間、他のバンドメンバーがビデオを通してフラッシュアップする。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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