ドリーの冒険
The Adventures of Dollie
監督D・W・グリフィス
ビリー・ビッツァー
『ドリーの冒険』(ドリーのぼうけん、The Adventures of Dollie)とは、1908年のアメリカ合衆国のサイレント映画。D・W・グリフィス監督のデビュー作。ジプシーに誘拐された少女ドリーが樽ごと川を流される、という内容。この映画の現存するプリントはアメリカ議会図書館のフィルムアーカイブに所蔵されている[1]。
大正時代の日本の文献には『ドリイの冒険』と表記されているものもある[2]。 夏の日の午後、ドリーは両親とともに川に遊びにゆく。するとそこにジプシーの物売りが近づいてくる。いらないと母親が断ると、ジプシーは逆上。母親に掴みかかるが、父親に叩きのめされ去ってゆく。おさまらないジプシーは腹いせに娘のドリーを誘拐。樽に隠して移動中、樽が川に落ちてしまう。樽ごと川を流されるドリーだが、下流で釣りをしていた少年に発見され、無事に両親と再会する。
あらすじ
キャスト
父親:アーサー・V・ジョンソン(英語版
母親:リンダ・アーヴィドソン(英語版)
ドリー:グラディス・イーガン(英語版)
ジプシー:チャールズ・インスレー(英語版)
ジプシーの妻:マデリーン・ ウェスト
出典^ “ ⇒Progressive Silent Film List: The Adventures of Dollie”. Silent Era. 2008年4月3日閲覧。
^ 『欧米及日本の映画史』プラトン社、1925年、84-85頁。
外部リンク
The Adventures of Dollie - IMDb(英語)
The Adventures of Dollie - インターネット・アーカイブ